はっとりみつるのレビュー一覧

  • さんかれあ(7)

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     7巻なので基本構造は割愛。
     わたしの持っている単行本のれあ嬢は、肌の色が鮮やかなのだが…ゾンビ娘としてはサイトの画像が正解なんだろうが、だからこそ現物と色味が違うのは問題な気がしなくもない。

     ZoMA編。
     主人公のおじいちゃんが所属していたゾンビ開発組織。
     ゾンビの凶暴性を抑える可能性を専門機関にかける旅。
     主人公は自分が作った…という事にこだわっているが、メモ通りに調合しただけで理論を理解していたわけではないのにここまで自信を持てるのは・・・。
     
     物語は進む。
     完璧に構成された展開で、衝撃的なラストで次巻へ続いている。
     愛猫を救い、ヒロインも救う希望と絶望をたたき込みな

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    2021年06月14日
  • さんかれあ(6)

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     6巻なので基本構造は割愛。
     
     基本的には、もともとゾンビ薬を作るきっかけとなった主人公の愛猫「ばーぶ」メインな巻。
     ゾンビと理性と別れ。
     
     理性を保っていられなくなり、ゾンビーのゾンビ化が進んだ先の選択。
     その段階に到達したときの、「主人公」と「れあ」の気持ちの違いがこの作品を決定される深いテーマな印象。
     
     死なない存在を「葬る」。
     死なないものにしか理解できない感情のようなものを感じた。
     や。作家は死ぬ存在だから、理解でせき無いことはないはずではあるけどね。
     この感情が、作品の肝なのかと。

     表紙に準じたおまけが、水着回の読み切り作品。
     息継ぎを必要としないゾンビ

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    2021年06月13日
  • さんかれあ(5)

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     5巻なので基本構造は割愛。
     
     今巻もセクシーカラー口絵付き。

     前巻ラストの絶対絶命から、バーベキューな感じを経てワンコ回。
     もうひとりのヒロインであるワンコ嬢が、女をあげた感じ。
     
     ゾンビ=死なない →永遠の命 な 図式が連想されるが、今作の場合、肉体的は腐敗と人間的な精神の維持という二つの問題があり、ゾンビとしての生命は永遠かもしれないが、人として生きられる限界がある・・・な、テーマも含んでいる感じ。
     ゾンビものとして重いテーマ。
     コレを適度にコメディをまぶしつつ、恋愛要素も足しつつの構成がまた面白い。

     本筋と関係ないかもしれないが・・・ヒロインのお母さんの反応がかわ

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    2021年06月10日
  • 少女不十分(3)

    ネタバレ 購入済み

    もうずっと、Uは無表情で、これからもまともな感情を失ったままなんだろうなと憂いていたのでラストシーンに救われました。

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    2021年05月30日
  • 少女不十分(2)

    購入済み

    これからどうなるんだろうなー程度にしか思ってなかったのに、Uの家庭環境が明らかになっていくにつれ
    震えた……

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    2021年05月30日
  • 綺麗にしてもらえますか。 5巻

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     熱海の海を写生する志井良ラミとの出会いが描かれた5巻である。
     赤枠のアンダーリム眼鏡に銀髪、民族色の強いトラッドなスカーフをまとう彼女は、熱海に工房を構えることになったカナダ出身の方。
     彼女の物語を軸に据えつつ、毬祥君の進路にまつわるエピソードが挟まる形で5巻は展開している。

     この作品については、大変良くて、逆に言えることが少なくなってしまう印象がある。
     熱海の風物を描く内容の面では、お裾分けされるミカンといった情景や、海に熱海城に秘宝館(!)と観光名所なども押さえられている。
     キャラ面でも、随所で顔を見せる矢柄さんに、一話ピアノの発表会エピソードが置かれた那色ちゃん、そして彼女

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    2020年09月14日
  • 綺麗にしてもらえますか。 4巻【デジタル版カバー】

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     順調に毬祥君が攻略されている4巻である。
     年上の天然美人お姉さんが気になって授業に身が入らない上に、無防備に好きだなんて言われたらね。クール系男子高校生でも限界あるよね。(笑)

     それはさておき、4巻はかなり腰を据えてお仕事物が描かれている。
     墨汁の難しさや季節の変わり目の繁忙、ぬいぐるみの洗い方や衣服に表れる生活の変化への気づきなど、クリーニング物ならではの内容がよく描かれていた。
     それをこの作品らしい温かなタッチで描いているので、ただ物語を楽しむだけでクリーニングという業界を見ることができるのだから、優れたお仕事物だと思う。

     なお、物語的には先代のクリーニング店へ関心の焦点が

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    2020年02月17日
  • 綺麗にしてもらえますか。 3巻

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    謎はなぞのまま。これはなこなか、巻が進むかもしれませんね。
    こんな純粋な心で毎日を一生懸命いきる人生、送ってみたいなぁ。

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    2020年01月27日
  • 綺麗にしてもらえますか。 2巻【デジタル版カバー】

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    少し謎めいている金目さん。
    穏やかな日常のなかで、ゆるゆると、向上していく。これぞ、理想の生活だなぁと。
    何度もよみたい漫画です。

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    2020年01月27日
  • 綺麗にしてもらえますか。 1巻【デジタル版カバー】

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    なんでしょう…ガスコンロ周りの油汚れをきれいに落としたあとのような、引出しの中身を全部出してきれいにかたずけなおしたような…
    読みながら、とってもすっきりするんです。
    だいぶおっぱい大きいですけど、へんなやらしさとかなくて。最近でた漫画では、久々の購入決定です!

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    2020年01月12日
  • 綺麗にしてもらえますか。 3巻

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    ネタバレ

     クリーニング店のお姉さん・金目さんを描いたシリーズ三巻は、SNSでバズっててんやわんやする金目さんが楽しめる巻である。
     このご時世にパソコンもスマホも持ってない(どころか「スマートフォン?」とハテナを付けて語る始末)のには恐れ入るが、小学生トリオの手によってフェイスノートの公式ページが制作されるエピソードが前半に描かれている。
     ちょっとしたことでバズったり、バズったことが一週間ほどですぐに忘れられたりする実にらしいエピソードであるが、ネット関連の話はまたいずれ顔を見せるかもしれない。
     その他には、今回初登場した市の職員・初鮎羽果の誘いで初島での(地元紙のための)撮影に参加したり、停電で

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    2019年06月22日
  • 綺麗にしてもらえますか。 2巻【デジタル版カバー】

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     クリーニング屋の金目さんを描いたお仕事物兼、情緒豊かな熱海の風物を描いたシリーズの二作目である。
     夏の色濃い風物が描かれたこの巻のメインは熱海こがし祭り。手作りの山車を競い合う様を、その準備の段階から十二分に描いた内容は素晴らしく、特にその当日の一話での無言の描写は圧巻の一言である。本当に美しく印象的だ。
     また、毬祥の友人である守大とその姉の久里留が登場したことで、物語の幅が自然と広がり、これからにも期待したい充実した内容になっている。
     恋愛に付属するだろう内容もやや動きを持ちつつ、それでいて物語の中心をクリーニングから動かさない安定感。テーマを良く消化した描き方だろう。

     総じて文

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    2018年12月13日
  • 綺麗にしてもらえますか。 2巻【デジタル版カバー】

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    はっとりみつるの持ち味であるノスタルジーとか、さんかれあ辺りから変わり始めた絵柄とか全部わーってイイ感じになっててあまりにも良すぎる

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    2018年11月08日
  • 綺麗にしてもらえますか。 1巻【デジタル版カバー】

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     熱海で小さなクリーニング店を営むキュートな女性・金目綿花奈の日常を描いた物語の一巻である。
     ゾンビ少女との恋愛を描いた「さんかれあ」や、西尾維新さんの作品をコミカライズした「少女不十分」を描いたはっとりみつるさんの新シリーズであり、昨今はよく見かける「綺麗なお姉さんは好きですか」路線の物語である。
     現段階では物語の舞台を整えている段階であり、彼女の記憶喪失や過去の物事に多少の含みを持ちながらも、基本はクリーニングをテーマにしたお仕事物として描かれた作品だ。
     また、この辺はサービス的なニュアンスも感じられるが、お風呂好きの金目さんは毎度地元の銭湯に足を運ぶシーンが加えられている。その一方

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    2018年04月05日
  • 綺麗にしてもらえますか。 1巻【デジタル版カバー】

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    専門的な仕事をこんな風に漫画にしてもらえるのは羨ましいです。はい。
    記憶喪失とかその辺の2巻以降で判明していくのでしょうか??

    単行本派はこれからが楽しみです。

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    2018年05月05日
  • 人外の嫁といちゃいちゃする アンソロジーコミック: 1

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    これについて、『異種恋愛物語集アンソロジー(3)』の感想で、ストーリーで負けている作品がある、と書いた
    そこを撤回する気はないのだが、全体的なレベルで劣っているかと言うと、そんな事はない。矛盾しているようだが、私の中では成立している
    この『人外の嫁といちゃいちゃする アンソロジーコミック』が、『異種恋愛物語集アンソロジー』に勝っている点、それは何と言っても、嫁、つまり、登場する人外が全て女性型であるコトだろう
    男性向きと表現すると誤解が生じる気もするが、ある意味、男の憧れを具現化してくれているのは、コチラだろう
    ストーリーも、『異種恋愛物語集アンソロジー』と比較したら見劣りする、と感じるだけで

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    2017年01月20日
  • 少女不十分(3)

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     少女に拉致監禁された作家志望の大学生の物語、そのコミカライズ作品はこの三巻で完結している。
     自分は原作を読んでいないので、この作品のどの要素がどこまで原作に従って描かれたものかは判断が付きかねるのだが、物語の中核をえぐるような演出は本当に素晴らしかった。
     最初から破綻が予告されていた物語は、この三巻でも静々と破綻へと向かって一つ一つ歩を進めている。象徴的に描かれた生きた化石が、Uにまとわりつく亡霊がいずこから現れたものかがここでようやく端的に紹介されている。
     そして、彼が唯一できたことが、彼女のその片鱗を剝がした。これが救いの表現であることは明らかだろう。ここでの彼の行いがどれほど彼女

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    2016年10月23日
  • 少女不十分(2)

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     二巻では、Uという少女の持つ背景が少しずつ露わにされていっている。学校での孤立、両親の不在、謎のシーラカンスと踊るワンシーン、彼女を縛る明らかなルール。これらは物語の進行とともに開示されながら、来たるべき破綻への予兆として不気味に描かれている。
     徐々に徐々に、本当にどこかから動物を拾ってきた子供のように、ペットの面倒を見きれなくなっている少女の姿が描かれる一方、主人公との共同生活で少しずつ心を開いていっている様も描かれている。彼女の異常性と、それに相反するかのような普通の女の子らしい喜びや焦り、驚きのような表情もよく描かれていて、目を惹く。
     総じて、やはり上手い。二巻もまた楽しませていた

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    2016年08月12日
  • 少女不十分(1)

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     西尾維新の同名小説のコミカライズである。私は西尾さんの著作には触れたことがないため、ここでは純粋に漫画として読んだ感想を残しておく。

     本作は作家である主人公が、まだ作家としてはどこかが欠けていた作家志望の大学生だった当時にある少女と出会い、拉致監禁されたその思い出を語る物語である。
     全体的にモノローグによって物語を展開しており、出会った少女をイニシャルで呼ぶところや、モノローグが多分に含まれているところなど、かつてあった「事件」への回想と言う世界観がよく表現されている。全体的に黒を多用した描き方、細い線なども回想のニュアンスを強めている。
     物語として見れば動きは少ない。出会い、監禁さ

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    2016年08月12日
  • さんかれあ(11)

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     遅まきながら、最終回を読ませていただいた。優れた最終回だったように思う。
     この作品をご都合主義と評価することもできるだろうと思うが、この物語で描かれるご都合主義は、ストーリーのために展開やキャラを犠牲にしているものではない。キャラたちに報いるような、そんな優しいご都合主義である。
     ホラーとして、そしてそこにまつわる切なさの描写としては本当に優れた内容だった。結末と、巻末に収録された特別番外編の優しさと美しさは得難いものがある。

     良い作品を読ませていただいた。この巻にしても、このシリーズにしても、変わらず星五つを捧げたい。

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    2015年10月29日