古谷実のレビュー一覧

  • ヒミズ(1)

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    人間は、常にギリギリで生きている。

    誰も彼も一緒、ただ、超えるかどうか。

    そして、普通を求めることがこんなにも苦しいなんて。

    この本は小説のような漫画。

    衝撃的でした。

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    2012年02月26日
  • ヒミズ(1)

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    映画館にて視聴、マンガは未読。
    こんなに重くしんどい映画は初めて。
    とことん追い撃ちをかけて打ちのめされる理不尽の嵐。
    でも、誰も悪くないんだ、きっと。

    人がじわじわと壊れていく姿は圧巻。
    住田と茶川役の二人は、今後目をみはる俳優になるだろう。

    鬱々とすること間違えなしだが、素晴らしい作品だと思う。

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    2012年02月07日
  • ヒミズ(4)

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    best of 古谷実。
    古谷実は、漫画界の太宰だと思う。
    稲中はメロスだ。
    稲中意外の作品はみな根暗だし。

    ラストの展開でハラワタが煮えくり返るほどにこの漫画燃やしてやろうと、今までの時間返せと、怒り狂い、
    ラストのラストにその怒りがはじけ飛ぶほどの爽快感を味わった。

    棺桶に入れてあの世でも読みたい。

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    2011年12月19日
  • シガテラ(1)

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    古谷実といえば『稲中卓球部』の破天荒ギャグスタイルが有名ですが、途中(10年前位)からシリアスな方向へ変わって行きました。
    シガテラはちょうど狭間及びそのちょい後の頃の作品です。
    人を殺したい衝動を抑えられない青年に彼女が目をつけられた。
    冴えない主人公の少し異常な毎日。
    平和とその反対はいつも隣り合わせ…海の中を歩くような作品です。

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    2011年12月01日
  • ヒミズ(4)

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    最後らへんで、茶沢さんの言葉を受けて、「一瞬 そんな、“普通”な未来を、本気で手に入れられるかも知れないと思った」って主人公のセリフがあるんだけど、この言葉が凄く重く感じられた。
    Syrup16gの曲で「イマジン」という曲があるのだけれど、その曲がまさにこの言葉をあらわしてる。

    主人公に対して、茶沢さんや色んなキャラクターが「大丈夫、住田(主人公)は今ちょっと“病気”なんだ」と優しい(と思っている)言葉をかける。
    この言葉が主人公の、分かってもらえない感=孤独感を助長している。
    主人公は全く病気では無い。少なくとも僕はそう解釈している。
    どこまでも普通で、ただ人よりも多くの事に気づいてしまっ

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    2011年11月12日
  • ヒミズ(1)

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    ヒミズはもぐら。
    日の光を見ると死んじゃうって知ってるのに、それでも少しでいいから太陽が見たかったんだなあ。
    ずーんってなるけど、大好きな漫画。

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    2011年08月19日
  • シガテラ(1)

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    大好きな漫画。
    シガテラ毒が小魚→魚→人間っていう感じで連鎖していくみたいに、自分のせいで周りのみんなに毒が連鎖していくっていう、若い頃の青くさい勘違い。

    自分はシガテラ毒だっていう思い込みが解けて大人になった荻野くんのラストはずーんってなった。
    思春期の勘違いはとても魅力的。

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    2011年08月19日
  • 行け!稲中卓球部(1)

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    なんといってもキャラが濃ゆい。そしてたまにエロティックな場面が、わたしの少年時代をもっこりさせてくれました(・_・ゞ ギャグマンガとしては私の中で一番のお気に入りです。

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    2011年08月09日
  • ヒメアノ~ル(1)

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    いつもの展開に同じパターンだけど最終回が切なすぎるのでまんてんです
    読み返すたびに胸にきゅ~ってなる。かなしい~

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    2011年07月14日
  • ヒミズ(1)

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    全巻通して。園子温監督&染谷くん&二階堂ふみちゃん(つまりそらお&レミー)で映画化と聞き、「あ、ヒメノア~ルの人だ(最後まで読めてないけど)」と気づきものすごく観たくなり、耐えきれず原作を読んでしまった作品。恐ろしく衝撃を受けた。ものすごい。とりあえずものすごい。「あなたは病気なのよ」と言われる、鬱気味で孤独で遂には父親を殺してしまって、でも友達がいて大切な人がいて「普通に生きたい」住田くん。結末はやりきれなくて涙ぐんだ。茶沢さんが真っ直ぐで可愛かった、だから彼女が泣くところは辛かった。冒頭にだけあるギャグは、ふつうの中学生のやりとり、という感じで、まあそこから既に住田くんは他の子とは違うよう

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    2011年07月01日
  • シガテラ(1)

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    怖い場面も多いけど、腹を抱えて笑う場面も多い。共感する部分だってたくさんある。

    男性向けマンガで終わらせるのはもったいない。

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    2011年02月24日
  • ヒミズ(1)

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    いつだって世界は不条理だ

    生きていれば誰もが味わう不条理を最大級にして突き刺してくる
    でもこれを読むと戦いたくなる

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    2011年02月17日
  • ヒメアノ~ル(6)

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    ラストがすごい。
    多分作者はあのラストのためにこの漫画描いたんじゃないかというくらい。
    一コマに2ページ使って。

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    2011年01月24日
  • 行け!稲中卓球部(13)

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    サメの話しよーぜ!

    とにかく愛しい。
    出てくる全てのキャラが愛しい。
    友達になりたい。

    後から思い出してププッと肩を振るわせられる。
    1~13巻、私の宝物。

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    2010年11月16日
  • 僕といっしょ(1)

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    ギャグとストーリーのバランスが絶妙。古谷実さんのマンガ大好きで全て見てるが、個人的にこれを人に薦めたい。これ以降の作品は、ギャグ成分はすごく薄くなってストーリー性が強くなる。この作品はそのバランスがすごく好き。

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    2010年10月23日
  • ヒメアノ~ル(6)

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    (若干ネタバレ気味なので嫌な人は読まないで)

    夜中に眠気を押し込めながら勢いで読んだので、再読したいのは置いといて。
    私は面白かったと思います。ラスト、批判が多いみたいですけど。
    常軌を逸した凶悪殺人犯・森田の恐ろしいまでに冷静な
    殺人への衝動、狂気が描かれてきたわけですが、
    あのラスト近く、自分の狂気を自覚した瞬間に泣き崩れる回想シーン。
    あそこにとてつもなく森田の人間らしさを感じました。
    森田も単なる殺人マシーンなのではなく、
    自分の狂気に怯え、苦しむ、人間だったのだな、と。
    古谷実はやっぱり天才。というのは、迷いなく言えるなー。

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    2010年10月11日
  • 僕といっしょ(3)

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    全4巻を通じて、最も完成度の高いのが3巻ではないだろうか。古典的ギャグ漫画手法のセオリーから逸脱せずに、今の時代の「個」を追う。最終巻の物足りなさに不満はない。あれはギャグ漫画の歴史と伝統に対する、ある種の敬意の表明に他ならないからである。

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    2010年08月13日
  • 僕といっしょ(1)

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    まんがあんま読まないんだけども、これ昔クラスの大人っぽかった男友達が貸してくれて、読んでずっと印象に残ってるんですー好きです。すっごい笑えるんだけど、悲しいんだよね。かわいそうなの。確か最後までハッピーエンドじゃなかったと思う、でも強く生きていくの。悲しいのよ。

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    2010年06月14日
  • 僕といっしょ(1)

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    馬鹿でテンションが常に高くて最終話の終わり方が酷いのも込みで面白い。
    4巻までしかないので集めやすいです。

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    2010年06月04日
  • 行け!稲中卓球部(1)

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    私が中学生の頃、兄弟みんなで集めてた、思いでのマンガ♪

    人生のバイブル(?)的なマンガです(笑)

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    2010年06月03日