P.G. ウッドハウスのレビュー一覧
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ウッドハウスのジーヴスものの第一巻。ジーヴスが初登場する作品はもちろんのこと、主人公バーティの平穏な生活を常に引っ掻き回す旧友ビンゴも、この巻ですでに登場している。
訳者あとがきにも出てくるのだが、ジーヴスものは落語でいうところの『粗忽長屋』である。登場人物たちは、ジーヴスを除いておおよそ全員がそ...続きを読むPosted by ブクログ -
偉大なる古き善き大英帝国の知性、P・G・ウッドハウスのジーブスもの。上皇后美智子様が、ご公務を離れた後に読みたい本として「ジーヴスも2、3冊、待機しています」と仰られたことでも有名。
のんべんだらりの生活をこよなく愛する、自他ともに認めるおバカの若主人バーティ・ウースターと、彼が生活の全てを依存す...続きを読むPosted by ブクログ -
面白い。ウッドハウス最高。
天才執事ジーヴスとお気楽な金持ち青年バーティのタッグ。そして年中恋しているビンゴ。
小賢しいステッグルス。
何度くすっとさせられたか。
良かった、ウッドハウスは多作だ。まだこの世界に浸かることができる。Posted by ブクログ -
お気楽な貴族バーティーとその執事ジーヴスの周りで繰り広げられるさまざまな問題を、ジーヴスの頭脳ですっきり解決する話。
ユーモア小説がすっごい好きなんだけど、今まで手を出してこなかった。というのもちょっと前に話題になって、なんか手を出すのもどうかなあ…と天邪鬼精神を発揮してたから。良い子過ぎるユーモ...続きを読むPosted by ブクログ -
コレクション第12弾は番外編で、バーティーはお休み…ですが、短編「ジーヴス、オムレツをつくる」が入っています!Posted by ブクログ
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コレクション第11弾。短編3作「灼熱の炉の中を通り過ぎてきた男たち」「驚くべき帽子の謎」「アルジーにおまかせ」も収録。Posted by ブクログ
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平成最後の皇后陛下お誕生日に際し、美智子皇后が宮内記者会へのご回答にて積ん読を明かされ、一部界隈で話題を呼んだジーヴスシリーズの一作目。(文春文庫は「ジーヴズ」なので国書刊行会のものを積ん読されている、原書を読まれる
に決まってるでしょといった論争が生まれた。)
登場人物がとにかく皆個性的で魅力に...続きを読むPosted by ブクログ -
コレクションとしては5冊目だけど、ホントは『比類なきジーヴス』『それゆけ、ジーヴス』に続く3冊目。短編11編所収。Posted by ブクログ
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今回は長編。
バンジョレレの演奏にハマったバーティーと、それが耐えられないジーヴスが決別するところから話が始まる。
えっ!ジーヴスなしでこの長編進むの?!と一瞬不安になったけど、バーティーの友人のチャッフィーに雇われたジーヴスはなんやかんやバーティーの面倒を見たり問題を解決したりでいつもの感じで一...続きを読むPosted by ブクログ -
まずは私からも「サンキュー、ジーヴス!」と言おう。
今回も楽しい時間をありがとう!
時系列に読破チャレンジ4冊目は、シリーズ初の長編。長編だと間延びしちゃわないかしら?なんて心配していたけれど、そんなのは無用でした。
場所が固定のせいか舞台的で、まさに「音楽抜きのミュージカル・コメディ」!
驚きのジ...続きを読むPosted by ブクログ -
#国書40th 国書刊行会40周年フェア開催中の某本屋さんで一度ぱら読みした時はこのじわじわくる面白さが分からなかったが、ちゃんと腰を据えて最初から読んでいくと陽気で人のいい主人公バーティーとその完璧な執事ジーヴスの活躍にどんどん引き込まれていく。
(正確には執事ではないのだけど、訳者あとがきにある...続きを読むPosted by ブクログ -
英国モノが好きな人、モンティパイソンとか・・・(それはワタシです)にオススメです。
1巻を読んだだけでわかる、この「水〇黄門」のような、「暴れん〇将軍」のような、要するにある意味安心できるこの感じ。時代劇をちょっとイイナと思っている、そこのアナタ!(笑)おすすめです。
全巻イッキ読みはしないだろうけ...続きを読むPosted by ブクログ -
ジーヴスシリーズはやっぱり短編の方が笑いのエッセンスがギュッと詰まっていて面白い。「ジーヴス登場」はバーティーがジーヴスを執事として採用した時の話。初めての出会いで癒しのそよ風のように音もなく玄関口をふわりと浮かんで通り抜ける身のこなしや、ジーヴス考案による遅い夜の翌朝の一杯で、いきなりバーティーの...続きを読むPosted by ブクログ
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素晴らしい。シリーズ読んだ中で、現時点で一番好き。ジーヴスがバーティーの紳士お側付きの紳士を辞めちゃってどうなることかと思いきや、あんなステキな展開になるとは。
辞職後もジーヴスが常につかず離れずの距離にいてくれるのも、毎度誤解を受けまくるバーティーが、今回は少し犬猿の仲の方々と歩み寄りを見せたりと...続きを読むPosted by ブクログ -
これまでバーディーの語り口とジーヴスの脳みそに感嘆したことはあっても、ことストーリーに関しては、上記二つに目を奪われていたのかそれほど引き付けられていなかった。基本的には、しずかちゃんやジャイアンに無理難題押し付けられたのび太くんに泣きつかれたドラえもんが四次元ポケットにさらに泣きつく構図で、最終的...続きを読むPosted by ブクログ
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バーディーは、心のなかではいろいろ考えてて、ちょっとそれどうなのwwwwってのはあるけど平均してわりとまともな気がする。でも、行動だけ見るととんでもなくおばかさんなんだなぁ~なんでだPosted by ブクログ
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まさに「おバカの宝石箱」。1編読むだけで充分楽しめるので、毎日1編ずつ読んでちょこっと幸せ時間にひたる、みたいな読書ができる貴重なシリーズですね。
短編集で、今回もいろんなおバカ話炸裂で大満足です。Posted by ブクログ -
今回は長編。バーティーのひっかきまわしっぷりにほれぼれ&爆笑です。ジーヴスの活躍は最後までおあずけですが、そこに至るまでにちりばめられているユーモア最高です。短編のすぱっとまとめる切れ味も良いですが、長編も良いですね。Posted by ブクログ
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バーティ&ジーヴスシリーズの短編集。
安定感すら感じさせるバーティと友人たちのバカっぷりがタマラナイ。愛すべきワンパターン。
文藝春秋社から刊行の『ジーヴスの事件簿』と被る短篇もあるけど役者が変わるだけで雰囲気も大きく違うね。個人的にはこちらのほうが好みかな。Posted by ブクログ