綱本将也のレビュー一覧
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ピピンチャレンジカップ第2戦。相手は南米の強豪ウルグアイ。スコットランド戦不出場の椿は練習からやる気満々。とはいえ、初召集の若手がスタメン出場することはなく、ベンチスタートです。相手のウルグアイは監督同士の因縁でヒートアップ。あれだ、ブランって笑って人を刺せるタイプの人間だ。笑ってるけど目の奥は笑ってない、ていう怖い人だ。
本気のウルグアイ相手に、1-2で前半終了。
わかるわかるよ、コータくん。応援しているチームで今季売り出し中の若手がA代表召集となれば、劣勢の巻き返すために新戦力投入だ!!というのはよーくわかる。
でもねー、そうそううまくはいかないんだよ。いくら今期の椿がシンデレラストーリ -
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引き続いてのA代表編。現代表のエース花森活躍の37巻です。たぶん、モデルは香川なんじゃないかな、と思いますけど。プレイ的に。イケイケのころの、五輪の頃の前園もあんな感じだったのかな、と思います。ビジュアルは違うけどね。
城島=長友はわかりやすい。ほかの二人はだれだろ?アレックはハーフナー?桐生は誰だ?原口?
海外組を含めた日本代表の面々に、格の違いを見せつけられる椿。ここで意気消沈してしまう、ヘタレメンタル復活かと思いきや、何かを期する表情。
飛躍の今シーズン。さらなる高みへ飛翔できますかどうか。
ま、試合に出ないことにはね。お願いしますよ、ブラン監督。 -
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大坂ガンナーズ、後半戦。
開始早々、ガブリエル負傷交代。ここまで途中加入で、攻撃の切り札となってきたガブリエルの退場は痛い。この試合ももちろん、今後の試合でも。戦術カードが一つ減るってことなので。
ダルファーとハウアーの覚悟と誇り。それがあるから勝負強くて、ガンナーズはここまで強豪と言われてきたんだろうな、という同点弾。ハウアーじゃないけどね、決めたのは。
一進一退を繰り返す展開。試合の主導権を取るべく、選手交代・ポジションチェンジを使って両監督が動きます。
その結果が表れたのはETU。椿のミドルが勝ち越しゴールとなります。攻守の切り替えの隙間に、いち早く反応した椿。攻守の切り替えのふとした -
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東京ダービー開幕となる第一巻である。
決起集会での盛り上がりから、東京ダービーへと繋げていく物語の盛り上がりは非常にスムーズであり、代表戦からリーグ戦へと視点を戻した物語が再びETUを中心に加熱していくことだろう。そのことが強く予想される立ち上がりとなっている。
それだけに惜しまれるのは、次の巻で一つダービーが佳境に入ってから年をまたぐ流れになっただろう2016年の隔月刊行がここに来て延期となっており、次巻が来年にまで持ち越しとなった点だろうか。
作者の方の負担が大きかったのだと思うが、ここでのストップは読者としては残念ではある。
あくまで試合立ち上がりまでの物語であり、その点を加 -
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左利きの本領発揮です王子。なぜに左利きの選手は、どこまでも左足のキックにこだわるのか。今回の王子のシュートが、いい例です。現役時代の名波がそのいい例かな、と思いますね。アウトサイドのパスとかね。場面は違えど、すごく王子のシュートシーンはかぶりました。
名波はワールドカップに縁がなかったよね。アジアカップなんだよな、活躍したのは。
選手個人、チーム全体、監督。それぞれが試合中に成長・進化のきっかけを手に入れることができたETUと名古屋の一戦。結末はガブリエル。
かっこよすぎ、ずるすぎの結末。これを目にすることができたサポーター・観客は幸せです。今季のETUは、そんな試合多くてうらやましい限り。