トマス・ハリスのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『羊たちの沈黙』などハンニバル・レクター博士シリーズでお馴染みのトマス・ハリス氏の新作『カリ・モーラ』が出版されたので読んでみました。
う~ん。まあまあ面白いんだけど、なにか満足感がないんだよね。
例えるなら、凄く面白い超大作の小説をむりやり2時間枠の映画に撮って、それを見せられた時に感じる心境って感じかな~。出来事がそれぞれ単発的に発生して、すぐに終わって、また次の出来事が起こって、そして終わるみたいな・・・。
ヒロインも登場する多数の悪役キャラクターもそれぞれ良いし、個々のエピソードも面白いんだけど、なんか全部さらっと駆け足でいってしまって心に残らないんですよね。
おしいな~、せめて -
Posted by ブクログ
マイアミに暮らす美貌のカリ・モーラは25歳。
故国のコロンビアでの凄惨な過去を背負い、移民として働きながら、獣医になることを夢見ている。彼女は麻薬王の邸宅管理のバイトがきっかけで、屋敷に隠された金塊を狙う犯罪集団の作戦に巻き込まれ、彼らと対立する臓器密売商の猟奇殺人者シュナイダーの妄執の的になってしまう。
極色彩の恐怖と波乱の展開に震える傑作サイコ・スリラー。
(あらすじより)
羊たちの沈黙で有名なトマス・ハリスの13年ぶりの新作サイコ・スリラー。
女版ランボーの爆誕といった感じ。
故国コロンビアの内戦中に反政府ゲリラに拉致され、ゲリラ兵として過ごした暗い過去を持つ主人公兼ヒロイン。
ゆえ