三香見サカのレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
面白い
付き合うところまでしか読んでいないのですかこれはとてもいいです。高校生の初々しい恋というのがよく描かれています。7巻ぐらいまではぜひ読んで欲しいです。
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Posted by ブクログ
凛太郎の行動と覚悟は並大抵では無いからこそ素晴らしく思えたけど、本人的には反省というかやらかした感のある行動だったのね…(笑)
ここで凛太郎が以前薫子に捧げた言葉が彼女の口から返ってくる展開は良いなぁ。この恋人達は互いを支え合っているのだと判る。そうした関係だから凛太郎が弱った時に薫子が助けてくれる事は何も特別ではなく、特別ではないから凛太郎の力に成るのだと思えるね
そうして始まった凛太郎のお試し期間はどうなったのかというと…
本人的には「手応えが無い」と成るのは少し意外だったかも。実家のケーキ屋を手伝っていたが、他の店で働いた事が無い凛太郎としては新たな体験に心躍らせるか眼の前の現実に打ちひしがれるかと思いきや、そのような感想になるとは
それだけに、そのようなふわふわした感覚のままに合格を勝ち取るのは驚きでしたよ!
これ、「Plain」の従業員達が言っているように、凛太郎が過ごしてきた環境がそもそもレベルの高い場所だったようで
凛太郎は「Plain」で得た体験が当たり前のものだった。だから「Plain」が厳しさの基準に成る。そう考えればノワゼットの環境を「手応えがない」と感じてしまうのは彼にとって違和感を抱かない環境だった証左と言えるのかな
それがノワゼットチーフの評価へと直結し、凛太郎をノワゼットに迎え入れるに相応しいとの太鼓判へと繋がったのだろうね
こうなってくると、リュカですら「尊敬に値します」と評する「Plain」の環境がどのように形作られたのかと気になってしまう
そのような折に始まるのが杏子と圭一郎の馴れ初めですか
てか、圭一郎は高校生の時点でケーキ馬鹿だったんだなぁ……(笑)
洋菓子の甘い匂いが得意ではなかった杏子にとってそのような匂いに包まれた圭一郎は好んで近付きたいタイプではなかった筈。第一印象も悪かったし
けれど、律儀に人と関わろうとする彼女の姿勢は圭一郎の欲していたものであったんだろうね
圭一郎は部屋の鍵を掛けていたし開いた扉も直ぐに閉じてしまった。なのに、杏子は改めてお礼も言うし、味見役を求めれば素直な感想をも齎してくれた
それどころか、杏子は圭一郎が欠点や問題点まで指摘してくれる。圭一郎にとって杏子は求めて止まなかった相手
だからこそ、彼女が圭一郎に壁を作って苦しみを隠そうした際、彼の方から踏み込もうと思ったのかも知れない。彼女は二人と居ない人だから
そうした感情が込められたケーキは圭一郎が作るべきケーキの原点、唯一無二の相手へ届けようとしたケーキだから杏子の心に優しく響いたのかな
このような関係を築いていると、次は「いつ付き合うの?」という点に興味を抱いてしまうけど、ケーキ馬鹿で鈍感野郎な圭一郎にそこら辺を期待するのは難しいか?と思わせられていただけに、あのシーンは少し衝撃を受けたな
杏子は自分の夢を語れる圭一郎の邪魔をしたくないと、かつての日のように壁を作ってしまった。そこで夢の為に求める相手こそ杏子なのだと誠実に伝える圭一郎は良かったなぁ
というか、誠実すぎてもうプロポーズみたいになっていたけど。これってかつての日では踏み込む為の言葉を持たなかった彼が杏子相手だと踏み込む為の言葉を自然と持ち合わせられるようになっていたとも言えるんだろうな
そうして、踏み込んでくれた圭一郎に対して、かつての日では言葉を返す事が出来なかった杏子が彼の想いに対して自分の感情を有りの儘に示せた点はとても良かったと思えますよ!
好きな人にケーキを食べて欲しいとの想いで始まった二人の関係が今も続いている。そう知れるラストカットは非常に感慨深いものと思えたよ…… -
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応援したい
薫子の気持ちを応援したいと思いました。凛太郎に会うためにお店に数ヶ月通っていたり、言動がかわいい…。推せる。
宇佐美は相変わらずアホでした。 -
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母好き
凛太郎の母親が好きです。薫子もいい人なんですが、薫子とは別のベクトルの優しさがあり、凛太郎を見守ってくている感じが好みです。この作品の中では一番好きです、
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相思相愛じゃん?
もう…1巻の時点で相思相愛じゃん。さっさと付き合えよ。凛太郎は自己肯定感、自己評価が低いからすぐには無理でしょうけど。未だに恋愛感情を自覚していないけど。へんにヒロインを増やしたりせずにこのまま付き合ってほしい。
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長いような短いような
一年。一年ですって。
夏祭りから一年。
付き合い始めて1年。
いろんなことがあった。人間関係や進路のこと、さまざまな形の青春や葛藤があって、そのたび強くなる彼らに、時に弱く挫けそうになっても折れず前を向く彼女たちに読者である自分も背中を押された気がします。
次巻は凛太郎の両親のお話。とても好きな2人なので楽しみです。 -
Posted by ブクログ
母親が階下に居る状況で誕生日祝いに部屋で二人っきりになってしまった凛太郎と薫子の様子が恋人らしさに溢れていてとても良い…!
その中で2人が交わす会話がお互いの事だけでなく、朔と昴の関係についても含まれているのは印象的。2人はあのような状況でも2人だけの世界に閉じ籠もっている訳ではないのだと察せられる
だから薫子が求めた抱き締めてのポーズも昴との会話を踏まえたものなんだろうな。まあ、抱き締めるだけに留まらず少しだけその先までやってしまうのは昴には言えない恋人だけの時間とも感じられたけどね
凛太郎の進路について改めて言及された三者面談
既に凛太郎はパティシエを目指すと明言していた訳だから、これ以上悩む必要はないと思っていたのだけど、どうやってパティシエになるのか、という点を悩み始めたようで
現状が高校生ならパティシエに成る為に専門学校へ行くというのは一般的に言って誤った判断とは思えない。実家がケーキ屋である凛太郎に一般的な話が必ずしも適切とは限らないだけで
凛太郎はこういう点が偉いよね。これと見定めた道が在るから、その道を選ぶ事を妥協しない。前に掲げられた安易な道を無思慮に進むのではなく、考えに考え尽くした上で進もうとする。こういった姿勢は容易に身につくものではない。それこそ彼の人生に拠って形作られたものだろうし
そう思うと、杏子がこれまで下げてきた頭に何の意味も無かったとは思えなくて。彼女が凛太郎の側に立って、彼を正論から守ってきたからこそ、凛太郎はああして道を選び取る力を身につけられたのだろうと思えるよ
それでも凛太郎が悩んだ末に出した進路には少し驚かされる気持ちは抑えられなかったな
学校で学びの時間を過ごすって、ある意味守られているようなものなんだよね。学校にいる間は自らの進路に対して責任が課される事は殆ど無いし、どうやって道を進むのかも教えて貰える環境
逆に就職するって守られる環境からの脱却と言えるかもしれなくて。でも、凛太郎はそうした緊張感や責任感をこそ求めているというのは凄い話だと思う
これって近くに日々お客の期待に応えている父や仕事のキツさに直面した上で更に向き合おうとする兄が居るから思い描けた道の進み方の筈で。そう思うと凛太郎は家族から本当に良い影響を受け、成長の糧と出来ているね
進路に対して凛太郎は一定の答えを出せたけど、これはこの時期の高校生ならではの問題なのだから、彼の友人達も同じように悩んでいるわけで
146話からの一連のエピソードではその辺が描かれたね
絢斗が警察官に成りたいとの話は以前にされているけど、それで道が完全に定まるのではなく、日々を過ごす中で改めてその道を選ぶ事こそ自分の使命なのだと思ったりする
だとしたら、翔平が自分の日常生活から進路を定めるのも、凛太郎が進路に関するヒントをこれまでの日常から見付けるのも、朔が自らの進路を口にしたのもそういった関係だね
てか、朔が教師かぁ…
昴達と初めて勉強会をした頃は「教え方が下手」なんて言われていた朔が一つの気付きから相手の目線に立って教える大切さを学んで、更には違う立場にいるように思えていた飛鷹とも和解出来て
それらを積み重ねれば朔が教師を目指すのは当然の成り行きであるように思えるけど、確かにこれまでそういった進路を仄めかしても来なかったのだから、朔が進路を明かす瞬間に緊張するのも当然か
けれど朔には自身に足りないピースが存在していると思っていて。だから不向きだとなるのではなく、だから「頑張ってみる」となる朔の成長は良いなぁ…!
T大の判定がCになってしまった事を「目指してた訳じゃない」と自分を正当化して誤魔化していた彼が改めてT大を目指すと明言する姿はその時点で彼なりの頑張りが感じられましたよ!
凛太郎達はある程度、悩みの森を抜けられた状況。悩みが終わったなら次は行動の番
でも、求人を出しているわけでもない店に就職しようとするって生半可な話ではないよなぁ……
その意味では凛太郎が思わず口を滑らせた事も、店主が凛太郎を測ろうとしてくれたのも巡り合わせといった印象を受ける
でも、偶然だけで欲しい物は手に入らない。相手にそれを与えるに相応しいかどうか判断させる必要がある
そう考えると、厳しさを伝えるエピソードを前にあの表情を出来た凛太郎は資格の欠片を持っていると示せた事になるのかな?
実際に就職するのはまだ先の話。けれど、これから始まる試練の日々は凛太郎にとって単純に進路を決めるだけに留まらないとても大切な日々になりそうな気がするよ -
Posted by ブクログ
この巻は事前に想定していた以上に朔と昴にフォーカスした話となったなぁ
いや、より正確に言えば特別な異性を前にした昴の話と言えるのだろうけど
朔がT大に行かない事を恐らく自覚している以上に気にしているだろう昴。これに直面した朔の心情がなぁ…!
本人に拠るモノローグはほぼ無い。けれど、友達としての関係を大切にする昴を慮ると決めた朔だから、昴の仕草を素直に解釈して余計な期待をするなんて自分に許さないんだよね…
朔としては思う処は沢山あるし、近くにいる昴に対して湧き上がる感情もきっと有る。でも、彼はそれらを封印すると決めている
それだけに海辺のシーンはいっそ残酷なものすら感じてしまったよ……
昴は最早勘違いが難しい程、朔に対して特別な感情を向けている。けど、彼女の自覚としては友達の枠から外れたものとなっていないとも感じられる
1年前、あの海辺で朔と昴はさざ波を越えて近づいた。けれど、1年後である今回は同じさざ波に足を浸しているのに、心は途轍もなく近寄り難いものになってしまった気がするよ……
この事態に対して周囲が両者の心情を推量した上でフォローしてくれているのは良いなぁ。勿論、良く判らないままに場を明るくしている翔平も良い奴なんだけども
それでも薫子のブッ込みには驚かされたな。
朔に特別な言葉を発する昴は周囲が思うよりも自身の感情を考えられていない。だからあの場面で薫子が発した問い掛けは昴の心境に一切存在しなかった感覚だろうね
でも、親友として昴やそして大切な友人達の事を思えばあそこで昴に何も考えないままで良い、なんて選択はどうしたって難しくて
薫子は難しい道を自ら進んで選択したね
ただ、問いを投げ掛けられた昴はやはり簡単には答えを出せないようで
男性に恐怖していた昴にとって普通に触れ合えるあの4人がそもそも特別だから、そこに含まれる朔という個人に何を感じているかを切り取るのは難解
だからこそ、既に恋という答えを出している薫子へ逆に問い掛けたのだろうけど…
既に凛太郎とはそれなりに進んでいる薫子が出す恋の答えはやはりそれなりに刺激的
当てられた昴が問題のシーンにおける自分の仕草を気にしてしまうのはそりゃ当然の話で
何と言うか、昴はもっとゆっくりと朔への感情を自覚していくのかと思っていたのだけど、あの会話を見る限り、次に朔と出会った時は大胆な進展をしてしまいそうな気がするよ
昴よりかは進んでいる薫子も凛太郎とまだしていない事なんて沢山ある
それだけに誕生日に二人っきりとなってしまった状況は何と言うか色々と期待させられそうな様々が起こりそうな予感が…! -
購入済み
良いカップル
すでにくっついた凛太郎、薫子さんはただいま援護にまわっております。そう朔と昴の。
朔が意図的に気持ちを出さないようにしている。昴がグイグイいくしかないだろう…頑張って!