ヒミズ（２）

古谷実

クズな両親に捨てられて、底辺を生き延びる中学３年生・住田。ひたすら“普通に生きたい”と渇望するが、自分を嘲笑する「他人には見えないバケモノ」に悩まされる。それは、彼ひとりの問題のはずだった。しかし……。スリ常習犯の夜野は、親友・住田の借金600万円をサプライズ清算してあげるべく、とんでもない犯罪の片棒をかつぐことに!! そして、住田までも……!! ひたすら「普通の人生」に憧（あこが）れる――ちっぽけな願いがブレるとき。心の闇が、まわりの人間に“伝染”していく!!

• カテゴリ: 少年・青年マンガ
• ジャンル: 青年マンガ
• 出版社: 講談社
• 掲載誌・レーベル: ヤングマガジン
• 電子版発売日: 2011年07月01日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 96MB

[ブクログ · ★★★★★]

我が心の古谷様・４

はあ…

ため息すら漆黒になりそうな１作。
初めて読んだときは怖すぎて泣きました。
でも今は自分を目一杯落とす道具。
人間嫌になるけどね。

ここまでして伝えたいことって、私にはあるのか？

[ブクログ · ★★★★☆]

ろくでもない人たちがたくさん出てくる。それぞれの描写がリアルで実際に自分が関わったらと想像すると寒気が走る。

[ブクログ · ★★★☆☆]

　読み進めるうちに、「これは稲中とは少しテイストが違うなぁ。。」と気付き始めていました。→『ヒミズ(3)』のレビューへ続く・・。

[ブクログ · ★★★☆☆]

青春って、悲痛でジリジリしてて救いがないんだけど傍から見れば輝いてるし、過ぎ去ってしまえば美しいのかもしれない

[ブクログ · ★★★☆☆]

どうしようもない不安感を覚える。古谷実氏は一体、心にどんな闇を隠してるんだろう？誰でも心の裏に闇を抱えているものだが（ダヨネ？）彼のアレは一体……。物凄く嫌なニオイを感じる。

子供の頃に持ってた「あーなったらどうしよう？」「こーなったらどうしよう？」的な漠然とした想像の中の恐怖を全て詰め込んだゴミ箱のような恐ろしさだ。覗いたらヤバイ、と本能的に怖い。

cartoonnetworkで見る、「おくびょうなカーレッジ君」や「オギー＆コックローチ」もそういうニオイを発してるよな。

[ブクログ · ★★★☆☆]

図

真っ黒でシリアスな話をスラスラと読み進めてしまえる。
こういったものを求めているけど、まだ物足りてないのかな。