P.G. ウッドハウスのレビュー一覧
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今回は長編。二組のカップルと、叔母さん夫婦の金銭問題、ついでにフランス人シェフの進退問題が同時進行。ラスト付近のどたばた具合は、シチュエーションコメディを見ているようで実に可笑しい。相変わらず若主人の服装センスについてもめている二人もみどころ。Posted by ブクログ
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再び連作短編集。ジーヴスが初めてウースター家にやってきた話しと、ジーヴス視点の話しが収録されている、貴重な一作。相も変わらず、服装でもめて、友人親戚一同はおばかな騒動を繰り広げている。Posted by ブクログ
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噂のジーヴス本、2冊目。
今度は長編ということで、読んだばかりのいかにも短編の形式を生かした楽しさと比べてどうだろうと思いましたが… これが!抱腹絶倒でした。
バーティに近づいてくる人々の面白さ加減、バーティが意地を張るために余計こんがらかる事態、ひっぱりにひっぱるジーヴスの解決策…
あっぱれです!Posted by ブクログ -
ジーヴスシリーズ第四弾。長編。『よしきた』よりも怒涛の展開。最後の最後までおバカな事態が起こり続ける。今のところ、シリーズ中最高傑作。「まあ、あたしあなたのことブタだって思うわ」。名言。Posted by ブクログ
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ジーヴスシリーズ第二弾。今回は長編。事態を打破しようとして、次々と面倒ごとを引き起こすバーティの神業的ダメっぷりが最高。後、酒は怖いということがよく分かる本。Posted by ブクログ
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国書刊行会のジーヴスを順番に読んでいる中ではこれが一番面白かった。バーティーがドジで変なこだわりと突っ走る性格で失敗を沢山しても、ジーヴスは彼が大好きなんだと思ってた。しかし今回ばかりは辞表を出すとは! そのジーヴスも他の人に仕えてみれば慇懃なイラつかせる人と映る。結局二人以上に馬の合う組み合わせは...続きを読むPosted by ブクログ
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執事ジーブスの冴え渡る頭脳で何事も解決もの。
バーティーがいつも面倒に巻き込まれて、ジーブスが解決してくれるとわかってても読むのが辛い時もあったけど、ところどころに挟まるちょっとしたコメントで笑えて、今回も読み終えました。Posted by ブクログ -
ジーヴス短編集。順を追って読んでいると過去の事件も話に出てくるから面白い。一番好きな話は『タッピ―の試練』。ジーヴスの提案に素直に乗って「でかした、ジーヴス!」のセリフも登場するから。 バーティーの作戦はいつもくだらなくて失敗するからね(笑)、ジーヴス素直に従うのが一番! 短編のほうが読みやすくて好...続きを読むPosted by ブクログ
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バーティーが散々な目に合わされるのは常の事として、今回はその中でも同情的・共感的立場に立ってくれる人が多く、ホッコリする話だった。
ジーヴスシリーズはどれも大好きだが、バーティーが周りに愛されているのを見るとやはり心温まるような嬉しさがある。Posted by ブクログ