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Posted by ブクログ
メインの『お呼びだ、ジーヴス』の他に作者の覚書と短編小説が二つ収録されている。
今回はバーティーが職業訓練学校に通っているため登場せず、バーティーの友人で零落貴族のビルにジーヴスがつかえている話。
いつもどおりのドタバタ劇でありながら、バーティーといるときよりジーヴスがのびのびとしているように感じるのは気のせい?
ミスしたり動揺したりいつもより親しみやすいジーヴスな気がする。
それでも、「ウースター様がわたくしをご必要とされておいでなのでございます」や、「わたくしのいるべき場所は、あのお方のお側であると存じております」などと言ってるジーヴスにほっこりした。
やっぱバーティーを大事に想ってくれてるんだね。
と、思ったけど短編『ジーヴス、オムレツを作る』のラストは…。
なんかバーティーには強気にでるんだよね。精神的にも物理的にも。