綱本将也のレビュー一覧

  • GIANT KILLING(38)

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     代表戦回、ウルグアイ戦の始まりである。ここで引っ張るかとヤキモキさせられる、後半頭の窪田と椿の交代シーンで物語はクローズさせられている。
     物語としてはブラン代表監督とウルグアイ代表監督のペーニャの因縁が示され、ガチで日本をボコりに来たウルグアイの姿勢が描かれている。椿らと同年代であり、ウルグアイの10番を背負うアルバロが重要なキャラとして描かれているのもこの巻の見るべきところだろうか。
     物語が熱を帯び始めているが、ここではまだまだ承前と言うべき物語が描かれている。というわけで、星四つと評価している。

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    2016年02月02日
  • GIANT KILLING(36)

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    主婦ウケ狙い?の小咄で代表選出会見を盛り上げるブラン監督。強化費捻出のためには競技人気は絶対必要だし、とにかく注目されないとね。もちろん、不甲斐ない試合をしてファンを失望させないことが一番重要だけど。2時間も時間を割いたあげく、イライラしか残らないとか本当に最悪だから…。
    A代表初選出の椿。活躍を期待してます。

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    2015年12月12日
  • GIANT KILLING(34)

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     大阪戦の始まりである。この巻では前半の模様が収録されている。
     立ち上がりは良く、攻め入る相手をいなしているETUが、スイッチが入って前掛かりになった大阪に対しカウンターを決める。二試合連続でゴールを決める夏木は、負傷から復帰してようやく乗ってきたところだろうか。
     そのまま前半は終了。夏の終わりである(つまり、両チームともに疲労がある)という要素を絡めながら、次の展開への期待を煽っているところはお見事。
     途中ということで、星四つ半相当と評価しているが、楽しませていただいた。

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    2015年09月30日
  • GIANT KILLING(36)

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     大阪戦の幕引きから、チャレンジカップに向けて召集される日本代表の話である。ETUでは達海以来の召集となったのは、やはり椿。伏線としては村越も可能性が感じられたが、今回はそのような形になったわけである。
     物語としては横道ではあるし、次の巻でチャレンジカップが消化されるところなどは少し引っ張られているような気がしないでもない。が、それもまたサッカーの一面であり、致し方ないところだろう。

     間ということもある。星四つと評価したい。

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    2015年09月30日
  • GIANT KILLING(32)

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     苦しみながら戦うETU、名古屋戦が進んでいる。
     後半も当初は押し込めた。だが点を入れられない。そんな中でぺぺに対するプレーでPKが取られ、黒田は二枚目のイエローをもらって退場。ここでの失点で事実上ゲームは決したかに見えた。
     だが、それでも終わらない。夏木のゴールで物語は終えられており、まだまだ名古屋戦は続く。
     非常に楽しい展開だが、ここでは星四つ半と評価したい。

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    2015年09月28日
  • GIANT KILLING(31)

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     名古屋戦の始まりである。
     緒戦こそジーノのゴールでチームが一丸となる姿が描かれたが、徐々に名古屋に押される展開となっていく。その中で、ストライカーのぺぺが絶好調であり、試合はひっくり返されてしまう。
     物語は熱さを増しているが、まだまだ前半の話であり、ここでは星四つと評価したい。

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    2015年09月28日
  • GIANT KILLING(29)

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     前回に引き続き、輝かしい結果を出した椿と、その一方でカップ戦で鹿島相手に惨敗したETU。その中で、サポーターが一丸となった融和のシーンなどは好材料だろう。
     続く浦和戦でも選手らは切り替えができず、そのことに気づきながらも思い悩んだ達海は選手交代の選択をした。そこで提示されたのは六番の数字、というところで物語はクローズしている。
     どのチームにも、こうした苦戦を強いられる時期というのはやってくるものである。その中でどうやって立ち上がるのか。そのことが試される回だろう。
     これもまた途上であるがゆえに星四つ半相当と評価しているが、物語的には重要なところであり、内容的には十分楽しませてもらった。

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    2015年09月28日
  • GIANT KILLING(28)

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     椿のアンダー世代代表での輝かしいデビューが描かれた巻である。
     あんなに引っ込み思案だった彼が、代表で堂々とプレーして、新たな友達さえ作っている姿を見ていると、なんとも言えない感動がある。藤澤記者の言うような、育て親の気持ちに近いものが湧くものである。
     その裏で、さらりと語られたETUのカップ戦での敗戦。物語は対照的に描かれているところだ。
     そのどちらもが途上であり、ここでは星四つと評価したい。

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    2015年09月28日
  • GIANT KILLING(23)

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     熱を増していく川崎戦、この巻では後半の途中までが描かれている。前半の打ち合いから一転して、公判は互いに固めた守備を基盤にしたにらみ合いが続いている。その均衡を崩すのはETUか否か、というところでクローズ、これは心憎いところだ。
     物語としての充実とはまた別に、やはりこうした濃厚なサッカー風景がこの作品の魅力であるし、その意味で大変楽しい巻だった。星四つ半相当と評価している。

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    2015年09月23日
  • GIANT KILLING(20)

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     上出来すぎるほどの展開で前半を終えたETUだが、山形は新たな形で後半に賭ける。その展開は読んでいた達海だが、さて、勝敗はどうなるやら。
     物語の密度は濃く、サッカーの展開は非常に魅力的な内実を揃えつつある。差し合いの続くこの展開こそが、この物語の本質的な面白みだろう。
     その一方で、やはりまだ物語が途上であり、ここでは星四つ半相当と評価している。どうもこの辺、シリーズとしての引きとしての機能と、一冊として読んだ際の満足感のトレードオフが起こっている感が否めない。

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    2015年09月16日
  • GIANT KILLING(19)

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     見るからに厄介な山形とのアウェー戦の始まりである。すでに、少しずつ向こう側のペースにはまりつつあるような、そんな不気味な雰囲気である。
     椿の覚醒があったが、残念ながら累積警告でこの山形戦では出場できないという始末である。守備を得手とした相手に彼のスピードは活きるだろうことが物語の中で再三指摘されているが、こうして出場できないことが大きな痛手となっていること自体、彼のチームにおける存在感を示していると言っていいだろう。
     物語は着実に進行している。

     このシリーズの悩ましいところだが、今回も試合をはさんでいるため、とりあえず星四つ相当と評価している。

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    2015年09月16日
  • GIANT KILLING(18)

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     札幌戦を逆転勝利で越えチーム状況が上向くETUだが、ホームでの神戸戦で試練のときを迎える。ターンオーバーするチームに、指示が届かないような雨中のゲーム、守護神を負傷交代で失う展開と、試されるときである。
     ファン同士の擦れ違いも物語の軸として展開し始めている。複合的な要素で描かれている物語は、その意味ではややテンポ感に欠けてはいるが、物語としてはその複雑な色合いが魅力的でもある。
     総じて星四つ半相当と評価した。神戸戦がどのような結末を迎えるか、楽しみにしたい。

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    2015年09月16日
  • GIANT KILLING(15)

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     達海が中心のETUの物語は、佳境に差し掛かっているといっていいだろう。
     コールリーダーの離脱、日本代表の新たな主軸を見に来た浮動層とファンとのズレ、そして会長によるワンマン的な経営。そこにイングランドからの代理人という要素が加わって、物語はすでに整っている。
     さて、これがどのような結末を迎えるのか、楽しみたいところだ。今回は星四つと評価したい。

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    2015年09月09日
  • GIANT KILLING(13)

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     熾烈を極めた東京ヴィクトリー戦を辛くも引き分けで潜り抜け、物語はオールスターへと進む。
     前半戦終了後の余興であり、ジャイキリというテーマからするとさほど重要なところではないだろうが、戦術的な面で達海の能力が示される一戦になりそうだ。
     とりあえずは今回、星四つと評価したい。

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    2015年09月09日
  • GIANT KILLING(12)

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     サイクルの終焉から脱しようと目論む東京ヴィクトリーと、その隙を突いて勝利を収めたいETUの対決は、後半半ばに故障明けのエース・持田が途中出場を果たしたことで、大きくバランスが揺れ動こうとしている……といったところで物語はクローズしている。
     白熱してきている物語だが、勝ちの目があるのかどうかは非常に怪しい感触である。相手にも相手の事情があって、それがゆえに相手の方が気持ちで勝る状況というのもまたリアリティかもしれないが、ジャイアントキリングというタイトルから考えると、果たしてそれが読者の欲する展開かは少々疑わしいところではある。

     様子見ではあるが、ここではとりあえず星四つと評価したい。要

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    2015年09月02日
  • GIANT KILLING(10)

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     シーズン中には必ずやって来る、主力選手を欠いての試合、川崎戦の始まりである。
     内容的には悪くないが、カウンターでチャンスを作りつつも点が入らず一点ビハインドで前半は終了する。後半にも特段の策はない。
     ただ、実際のところ、監督の仕事は準備といっていい。ハーフタイムに修正はできる。選手交代で微調整もできる。だが、弱いチームが強いチームに勝つジャイアントキリングを起こすためには、試合に到るまでの練習が最も重要であることは間違いない。この辺はリアリティだろう。
     途上ということもあり、ここでは星四つ相当と評価したい。

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    2015年09月02日
  • GIANT KILLING(8)

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     大阪戦も後半に入り、物語は乗ってきている。一人で勝手に悩んでいた夏木と、その悩みの解消に繋げるチャンスを作った椿のボール奪取。物語の熱は増していっている印象である。
     これでようやく一点を返してゲームが動き始めた。よく囁かれる「2-0は危険なスコア」ではないが、ジャイアントキリングのための舞台は整ったと見ていいだろう。
     とはいえ、ここまででようやく舞台が整ったという状況なので、ややテンポ感が重たくなっている印象は否めない。星四つ半相当と評価したい。

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    2015年09月02日
  • GIANT KILLING(7)

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     超攻撃的サッカーで無敗を誇る大阪ガンナーズ戦の始まりである。
     ジャイアントキリングを狙う相手としては申し分ないだろう。だが、ホームでの対戦でありながら先に失点を許し、前半のうちにさらなる一撃をもらう苦しい展開でこの巻はクローズされている。
     途上であるため星四つ相当と評価したが、さて、これはどう進むのか。達海の仕込んだ対策はどんなものなのか、楽しみにしたいところだ。

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    2015年09月02日
  • GIANT KILLING(6)

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     チームはリーグ戦とカップ戦を消化しながら勝ったり引き分けたりを続けている。FWの夏木の復帰が大きなトピックだろうか。存在感のあるキャラである。
     これもまたひとつの間だろう。良いチームが熟成されていく過程を横合いから眺めているような感覚である。それをテンポ良く進めているのだから、この辺はよくできている。
     今回は星四つ半相当と評価したい。

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    2015年08月25日
  • GIANT KILLING(4)

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     ファンの視点を交えながら、じわじわと真綿で首を絞められるように連敗を続けていくETU。彼らはついに因縁の元監督が率いる名古屋と対戦することになる、とそこでこの巻は閉じられている。
     公式戦5連敗はなかなか苦しいところだが、弱小チームが生まれ変わろうというのだから、むしろこれぐらい普通といえば普通である。それでも失意で熱くなってしまうのだから、サッカーという病は深刻なものである。
     ようやく舞台が整ったところだろう。今回はその準備のホップステップだったということで、星四つ相当と評価したい。

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    2015年08月25日