古谷実のレビュー一覧

  • ヒミズ(4)

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    この不快感と絶望感。
    雑誌連載で読んでいた時の衝撃は凄かった。
    影響を受けている漫画家さんもいますね。
    毒気が強すぎて、良い結果になっていないことが多いですが。
    映画を観て、再読しました。
    私は映画のラストを支持します。
    時代は変わったのです。
    絶望の果てにどう生きるのか?
    そういう物語を読みたいです。

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    2013年10月22日
  • サルチネス(1)

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    表紙がこれだし、中身の絵柄はおっさん(しかも超上手い)しそろそろどうだろう?そろそろ面白くないかもしれない‥と思っていたけどやっぱり面白かった。
    哲学だなー。そしてダメ人間だなー。
    美人妹のために自立したいというダメ兄はこれからどうなっていくのだろう、とちょっと先が気になる。

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    2013年09月01日
  • サルチネス(2)

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    主人公は「他人に迷惑をかけない」ことを内なる規範として自立を目指したはずなのに、「自立するためには他人の助けが必要なんだ」とも叫ばずにいられない生きづらさ。それが迷惑千万だ、という滑稽さ。

    「オレには昼飯や大便と同様に日常の中に自然に”死”がある・・・”生”の一部としての死だが・・・悪く言えばオレの命には何の価値も無いとも言える・・・とうてい他人様に迷惑をかけてまで守るような代モノじゃないし・・・ましてや苦学生をより苦しめてまで生き延びようなどもっての他だとわかっている・・・ではなぜオレは今青年に迷惑をかけているのか・・・それはつい先日死ぬ権利を没収されたうえに命に価値をつけられてしまったからだ・・・その権利を取り戻す方法とはただひとつ・・・オレの社会的自立のみ。そして自立をするにはどうしても人の助けが必要だと学んだ・・・だから青年よ。オレは君に助けを求める・・・そして君はオレを助けるべきだ。なぜなら人間は助け合ってでしか生きていけないからな」(第1巻 p202-203)

    自立とは金を得ることだ、と言い放つホームレスや、さらに、主人公には全く欠如している「承認欲求」を原動力とすることになんの躊躇ない強烈なドラ息子キャラも現れて、、、「自立とはなにか」を問う物語。3巻が待ちどおしい。

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    2013年06月11日
  • ヒメアノ~ル(1)

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    パッとしない主人公
    かわいいヒロイン

    うだつの上がらない男と無条件でそれを好きになる女、次々と起こるトラブル、日常に潜む狂気…

    マンネリと捉えるか安心して読めると思うか、それは貴方次第です。

    キチガイ殺人鬼の森田に焦点を当てて進んでいくストーリーが良かった。

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    2013年05月31日
  • サルチネス(1)

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    古谷実というと稲中がやっぱり有名なのだけれど、あちらとはまた違うバカど真ん中というか、なにより主人公は大真面目(に見える?)というのが面白い。そしてなんだかかっこいい。

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    2013年02月26日
  • わにとかげぎす(3)

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    富岡さんと羽田さんがうまくいって良かったね。
    それにしても、恋するって、弱くなったり悪い方へ考えが転がったりするよね。ふたの噛み合わなさも、微笑ましいもんです。

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    2013年02月13日
  • わにとかげぎす(1)

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    友達が一人もいなくても生きてこられた富岡さん。凄い!その語り口は、テンポよく面白い。
    ホームレスに貯金はたいたり、お隣が凄い美人だったり、どんどん人と関わってくる展開がどうなるのか?
    わくわくする本。

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    2013年02月13日
  • わにとかげぎす(4)

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    富岡さんの変化に拍手。私は個人的には羽田さんみたいな女になりたい。
    ヒミズのラストに打ちのめされていたので、べたであってもハッピーエンドで良かったね、と思う。
    が、ラストの頭から血を流しているようなカットは?!あれはだれなの〜?
    誰か教えて下さい。

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    2013年02月13日
  • サルチネス(2)

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    ここ最近の古谷実作品の、あの暗くて救いようのない世界。あれも好きなんですが、やっぱりこのサルチネスみたいにある程度のギャグ要素があると、安心して読めますね。しかしながら読んでる途中に襲って来る独特の不安感は流石です。癖になります。古谷実独特の言葉のチョイス、というか言い回しは、相変わらず天才だと感じました。

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    2013年02月10日
  • サルチネス(1)

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    1巻だけの現状では壊れ方も方向性もちょっと
    気持ち悪さが勝ってしまったけど、ここからこの繋がりが
    どんな変化をもたらしていくのか楽しみです。

    変わっていること、人と違うことが個性みたいな
    薄い感じにならずに、しっかりと自分を確立させていく
    人間の闇も光も含めたリアルな感情と
    変化への過程がみれたらいいなぁと思いました[*Ü*]

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    2012年10月25日
  • ヒメアノ~ル(1)

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    これまたなんでもない日常からカオスな事件に巻き込まれる系の古谷マンガです。
    安定の平々凡々な主人公に美人な彼女ができます。
    猟奇的な奴も出てきます。
    人生には多分、こういう毒素も必要なんだろうなー。
    そんな不思議な魅力があるマンガ。

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    2012年09月23日
  • わにとかげぎす(1)

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    ギャグもあるけど、基本暗いよね。
    ダメな奴が主人公の話ばっかりだけど、どーも気になる。
    そしてそんなヤツに美人でナイスバディの彼女が出来る話。
    ちくしょう。終わり方がまたなんとも言えない感じ。

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    2012年09月23日
  • シガテラ(1)

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    古谷お得意?の毒の効いた思春期全開マンガ。
    冴えない主人公に美人の彼女ができて…っていうやつです。
    共感は多分できない。けどなんかひっかかるものがあります。
    南雲さんが好きです。

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    2012年09月23日
  • ヒミズ(2)

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    ろくでもない人たちがたくさん出てくる。それぞれの描写がリアルで実際に自分が関わったらと想像すると寒気が走る。

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    2012年07月24日
  • ヒメアノ~ル(1)

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    古谷実おなじみの、何の変哲も無い日常を生きているさえない主人公、お笑い要因のこれまたさえない友人、日常に忍び寄る殺人事件、かわいらしいヒロインという面々なのだがその設定が過去のどの作品よりもばっちりとはまり込んでいる作品だと思う。

    アンチヒーロー森田の底知れなさとどんどん幸せになって行く主人公近辺の人々と主人公の対比がシガテラみたいなつぎはぎ感なく、緊迫感を持って読み進めることができた。

    最後の一こまいいな。古谷実の漫画はどんどん邦画っぽくなってる。

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    2012年07月18日
  • ヒミズ(1)

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    ネタバレ

    普通であろうとする主人公のひたむきな思いが、一度歯車がずれると一瞬にして転落の道へと落ちていく。マジメでありすぎるが故の思い込みの激しさ、苛立ち、葛藤。最後光が見えたかのようにみえて、あの絶望。鬱病をリアルに表現したら、こんな漫画になるのではないかと思う。01〜03年の作品だそうで、この時点で今や現代病の鬱をテーマにした古谷実の着眼点の鋭さに驚く。

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    2012年01月29日
  • シガテラ(6)

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    最終話の展開は泣けました。オトナになるってことは、なんとも切ないけど、だからこそ人生は素晴らしいんだと。
    心に残ったフレーズ
    『まず基本的に「自分は一人で生きていく」といじけ気味の強い覚悟を決める。
    その上で、もし「一緒にいたい」と言ってくれる人がいたら、心から感謝して共に生きる。』

    僕は、ほんと古谷実好きです。不完全なところが、信用できる。
    村上春樹、宮本輝レベルに好きです。これから彼のコミックは全部読みます。

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    2012年01月27日
  • シガテラ(1)

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    リアルだね。恋愛だけでも充分だったな。
    青春時代に、見なくてよかったとは思ってる。
    年を取ってから、私の大事だったヒトのことを思い出すために読みたい漫画。

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    2012年02月28日
  • シガテラ(1)

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    ヒミズと同じタイミングで再読。

    ボク的にはテーマ的にはヒミズとの連作になっていて、
    ヒミズの住田くんが手に入れられなかった「日常」っていうのを
    過ごしていくのも、なかなかタイヘンだよね~って話かなと思ってます。

    日常に起こるさまざまな困難や不条理に負けないためには、
    やっぱり大切な人(=南雲さん)とか好きなこと(=バイク)への
    愛の力が必要だよね~ってことが描かれているんだと思います。

    いや、ふつ~の人はその愛を手に入れるのが
    なかなか難しいんだろうけど。。。

    恋がしたくなるマンガです。

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    2012年01月04日
  • ヒミズ(1)

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    映画化前に再読。

    普通の日常を望むけど、主に血縁から来るしがらみというか、予め定められた運命らしきものに逆らえなかった少年とその彼に恋する少女のお話。

    震災をきっかけに普通の日常の尊さとか有り難さがが見直されている今、映画されるのは、偶然だろうけど、それ自体に運命めいたものを感じます。

    住田くんが「普通の日常」を望むのは、むしろ逃れられない強い運命を抱えているからなのかもな~って思った。

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    2012年01月04日