西村ミツルのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
一流ホテルの料理人から、ベトナム大使館の料理人になった男が、いろいろな外交の場面で料理の腕をふるうという話。中盤からは、日本に舞台が移って、料理と外交(外国との関係)の密接な結びつきが描かれる。
ストーリー的には、料理で難題を解決する『信長のシェフ』に似たフォーマットだけれど、この作品の場合は料理で解決する問題がより分かりづらいところが面白さを生んでいると思う。外交的に対立している場合に出す料理、というエピソードもあるけれども、実際は「もっと仲良くしたい」とか「なにが問題なのか分からない」という曖昧な場面で、料理をきっかけに解決策を模索するところがこの漫画のキモだと思う。
登場人物は、 -
Posted by ブクログ
金曜深夜に放送されていたドラマ版「信長のシェフ」。「探偵ナイトスクープ」の後、晩酌がてら見るようになった。
玉森くん演じるケンはフレンチのシェフ。シェフ仲間の瑤子(香椎由宇)と婚約中だが、あるとき何故か戦国時代にタイムスリップしてしまう。
刀鍛治の夏(志田未来)は記憶の大半をなくした彼を自宅に匿うのだが、彼の作る料理は見たことも聞いたこともないような美味しさであった…
評判を聞きつけた織田信長(及川光博)と部下の豊臣秀吉(ゴリ)が彼を料理番にするのだが…
ミッチー信長の無茶振りに対し毎回趣向を凝らすケンの料理が美味しそうで、失われた記憶が少しずつ戻ってくるのも面白くて毎週楽しみにしてい