武富健治のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「鈴木先生が苦悩すればする程、我々はワクワクする」
そんな二巻の帯に惹かれて読んでみました。
その通りでした。
中学という本当に微妙な年頃の人間が集まる舞台から出てくる、
様々な問題に生徒も鈴木先生も体を悪くする程
悩んで悩んで悩みぬく。
そうしてたどり着いた答えも、けっして良くある青春モノ的な答えではなくて、
どれも「うーん…」と思わせるようなモノばかり。
答えは一つではない。
教師の立派な言葉も、ふとした事で崩れ去る。
それでも、相変わらず問題にぶつかって行く鈴木先生の姿が素敵です。
GTOや金八先生とはまた違う、新しいタイプの先生モノ。
面白いですよ。 -
ネタバレ 購入済み
流石の迫力
流石、絵の迫力が凄い。
やめられなくて、一気に読んだ。
ミステリに慣れている人には、もう少しビックリしたかったというか、
伏線が素直すぎると思った。