高松智史のレビュー一覧
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・圧倒的な価値を提供するのは当たり前。その上で、対面のクライアントに「ちゃんと」価値だけでなく、「恩」も感じさせるのが一流のコンサルタント。
・「直感で言うと、どっち?」「ヤマ勘でOKです。それ以上質問しませんし、責任も問いません」という相手が言いやすい状況を作ってしまう。
・「遅くとも」という、凶器。「遅くとも」は上下関係、上から目線の成分が含まれる言葉。自分が損するメールの典型。もし今日中に連絡がほしいのであれば、「予定を固めたく、今日連絡をいただく事は可能ですか?」「お忙しいところ、催促のようになっていしまい恐縮ですが」という文面で送ればよい。
・頭いいって何だろう?「そうぞうりょ -
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ネタバレプラクティカルであること を謳い文句にしてるだけあって、中身は現実的で面白い。が、頷けるところと首をかしげるところが混じっているので星4つまで。でも文体は好きです。
〇の項目は作者の独りよがりでも面白いので耐えられるが、△は作者の独りよがり感が強すぎると感じた。フェルミ推定は独りよがりから始まるのだが・・・いい加減すぎない? いい加減だから良いのか?
〇プロセスがセクシー
〇2つ以上の選択肢をつくり、より良いものを選ぶ
〇流してしまいそうな「表参道の」をハイライトするフチドリ思考
△筋が悪い例:選ぶ割合が1%と推定すると、2%になっただけで最終結果が2倍になる
△議論の単位は、日、週、月? -
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こびの売り方マニュアル。
量産型デキルやつ指南書。
ある意味、クソゲーの雰囲気を纏った名作。
口調や矛盾を見つける度にディスりたい気分になるが、既に作者の術中にハマっている。読書中にメモは取るなと言いながら、暗記が大事と打つ。忘れ物気をつけて下さいねの一言は行動を変える力を与えぬから、何も言っていないに等しいと。つまり、本著は口数少ない感じの仕立てだ。
論理度外視、イノベーション志向でもなく、ただただ、気に入られる人間を目指せと。しかし、面白いのは、その手法だ。世は論理、ナラティブといった一貫性を説得力の前提とする中で、そうしたものとは無関係に、暗記で自己暗示、言語で意識改革してしまうのだ -
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ネタバレ・感想
プレゼント企画が届かなかったので購入。。。
本シリーズもいい本でした!定期的に暗記のために見返していきたいと思います。
・Todo
★具体的な状況を勝手にまずおいてみる
打ち手バカにならず、課題、課題、課題を考える。
★課題が見つかる=裏返しをすることで打ち手の方向性が見えてくる
★新規事業はどのようなサービス提供を行うのか?を確認した上で既存事業が作り出しているビジネスモデル、ブランドも含めた生態系にどう影響するか?を明らかにする。
その後、プラスマイナスの影響、解決可否の2軸で分ける。
知りたいことは何かニ者分立で書いてみる。
良いアウトプットは良いインプットから。
社長がどん -
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【before】この本を読む前の私は、これらに思い至りませんでした。
・「頭がいい、とはどういうことか」→「想像力(創造力ではない、要するに思い遣り)があること。仕事だけでなく、人生の本質が詰まっている言葉。
・「報われない」と思う人、周りのせいではなく「言葉遣い」に原因がある。
・チャーム=物理的な強さ ✕ 距離感の詰め方 ✕ 詰めた時のパンチ力
物理的な強さ=イケメン・美人・可愛い
距離間の詰め方=自分で踏み込む力 + 他人に踏み込ませる力
距離が詰まった時に面白い発言・行動がないとチャームには変換されない。
・「制約なく自由に」問いに立ち向かうことが大切。
・「論点を分解」→ここがエネル -
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答えのない問題へのアプローチ:複数選択肢(一つに絞らない 答えがないのだから)からの選択と議論調(yes noを聞かない 答えないのだから)
fact は答えにならない(答えがないのだから)
ではどうするか factからの示唆(何をイメージできるか) 示唆に辿り着くにはfact と常識、factと常識、一般的 を比較してみる 「にもかか」ツール ○○にもかかわらず fact ○○をいくつも入れてみる
議論のコツ 相手の意見を単に否定しても埒があかない
→ B ○条件を見つけ、そうでないからAとして自身のA意見を主張する
自分の意見Aと違う意見Bを直接否定すると答えのない問いでは水掛け論 -
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この本のベストポイント
何か問題があったら常に「検討すべき論点は何か」を考える。
論点、論点、論点
打ち手でもTASKでもなく論点!!!
一番エネルギーを使うのは「論点」を分解すること。
「その論点を解くために、解いた方が良さそうな問いは何なのか?」
今までは「フレームワークから考え始めるもの」と思い込んでいたが、自分が考えた理由を単なる思いつきと思われないように、フレームワークワークを取ってつけたように作る。
あくまでも説明責任を果たすために。
フレームワーク=【A ハード】✖️【B ソフト】÷【C魔法】
直感=【直感が働く】✖️【その直感に従って、行動する】
このように「行動」のような -
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1.考え方を変える以外にもスキルとして変えれる部分は早く変えたいと思ったので読みました。
2.「愛と想像力」をもって人と関わったり、仕事に取り組むことが大切だということが本書の出発点です。それを表現しなくては相手には伝わらないし、人生もよくなりません。今の人生を少しでもよくするために、気遣いがどうやってやっていけばいいのかを述べています。
3.気に入ったフレーズがありました。それは、「愛と想像力」です。著者は口酸っぱく言っているのですが、できているかと言われるとそうではありませんでした。それが表に出てくるのは「言葉遣い」です。これによって引き寄せる運も、頼まれるタスクも変わってくるのだと教 -
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・フェルミ推定=未知の数字を常識・知識を基にロジックで計算すること
・「答えのないゲーム」の戦い方
①「プロセスがセクシー」
②「2つ以上の選択肢を作り、選ぶ」
③「炎上、議論が付き物」
・フェルミ推定=「因数分解」+「値」+「話し方」
・そこに至った考え方、一つひとつの行動を信頼し、その結果として「納得した」となる
①因数分解を2つ以上挙げて選択している
②論点となる部分を因数分解している
③リアリティをチェックしている
・因数分解の良し悪しの判断基準
第1指針=「ビジネスモデル」との整合性
第2指針=「その後の」議論との整合性
第3指針=「値」の作りやすさ
・「結論から言う」ことで、相手に -
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元BCGの方が書いた、思考と行動を変えるための具体策集といった感じの本です。
抽象的に書かず、具体的にどう行動するか、どういう言葉を念頭に置くかを書いてくれているので、どんな「ポンコツ」(筆者曰く)でも分かります。
マーケティングのフレームワークをよく仕事で使わないと、と思ってましたが、
フレームワークなんて演出で、自分が説明したいことがどれだけもっともらしいかを証明するためのものだと理解し、フレームワークの使いこなし方を学んだ気がします。
それより企画を考える時は、なぜ?という問いをいろんな角度から聞けるように磨いていきたいと思います。 -
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細谷功氏の「地頭力」でいっきに脚光を浴びたフェルミ推定。本作はこのフェルミ推定にスポットをあてた解説本で、はじめて”推定”する、という方が対象の本ですね(すでに”推定”できるという方には物足りないのではないかと…)。
はじめにで著者さんが書かれているとおり、非常にその技術がわかりやすく解説されていて、初心者でもある程度はできるようになるのではないかと思います。
肝心なところとしては、計算式を構築するにあたり、やはり世の中の仕組みについてどれだけの知見があるか、これが技術を下支えする部分になります。たとえば冒頭のマッサージチェアの問題に登場する「耐用年数」という考え方など、予め知っておかなけ -
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ネタバレ・感想
元BCG出身の高松さんの書籍。
コンサル時代にどんな考え方を学び活かしたのかをわかりやすくエピソード交えてまとめた書籍。
新入社員やちょっと燻った若手にはとてもオススメの本です。
今から読み、さあ実践しよう。
※時間なかったら目次と最後見たら大体いいと思います。
専門用語では?ってなるかもしれんけど。笑
・Todo
ビジネスは2項対立で考える。
論点思考を常に意識する
So-Whatは常に。事実と示唆を分けて、必ず2つ以上の示唆を出すこと。
フレームワークに捉われず、自由な発想で考えてから説明時にフレームワークに当て込む。