西村ミツルのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
これほど、胸熱くなる料理バトル漫画も、そうはない
荒削りな前途洋洋の若々しい魂を、料理勝負ってカタチでぶつけあって、解り合う
これは感動しちゃうでしょ
どこがどう面白いのか、そこを詳しく説明して、と言われるとホントに困ってしまうレベル
料理漫画だから、登場する料理が垂涎モノっては当然の理由だが、キャラも天道先生も全力を出し切ってるって判る荒々しい迫力のある画、個性がそれぞれに際立つキャラ設定、上にも書いたが青少年の真剣勝負を緻密に描いているストーリー、キャラの心にも読み手の心にも真っ直ぐ届いてくる台詞、考えると「面白い」と思う理由がいくらでも出てくる
読むと心が満たされる一方で、どこか飢えてしまう作品だから、漫画読みが持つ胃袋はこの『ヘルズキッチン』に刺激を受けて、食らいつくように、皿を舐め取るように、読んでしまうのか?
ただ一つハッキリ、声を大きくして言いたいのは、心の底から誰かを想って作った料理なら、必ず、想いが相手の心にはちゃんと伝わってくれる、ってコト
男同士の美しい友愛を、守屋悟×立花京の激闘に私は確かに見た!! -
購入済み
面白い!
タイムスリップものはいろいろありますが、主人公のケンが誠実でクレバーで、そして信長を始めとするまわりのキャラがしっかり立っていて面白いです。店舗もよく早く続きを読みたくなります。TV化されたのも頷けます。どなたでも買って損はないと思います。
-
Posted by ブクログ
今回は珍しくコミック本の紹介。漫画も読まないわけではないけど、なんせ読むスピードが早いのであんま記憶に残らないんですよね。でも、これは面白かった。
主人公は現代から戦国時代にタイムスリップしたシェフのケン。この辺りはテレビで大ヒットした「JIN 仁」に設定が似てなくもないですが、あちらは医者で幕末が舞台だったのに対し、こちらは料理人で戦国時代。戦乱の世で、人がいつ死ぬかという時代に、凄腕のシェフがタイムスリップするという設定だけでも奇想天外です。
でも、逆にそれがいいんですよね。死がいつも隣り合わせだった時代だったからこそ、人の心を動かすのが”食”であるというのが物語の根底にあり、これにすごく共感するのです。前に会社の研修で、人と食事をするということは、その人に対して胸筋を開くという行為をすることと同じと聞いたことがあります。衣・食・住という生活に関わる、もっともプライベートな事項でありながら、もっとも疎かにしやすいのが”食”でもある。でも、その”食”で人の心を動かしたり、癒したりという効果があることが、物語を進めていく重要な起爆剤になっているのです。
それに戦国史好きにも嬉しいキャラクターや、重要なトピックにうまく物語が絡んでいることもいい。ケンの初陣が、信長の生涯の戦いの中ではいささかマイナーな伊勢侵攻の北畠家との戦いというのがすごくマニアック。。この後に朝倉・浅井の連合軍との戦い(金ケ崎の逃亡劇、姉川の戦い)や本願寺との戦いも絡んでくるというのは、、、考えるだけでもワクワクしてきます。