武富健治のレビュー一覧
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購入済み
得体の知れないおもしろさ!
7巻読んだ今でも分からないですが、分からないままでも読ませる作品の魅力があると思います!
読み込めば読み込むほど作品の深みを感じます。
先生にはぜひともこの作品完全な形で描ききって頂きたいので気になられた方はとりあえず読んでみてください! -
Posted by ブクログ
ネタバレ深田恭子と北川景子出演の映画も話題になった今邑彩原作小説のコミカライズの完結巻!
実力のある方が作画するコミカライズはやはり一味もふた味も違うなぁ、という感想。「鈴木先生」のときは、その膨大なネームのインパクトに隠れがちだった(?)武富健治の「画力」の部分を、まざまざと見せつける作品となりました。「武富健治、絵で魅せる!」
同時期に連載された武富作品「惨殺半島赤目村」との比較という観点から言うと、「赤目村」は閉じた田舎での事件をモチーフにしていますが、こちらの「ルームメイト」は、都会ならではのルームシェアを事件の発端として選んでいるところも対比的で面白いです。また「赤目村」は全編、村の中 -
Posted by ブクログ
ネタバレ~~ 激しくネタバレします(犯人以外) ~~
タイトルにたがわぬ惨殺が、圧倒的な質と量で行われる完結巻です!!
〇〇の〇が飛ぶ!〇〇の〇が真っ二つ!〇〇が溢れる!〇〇〇をチョン切られる!その死に顔の表情、描き込みっぷりや奇特な死に様は、もはや笑いと隣り合わせのギリギリのライン……そんな中で、たった一人あの人の死に方は切なく美しかったです。(最後に亡くなるあの方)
物語的には、あまり描かれることの少ない田舎の気持ち悪さが滲み出ていて、グッときますね。実写でドラマか映画化してくれたら面白そうですが、予算面&キャスティングが難航しそうです……(とくに丹沢先生とか、やってくれる人いるのか)
祭 -
Posted by ブクログ
連載を追いきれなくて単行本待ち。待ちました。
ショウに続くサイキックヒーロー勇人、また蘇美に続くサイキックヒロイン祥子の誕生がうれしい。二人は恐らく最強のサイキックカップル。
スクナヒコナの解釈は面白かった。 能力者と出会うことで能力が伸びることや、能力のコントロール、また「通訳者」についても思い当たる節がアリ興味深い。
閉鎖された村社会については短編作品集『狐筋の一族』に通じるところがあり併せて読まれたい。
ラスボスが死んだと思ったら、最後のラスボスがー!とか映画のよう。ファーストシーンに戻る感じのラストシーンの美しさも映画的で印象的でした。