綱本将也のレビュー一覧
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前回に引き続き、輝かしい結果を出した椿と、その一方でカップ戦で鹿島相手に惨敗したETU。その中で、サポーターが一丸となった融和のシーンなどは好材料だろう。
続く浦和戦でも選手らは切り替えができず、そのことに気づきながらも思い悩んだ達海は選手交代の選択をした。そこで提示されたのは六番の数字、というところで物語はクローズしている。
どのチームにも、こうした苦戦を強いられる時期というのはやってくるものである。その中でどうやって立ち上がるのか。そのことが試される回だろう。
これもまた途上であるがゆえに星四つ半相当と評価しているが、物語的には重要なところであり、内容的には十分楽しませてもらった。 -
Posted by ブクログ
見るからに厄介な山形とのアウェー戦の始まりである。すでに、少しずつ向こう側のペースにはまりつつあるような、そんな不気味な雰囲気である。
椿の覚醒があったが、残念ながら累積警告でこの山形戦では出場できないという始末である。守備を得手とした相手に彼のスピードは活きるだろうことが物語の中で再三指摘されているが、こうして出場できないことが大きな痛手となっていること自体、彼のチームにおける存在感を示していると言っていいだろう。
物語は着実に進行している。
このシリーズの悩ましいところだが、今回も試合をはさんでいるため、とりあえず星四つ相当と評価している。