谷口ジローのレビュー一覧

  • 孤独のグルメ【新装版】

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    好きなものを好きなように食べているのが良い。
    ただ、できれば残さないできれいに食べてほしいなあと思うのは女性目線なのかな。。

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    2014年09月18日
  • 孤独のグルメ【新装版】

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    ドラマ版は見ていないけれど、松重さんとはナイスキャスティング。

    ご飯を食べながらテレビや読書はしてはいけない、とよく言うけれど、ぼっち飯のときなんて何すりゃいいのよ、という人のためにある漫画。
    本日の一膳に向き合い、真摯に味を楽しむ。
    それだけの漫画。
    ワカコ酒のルーツだね。
    けれど、ワカコの方はなんだかとっても楽しそうなのに、この漫画はどこか求道者めいている。
    まさに『孤高の』という言葉にふさわしい。
    誰かにおしつけるわけでもなく、語るのは読者すなわち自分自身へ。
    自分だけの『グルメ』を研究し構築している。

    まー、だから固い。
    吹き出しの中あますことなく、ぎっちりネームが入っている。

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    2014年07月20日
  • 散歩もの

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    ホリエモンお勧めという事で購入。
    自分も似たような散歩をする事があるので、ドラマもオチも無い話でも納得。ただ文庫版は細かすぎて老眼には厳しい。

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    2014年06月30日
  • 「坊っちゃん」の時代 第二部 秋の舞姫

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    カオス。物語を派手にするため無理やり絡む明治の偉人たち。しかし、それがいい。もしもあったら、と思うこと。それが良くて読む。

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    2014年06月28日
  • 神々の山嶺 1

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    エベレスト初登頂の謎を追う中で、山男達の生きざまを描く。上の弟に進められて読む。話の進みは重いが、私自身もカトマンズ、エベレストを見に行った経験もあり興味深く読む。が、ロッククライミングや雪山をやるわけではないので、山男達の情熱に驚異すら覚える。

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    2014年05月07日
  • 散歩もの

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    散歩は優雅な無駄足 通販生活 新井薬師 野方配水塔 坂本商店の味噌 中野ブロードウェイの上はマンション 沢田研二 青島幸男 まんだらけ タコシェ 通販生活 かっこいいスキヤキ 吉祥寺 上野原譲二 犬を飼う 仲町台 シエスタ 昔と未来をCGで合成 旧東海道 のんきな迷子 高井戸 しあわせな王子 オーガニック ゴーヤ ハーモニカ横丁 トタン屋根 川上 宗薫かわかみ そうくん 目白 坂道 椿山荘 学習院 田中角栄 品川 銭湯 左翼のヒッピー

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    2014年04月28日
  • サンドウィッチは銀座で

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    主に東京、大阪の食べものやに関するエッセイ。お伴の編集者と食べ歩くスタイルと軽い文章のタッチは、どうしもこの分野の先達東海林さだおを思い出す。絵が描けないから、谷口ジローと組んだ訳でもないだろうが。食べものやの選択がうまく、東海林さだおとは一味違った魅力が有る。

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    2013年08月16日
  • 猟犬探偵 2 サイド・キック

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    猟犬探偵続き出てたんだ~。稲見さんは亡くなられて久しいからこれ以上は続編も難しそうですが…
    まだ続いたら嬉しいなあ。

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    2013年05月13日
  • 猟犬探偵 2 サイド・キック

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    前作「セント・メリーのリボン」が印象的なラストだったのに比べ、本作はちと劣る印象。特に中盤の3人の殺し屋が出てくるくだりに、若干のガッカリ感がある(えっ、そういう話にしちゃうのっていう)。

    作品の持ち味自体は前作同様なので、前作が好きだった人ならハズレはない。

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    2013年05月06日
  • 「坊っちゃん」の時代 第一部

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    多分15年ぶりぐらいに再読かな?
    全く覚えていなかった、しかも5巻までのシリーズものらしい(風の便り的には聞いていたが)、購入したきっかけさえも覚えていない。
    ほとんど初読状態だが、虚実入り混じったフィクションで結構面白い。
    続きを読んでみようかと少し心が揺れる。
    しかしやはり幕末・明治の日本は輝いていたのかな?
    何しろ政治屋さんが嘘臭く(?)「維新」と叫ぶ今日この頃ですからな。

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    2013年02月23日
  • 「坊っちゃん」の時代 第一部

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    一躍「孤独のグルメ」で有名作画家となられた谷口ジロー氏の著作でございます。そうです谷口ジローは食マンガだけではないのです。原作者によっていかようにもその姿を変幻自在千変万化の名作画家なのでございます。あるフリーペーパーによりますと谷口ジロー氏は海外では知る人ぞ知る方でございまして、というのもさるアートの賞を頂いているようなのです。さすがトリコロールな国の方は分かってらっしゃいますなあ。ワタクシ嬉しい限りでございます。

    さてそんな万能作画家・谷口ジロー氏がマンガ原作者の関川夏央氏と組んで夏目漱石先生を中心に文学人から明治を批評しようとした試みが本書とそれに続く4作でございます。


    明治の空気

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    2012年12月27日
  • 「坊っちゃん」の時代 第一部

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    夏目漱石が「坊ちゃん」の構想を得、執筆に至る頃までの出来事を漫画で描いた一冊。調度品や家の外観、他の登場人物など、時代考証のしっかりした丁寧な描写に感嘆した。明治時代の政治や歴史の背景にはあまり明るくないのだけれど、欧米の文化が怒濤のように流れ込み、良くも悪くも混沌としていた様子が伝わってくる。
    こうした状況の中で著されたものだと理解してから読めば、漱石の小説もこれまでとは違った捉え方ができるかもしれない。

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    2012年12月15日
  • 散歩もの

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    ネタバレ

    孤独のグルメは料理という華があったけど、この作品はただ散歩し、その過程で見つかったものをピックアップするだけで、読んでる最中に期待するものがなく、読んでくとただ単に終わるだけである。
    この作品はそういうものなので、それでいいのだけど、どうしても久住さんと谷口ジローさんの作品なので、孤独のグルメと比較してしまうのは否めない。

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    2012年10月12日
  • 散歩もの

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    『孤独のグルメ season2』放映開始記念。

    話自体に『孤独のグルメ』ほどのパンチ力はないが、
    絵が超細密になっていて驚いた。

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    2013年12月15日
  • 「坊っちゃん」の時代 第一部

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    やっぱりマンガの力というか、伝わりやすさってすごいなー、と感動。時代背景や、漱石の交友関係などからいかに坊ちゃんが誕生したかが生き生きと描き出されていて面白かった。

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    2012年09月10日
  • 「坊っちゃん」の時代 第五部 不機嫌亭漱石

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    晩年の夏目漱石を中心に、これまでの総まとめのような1巻。元々「坂の上の雲」で触れたあの時代を文化人側の視点で知りたいと思って読み始めた作品だったが、満足な仕上がりでした。ただ、漢詩や当時の言葉遣いは意味が頭に入ってこないところも多く、その辺は適当に読み飛ばしてしまいました。機会があれば、もう一度くらい読み通してみよう、うん。

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    2012年02月14日
  • 「坊っちゃん」の時代 第四部 明治流星雨

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    今回は幸徳秋水の物語。歴史に不勉強なもので、大逆事件というものを名前以上には知らなかったお恥ずかしい。大逆事件についての本でも読んでみよう、とまではなかなか至らないものの、こうやって漫画でだと大筋だけでも追えるのでありがたい。とは言え、漫画としてもかなり骨太。読み通すには骨が折れる。

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    2012年02月14日
  • 「坊っちゃん」の時代 第三部 かの蒼空に

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    文学者くらいにしか認識のなかった石川啄木の人となりが知れる1巻。借金するわ、その金を浪費するわ、そんな生活が祟って最期は栄養失調でなくなるわで、駄目人間ぷりが半端なく、イメージが一変してしまいました。

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    2012年02月12日
  • 猟犬探偵 1 セント・メリーのリボン

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    この漫画家さんは姉が好きで犬を飼うを読んで泣かされた思い出があります。孤高のグルメも面白かったな。この方の描かれる稲見さんなら、と言うか稲見さんの漫画化か、と買わざるを得ない状況でした。

    なんだか皆すごく善人に見えますね。
    個人的にもっと竜門さんは強面だと思っていたのですが。それにしてもこの方が描かれる竜門さんのお話は気になります。楽しみですね~。でも個人的には稲見さんにもっと猟犬探偵シリーズを発表していただきたかったなあと思います。

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    2011年12月24日
  • 散歩もの

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    1話8ページのあっさりした本編が半分。原作者による御託が半分。
    フランスでは絵本大の大判で出版されたとか。後半は削ってそうした方がよかったかも。
    消耗したくない日の読み物に。

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    2011年11月25日