横山秀夫のレビュー一覧

  • 動機

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    ネタバレ

    動機だけ読んだ。トリックが巧妙といった内容ではない。警察官としての厳格さと、人としての温かみのバランスは難しい。

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    2023年10月15日
  • 動機

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    日本推理作家協会賞を受賞した表題作を含む、四編が収録された短編集。

    警察官、新聞記者、裁判官、それぞれ組織の中で生じる軋轢に押し潰されそうになりながらも、職務を全うしようとする姿勢が胸に迫ります。

    収録作の中で最も異彩を放つのは、殺人を犯した元受刑者が主人公の「逆転の夏」で、ミステリとしての面白さに加えて、加害者と被害者家族の間にある大きな隔たりや、元受刑者の社会復帰の難しさなどが描かれ読み応えがありました。

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    2023年10月11日
  • 影踏み

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    連作短編集でした。
    しっかりとミステリィだし、しっかりと読ませていただきました。
    横山秀夫さんの小説は読み応えがありますね。

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    2023年10月10日
  • 臨場

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    ネタバレ


    職人のような検視官が主人公の短編集。
    倉石検視官の鋭い観察眼や幅広い知識で解き明かされる事件の真相はあっとおどろくものばかり。短編ではあるが、1話1話、動機や謎をしっかり解明してくれるのでかなり読みやすかった。

    ただ全体的に女性の扱われ方が酷い話が多いので再読はしなさそう。

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    2023年08月04日
  • 影踏み

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    横山秀夫さんのファンで映画化された事もあり、読み始めましたが、何度も挫折しそうになってやっと読めました。横山さんの小説は、ほとんどが一気読みなので私にはあまり合わなかったかな。

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    2023年07月16日
  • 顔 FACE 〈新装版〉

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    ★3.5くらい。D県警シリーズ、陰の季節に出てきた似顔絵担当の女性警官が主人公。ドラマ化にちょうど良さそう。読み応えはあまりないが面白かった。

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    2023年06月06日
  • ノースライト(新潮文庫)

    匿名

    購入済み

    建築家が建てた家の依頼主が失踪したので、建築家が依頼主を見つけようとする話
    真相に辿り着くまで長く、建築とか美術とか疎いので読むのが辛かった

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    2023年06月04日
  • 動機

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    ★3.5くらい。表題含む4篇。4本目のオチが突飛に感じられた。個人的には横山秀夫は短編のほうが面白いのではないかと思う。

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    2023年05月24日
  • 陰の季節

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    ネタバレ

    警察物4篇。事件物ではなく、管理部門を題材にしている点が面白い。二渡、尾坂部、赤間が登場するなど64と同じ世界線。
    表題のオチがどうにもしっくり来ず★4つ。
    64、半落ちと共に真相に繋がる部分で少し弱く感じてしまう。心の何処かでありえないオチと思ってしまうのは読み手の問題か。

    0
    2023年05月24日
  • 動機

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    短編集なので仕方ないけど、やっぱりいつものスケールの大きい警察小説のほうが面白いので物足りなさは感じてしまう。
    つくづく、警察は階級、役職に生涯縛られて辛い職業だなと思います。

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    2023年05月08日
  • 動機

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    D県シリーズの2作目として読みましたがつながりはほぼないのでこちらから読んでも全く問題はありません。

    この「動機」も警察内部のいざこざを描いた作品になるのかなぁと思っていましたが、表題の「動機」だけでした。

    おすすめは「動機」と「逆転の夏」です。

    動機 ★★★★☆
    逆転の夏 ★★★★☆
    ネタ元 ★★★☆☆
    密室の人 ★★★☆☆

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    2023年03月18日
  • 陰の季節

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    警察ものは久しぶりに読みました。
    この「陰の季節」は警察ものですが警察内部の事件?事情を扱っていて、面白かったです。

    警察もので人が死なないってなかなか斬新ですよね。それでいて面白い。

    陰の季節 ★★★☆☆
    地の声 ★★★★☆
    黒い線 ★★★☆☆
    鞄 ★★★☆☆

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    2023年03月09日
  • ノースライト(新潮文庫)

    購入済み

    ラストが良かった

    この作家の小説を初めて読みました。
    ガッツリしたミステリーを期待して読み始めたので話が進まず主人公の人となりの描写が長く中盤までは読み進めるのが辛かった。話が進み始めて馴染みのなかった建築や建築家の件になってから興味が湧き気持ちが入り始め後半は楽しく読ませて頂きました。期待した物ではなかったけれど気持ちの良い終わり方だったのが良かった。

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    2023年02月04日
  • 影踏み

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    短編集ですが、全ての話が繋がっているので読み応えはありました。
    警察ではなく、泥棒の主人公が、その技(?)と知識で事件を解決するのが珍しいです。
    また、久子を巡る兄弟の愛憎劇かと思ったら、最後に「え〜、そこ〜!?」となりました。

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    2023年01月26日
  • 影踏み

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    入院中、病院のデイコーナーにおいてあったので読んでみた。
    中学生くらいの頃、父親の本棚にあった横山秀夫を読んだ時はそれなりの読みごたえを感じたのだが、今回は「あれ、横山秀夫ってこんなチープだっけ?」という印象。
    単純に私が成長しただけか?
    あるいは「イロ」とか「ヤサ」とか「アガリ」とか、隠語のオンパレードにチープさを感じたのか。
    そもそも犯罪小説なのだから、そういった言葉が出てくるのは必然であり、ただ私が普段読まない類いの小説を読んで違和感を覚えてしまっただけかもしれない。
    でも、話のテンポはよく、入院中の満身創痍状態でも読みやすかった。

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    2022年12月08日
  • 顔 FACE 〈新装版〉

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    久しぶりの警察ミステリー

     ヒロイン瑞穂さんが一話一話成長していく感じがとても良い。頑張れ!って応援したくなる。しかも、ミステリーとしての謎解きというか、あちこちに散りばめらた伏線回収も鮮やかの一言。

     働く女性応援しないと!って思うな。

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    2022年11月19日
  • 動機

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    ミステリーと言うよりは人の心の内面を描いた作品、という印象を抱く短編集。

    「密室の人」は面白いと感じましたが、それ以外はちょっと好みではありませんでした。
    年配の男性が好みそう。

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    2022年11月04日
  • 真相

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    因果応報、と言う言葉がよく似合う小説。
    人間の心の闇、僅かばかりの光に縋る弱さをしっかり描いている。

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    2022年09月09日
  • 陰の季節

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    ネタバレ

    舞台は警察の中の警務課、監察課、秘書課などに属する側のミステリ短編小説集。

    ■陰の季節:★★★
    退官後の天下り先にて暗黙の任期を守らないOB尾坂部道夫。
    その理由とは・・・。
    ■地の声:★★★★★
    17年昇進できない、曽根警部の密告文が届いた。
    その真相は・・・。
    ■黒い線:★★★★
    お手柄をあげたはずの婦警が翌日自ら失踪する。
    調べるうちに事件や事故ではなそう、男の影もあるが果たして・・・。
    ■鞄:★★★★
    県議会での質問に鵜飼議員から爆弾質問があるとの情報が入る。
    大慌てで質問事項を聞き出そうと奔走するが・・・真相は。

    「黒い線」は正直、胸くそ悪い真相だったけど最後まで真相が読めなかっ

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    2022年08月29日
  • 動機

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    追い込まれた人は葛藤の中で何をどう選択するかを投げかけている短編4作品。展開にスピード感があるので、どれも面白い。

    動機:貝瀬は警察手帳の一括保管を導入したが、その保管された警察手帳が盗難に遭う。方法と機会が明らかになり、動機だけが残る。貝瀬がその動機を追う。そして意外な動機が見えてくる。

    逆転の夏:女子高生殺しで13年服役した山本に殺人の依頼が舞い込む。更生した山本に魔の手が忍び寄る。ひとつひとつは事実かどうかわからないことに踊らされている根拠のない憶測が不幸を招いているもどかしさを感じる。切ないストーリー。

    ネタ元:主婦殺人事件を追う女性記者水島、低迷している新聞社には無理なトクダネ

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    2022年07月15日