綱本将也のレビュー一覧
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前半戦終了で1-3のETU2点ビハインド。前半は持田劇場と呼べるくらい持田は大活躍。前巻のホンジュラス戦に引き続き持田無双。ETUはハーフタイムに立て直しができるのか。次巻の達海監督の采配が楽しみです。
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東京ダービー開幕。
ETUのホームタウンで行われるダービー決起集会に続き、サポーターのコールリーダー羽田の演説。サポーターの試合前のモチベーションは最高潮に達している。その頃の選手達は、達海監督からどんな言葉をかけられるのか。どんな決意で試合に臨むのか。 -
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東京ダービーに向けて、改めて東京ヴィクトリーの10番、持田の恐ろしさを知らしめる41巻。
A代表のホンジュラス戦、持田は怪我への懸念など関係ないとばかりの圧倒的な存在感と技術の高さを見せつける。
ETUにとっては東京ダービーを前に1番恐ろしい選手が…。東京ダービー楽しみです。 -
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ネタバレアジアカップ準決勝、オーストラリア戦の前半が描かれた53巻である。
いよいよ代表戦も大詰めが近づいているが、ここでは日本代表が実際でも見せているある種のナイーブさに焦点を当てた形である。
フィジカルの優位性でゴリッゴリに押すチームに日本は弱い、というのは物語上でも語られている通りだが、まさしくその通り、現実のフラクタルのように先制しながら振り出しに戻るしんどい展開がここでは描かれている。
椿先発での活躍も一瞬のこと、前半の間に2-2まで詰め寄られつつ、しかし反撃の糸口は示唆されて……といった具合のところでこの巻はクローズしている。
試合内容的には動的であり、見ごたえのある展開にな -
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ネタバレ準々決勝・UAE戦の後半が描かれた51巻である。
ビハインドの状況を余儀なくされた日本は後半、選手交代を駆使しながら逆転を企図し、攻撃的なスタイルで臨んでいる。
その中心は花森とイスマイールのエース対決。前半はイスマイールに軍配が上がったが、この巻における両者は違った形で対照的な結果を残している。
さらに、ここでようやくブランが会見で述べていた持田の穴を埋める二人をピッチに立たせ、花森と合わせて前線でのイメージの共有を実現させている。
この「仲のいい選手同士での連携」というのは、なんとも日本らしいサッカーだと思う。
意地と意地のぶつかり合う熱い展開だが、物語は後半途上でクローズし -
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アジアカップ・グループリーグも最終戦の中国。ここまでクウェート・ヨルダンと撃破して決勝トーナメント進出を決めている日本代表です。ここで椿スタメン出場。
田沼親子の気持ちがよくわかる。そしてコータがイラつく気持ちもよくわかる。ゴローさん、結果知ってる人はニヤニヤしちゃだめ。ネタバレと同じくらいご法度ですよ。
中国戦で躍動する椿と窪田の若武者たち。彼らにかつての自分と持田を重ねる花森は何を思うのか。
といったところで、花森の登場。花森と椿&窪田がそろい踏みするのか、これはどんなサッカーを見せるのか、と期待させておいてダイジェストはずっりぃ。 -
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チームのさらなる進化をもたらすために、グループリーグで企むブラン。
ただのにこやかなフランス人ではないと思っていたけど、ここへきて怖さが際立ってきたような。外から見ているだけではわからない一面。代表戦をやっている甲斐もあるというものです。笑って人を刺せるタイプだな、ブラン。
その進化する日本代表の中心となるのは、やはりエース花森。ブランの期待も大きく、求められている結果も大きい。ただ花森個人としては、持田の存在が影を落としている様子です。同世代で対比されてきた彼ら。お互いに意識し合い高め合ってきたライバルであり、同じ感覚を共有できる相棒の二人。持田のケガは、花森に代表の期待よりも、待ち続ける -
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ネタバレ50巻ではアジアカップグループリーグ最終戦にケリをつけ、いよいよ決勝トーナメントへと突入している。
準々決勝のお相手は開催国UAE。折り返しまでが描かれた中で、日本代表のエース花森にライバル意識を持つイスマイールがFKからの得点を挙げて先制。0-1のビハインドで物語は終えている。
育成年代では結果を出しながらトップチームで結果を出せず、アジアへと監督業の場を移したマチューUAE代表監督もまた、同国出身のブラン日本代表監督へとライバル意識を燃やす描写が挟まれている。
アジアという舞台であればこそ、強国とされる日本へと闘志を燃やすチームとの対決が描かれるアジアカップは物語の温度が高め。緊迫 -
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相変わらず感動する
スポーツ全般に興味はないが、この漫画だけは読んでいて面白い。
監督や選手の想っていることがストーリーにしっかり絡んでいること、サブキャラの設定がしっかりしていてストーリーに立体感を出していること、など。
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ネタバレアジアカップが始まった中、エースの孤独に注目が集まる48巻である。
物語は初戦のクウェート戦、そしてヨルダン戦の前半一杯を描く形で展開しているが、ここでは先の巻から引き続き、初戦における意外な選手起用と、それによって複雑な心中を余儀なくされているエース・花森の姿が描かれている。
彼の心中の複雑さは巻末に描かれているが、本来はそこに居るはずの持田が今回も居ない状況で、彼は孤独を感じ、同時につまらなさも感じている。
おそらく、グループステージは彼の心中の膿を溶かす形で展開していくのだろうが、そこに食い込んでいくだろうことが予想されるのが椿である。
我らが椿がどのような形で彼の心の刺を外す