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Posted by ブクログ
わたしの六月はゾンビ月間。
完結巻なので基本構造は割愛。
長らく積んであったが、実はこの最終巻だけ発売当時新刊で購入していた。
やっと追いついたのに完結しちゃったので、急いで読まなくていいやと思っていたらこんなに年月が経ってしまった。
女の子ゾンビとの恋愛譚という事で、もっと死と不死性を強調したコメディよりのラブロマンスと思っていたが、しっかりしたホラーを土台に据えたロマンスだったことが嬉しかった。
朽ちていく身体、薄れていく理性。
そんな文字通りの限界の中で、己を掴んでいく。
結末を語ってしまうのは野暮なので控えるが、そんなホラーなラブロマンスとして一番の着地点に到達したと思う。
葬儀に出席したヒロインを温かく受け入れる皆の姿は、ご都合展開ではなく状況を知るすべての人の理解を示しているように思う。
おまけマンガまで含め、完璧な終章に満足。
きれいに実写で映画化してほしくもあるが、日本でやるとコスプレコントになっちゃうんだろうな。
Posted by ブクログ
遅まきながら、最終回を読ませていただいた。優れた最終回だったように思う。
この作品をご都合主義と評価することもできるだろうと思うが、この物語で描かれるご都合主義は、ストーリーのために展開やキャラを犠牲にしているものではない。キャラたちに報いるような、そんな優しいご都合主義である。
ホラーとして、そしてそこにまつわる切なさの描写としては本当に優れた内容だった。結末と、巻末に収録された特別番外編の優しさと美しさは得難いものがある。
良い作品を読ませていただいた。この巻にしても、このシリーズにしても、変わらず星五つを捧げたい。
Posted by ブクログ
最終巻。
それなりに色々あったものの何とか落ち着くところに落ち着いたのかなと言う感じ。
とは言え、もう少し日常を見ていたかったなあと言うのが本音ではあったかな。
アニメ版2期もちょっと見たいかなあとは思ったけど、後半は結構重いストーリー物になったりするから気軽に見るには1期で丁度良かったのかもとか。
おまけ漫画含めて良い話でありました。
Posted by ブクログ
読み終わりました。
ウミショーから比べると、すごく絵も可愛らしくなり、魅力的なキャラも合わせて面白かったと思います。
たまーに、絵が薄くなるときもありますが、そういう描き方ののでしょう。
話はゾンビ大好きな主人公の好きな人が事故で死んでしまい、その子がなんらかの要因でゾンビとして復活しちゃったラブコメです。
ワンコ、かわいいよ、ワンコ。
設定やら、話しやら途中のシリアスまではコメディ要素が強く、後半は恋愛要素が強くなります。
総じて面白かったとは思いますが、どうしてもゾンビとしての下りや説明が必要で、かつ、複雑なので中だるみした感は否めないかなぁと思います。
絵は好きなので、先生の次回作にも期待はしています。