あらすじ
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「フェルミ推定」は、市場規模推定や売上推定を算出する為だけの思考法じゃありません。成長戦略、新規事業などに幅広く応用できる、いわば戦略思考の原点とも言えます。そして、その考え方を丸っと凝縮して一冊にまとめたのが本書です。
今までの「ロジカルシンキング」や「問題解決」書とは全く違う、プラクティカルでわかりやすい、新しい問題解決本がここに誕生しました。
高松節が炸裂しまくりの、最高に読みやすくセクシーなビジネス書。ビジネススキルの新境地としてのフェルミ推定を、ぜひ堪能してください!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
「ピンクボン万歳」
フェルミ推定が"万能の薬"だと確信した。
因数分解により問題の全体像と因数が分かる。
まさに問題解決の神髄。
本書の暗記は思考プロセスを自分の引き出しにどんどん入れていく感覚。
暗記に対する考え方も変わった。
黄色ボンと一緒に繰り返し読みたい一冊。
Posted by ブクログ
本のタイトル通り、フェルミ推定から問題の解決までの思考を学べる本だ。フェルミ推定といえば、単純に予想を立てるための考え方だけだと思っていたが、この本を読んだことで、ビジネスシーンや日常生活の中など、あらゆる場面で問題を因数分解し打ち手を出しやすくなることがわかった。抽象から具体にしたい人には読んでほしい冊だ。
Posted by ブクログ
この因数分解で議論できない、
プロットできない課題は何か?
ハウツーだけでなく、ハウツーを実績しても尚、
漏れてしまいがちな要素に触れてるのは実践的!
Posted by ブクログ
フェルミ推定の先入観ブレイカーな一冊!!
私はデザイナーです。フェルミ推定って言葉は聞くけどすごく難しくて何だかよくわからないイメージでしたが、出だしの10ページで価値観変わりました。
フェルミ推定は、
「世の中に起きてる出来事」に絡む全部のファクターを、テーブルの上にバンバンバンとはっきり並べて、それぞれの関わり方を方程式にして、詳らかにする考え方なんだ。ってめちゃくちゃ見方が変わりました。
これってコンサルだけでなくて、これからの時代、全部の職業で必要なセンスですよね。スゴイ。
実践しながら、読み進めるのが楽しみです。
Posted by ブクログ
プラクティカルであること を謳い文句にしてるだけあって、中身は現実的で面白い。が、頷けるところと首をかしげるところが混じっているので星4つまで。でも文体は好きです。
〇の項目は作者の独りよがりでも面白いので耐えられるが、△は作者の独りよがり感が強すぎると感じた。フェルミ推定は独りよがりから始まるのだが・・・いい加減すぎない? いい加減だから良いのか?
〇プロセスがセクシー
〇2つ以上の選択肢をつくり、より良いものを選ぶ
〇流してしまいそうな「表参道の」をハイライトするフチドリ思考
△筋が悪い例:選ぶ割合が1%と推定すると、2%になっただけで最終結果が2倍になる
△議論の単位は、日、週、月?
〇田の字をつくって左下と右上に数字を置いてから 軸を決める
△解像度を上げる:因数分解で細かくして、推定を積み上げる
△論点を絞る:デートする回数を、アプリでスワイプする回数に絞った
△事業理解と目標理解
Posted by ブクログ
『「フェルミ推定」から始まる問題解決の技術』は、戦略コンサルタント・高松智史氏による、思考力を鍛える実践的な指南書です。フェルミ推定を単なる概算テクニックではなく、「問題をどう捉え、どう分解し、どう考えるか」という思考の出発点として位置づけており、ビジネスのあらゆる課題に応用可能な視点を与えてくれます。
本書では、「成長戦略」「組織戦略」「新規事業」「市場規模推定」「問題解決のステップ」「議論の土台」など、現場で直面するテーマを軸に、フェルミ推定的なアプローチで論理を展開。複雑な課題も“自分の頭で構造的に考える”力へと昇華させてくれます。
ポイントとなるのが、「まずはこの一冊を暗記せよ」という著者の言葉。単に記憶することが目的ではなく、土台となる思考の型を身体に染み込ませることで、応用力のある“考える力”を育てようという意図が感じられます。
高松氏らしい軽快な語り口で、難解な概念もスラスラと頭に入る構成も魅力。実務に即した問題解決力を高めたいビジネスパーソンは手に取るべき一冊だと思いました。