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ド派手な刺青(いれずみ)。ヤクザのくれたピストル。中学の卒業証書。茶沢さんとの、溺(おぼ)れるセックス。そして、「自分にしか見えないバケモノの姿」……!! 憎き実父を手にかけたせいで、「おまけの人生」を歩むことになった住田。「世の中で一番悪い奴を成敗する」という目標にすがり、もはや命をつなぐのみ。「普通の人生に戻れる」チャンスに揺れつつも、パーフェクトな絶望に向けてひた走りゆく、彼の両手に残ったものは――!? 青春残酷物語、ついに完結!!
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Posted by ブクログ
最後らへんで、茶沢さんの言葉を受けて、「一瞬 そんな、“普通”な未来を、本気で手に入れられるかも知れないと思った」って主人公のセリフがあるんだけど、この言葉が凄く重く感じられた。
Syrup16gの曲で「イマジン」という曲があるのだけれど、その曲がまさにこの言葉をあらわしてる。
主人公に対して、茶沢さんや色んなキャラクターが「大丈夫、住田(主人公)は今ちょっと“病気”なんだ」と優しい(と思っている)言葉をかける。
この言葉が主人公の、分かってもらえない感=孤独感を助長している。
主人公は全く病気では無い。少なくとも僕はそう解釈している。
どこまでも普通で、ただ人よりも多くの事に気づいてしまっているタイプだ。
彼が茶沢さんに最後まで心を開かなかったのも「住田君は今ビョーキなんだよ」という言葉。ここで茶沢さんが理解してくれてないことを完全に把握。
誰一人理解をしてくれない孤独。主人公は最後まで一人ぼっちだった。
承認でなく理解を求めていたはずだ。
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