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『GIANT KILLING』は、東京の東のサッカークラブ、ETUが強豪クラブを相手に大番狂わせ(GIANT KILLING)を起こしていく物語です。
このマンガの魅力は、監督であり主人公である達海猛のプロデュース力とマネージメントスキル。と言いたいところですが、それだけではありません。
『GIANT KILLING』は様々な立場の人が描かれます。監督だけでなく、選手・コーチ・クラブの社長・広報・スカウト・スポンサー・スポーツ記者・サポーター・サポーターの家族。それら全員の注目が集まる場所が、サッカースタジアムであり、それら全員が同時に歓喜する瞬間が、ゴールが生まれる瞬間なのです。
「プロスポーツとしてのサッカー」の本質を捉えた数少ない、いや唯一といってもいいマンガかもしれません。
人々がサッカーに「熱狂」する理由が、きっとこの作品を読めば分かるはずです。
日本代表にまで登りつめたタッツミーと選手経験もろくに無いサックラー。
サッカー観は似ているかもしれないけど全く違う道を歩いてきた両監督。
サックラーの過去編が面白かった。
Posted by ブクログ 2011年07月27日
タッツミーとサックラーの似たサッカー観を持った監督同士の戦いが見ものになるかと思っていたが、今のところはまだタツミの予想の範囲内で試合が行われているようだ。
後半はもっと監督同士の読み合いやタツミの本気を見てみたいところ。
サックラーのETU戦への意気込みや思い、夢などもとてもよかった。
それ...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年07月26日
ジャイキリの真骨頂は監督同士の戦術戦
想定外のことは起こるものの、集団戦において戦術は大変重要です。今回は、選手経験ほぼ皆無の監督と代表経験もある選手経験豊富な監督です。決着はこの巻ではつきませんが、今のところ選手として経験値の差によって監督としての差を描かずに、差配、指導、人身掌握に...続きを読む
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