横山秀夫のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレまるで現代版自然主義文学のよう。
現状に不満を抱いていたり、窮地に追い込まれた人間の必死さや、赤裸々な狡猾さや悪あがきが綴られる。
しかし、最後は小さなどんでん返しのような、それでいて良い意味での人間くさい温かみにも触れられる短編集。
よく出来ていて面白かった。
⚫︎刑事になれず留置所看守として勤め、未解決事件
を一人追う男と、彼の社報手記を得るために追い
回す若手女性警察事務員
⚫︎老いた大手企業社長の自叙伝執筆を請け負うフリ
ーライター
⚫︎家庭裁判所調査員として勤め、思いがけず過去に
苦しめられた人物の担当になってしまう主婦
⚫︎県警ホームページを担当し、クラッカーに攻撃さ
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Posted by ブクログ
短編ミステリー6作
横山さんの短編は、短編なのに人間の奥深いところまでをえぐる描写で、その奥深いところのさまざまな心理、感情を描き出すところがすごい!
また主人公も警察関連だけでなく、いわば平凡な人たちがメインで、その暮らしの中から奥深い感情があぶりだされてきます。
収められている物語は
看守眼
自伝
口癖
午前五時の侵入者
静かな家
秘書課の男
の6編です
・看守眼
刑事になれなかった看守の物語
短編ながらストーリがすばらしい
主婦とその不倫相手の男からなる事件の真相を看守の眼から明らかにします。
主婦の失踪に対して、不倫相手の男が殺害容疑で逮捕されるも証拠不十分で、不起訴。 -
Posted by ブクログ
阪神淡路大震災が起きた日、そこから600km以上離れた
N県警察本部では警務課長・不破が姿を消してしまっていた。
不破は一体どこへ消えたのか?警察幹部達の保身や
見栄・派閥など思惑が錯綜する中、事件の核心に迫っていく。
6人の主要幹部とその奥様達。と登場人物は少なくないですが
それぞれの人物描写がしっかりしているので、それほど
混乱することなく、とにかく先が気になって一気に読めました。
ラストは拍子抜け感はあるものの、その分実際に起きた震災を
話に絡ませた意図が分かった気がします。
悲しくなるよ、ほんとに(でも最後はちょっと救いが見える)
男も女も人間臭いにも程がある。
実際の警察はここま