トマス・ハリスのレビュー一覧

  • ハンニバル(下)(新潮文庫)

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    ネタバレ

    面白い。
    間違いなく面白いんだけど、『羊たちの沈黙』に比べると、登場人物全員の魅力が下がっちゃってるかなぁ。
    レクター博士が超人的なのはいいとして、そんなら超然さを貫くか、あるいは逆にもっと俗さを出してほしい。
    クロフォードやバーニーもそれぞれが魅力減。
    挙句の果ての主人公たちの結末は、結局レクターの一人勝ちかいという感想しか出てこなかった。

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    2021年03月20日
  • ハンニバル(下)(新潮文庫)

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    ネタバレ

    クレンドラーの脳を食べる(食べさせる)シーンはゾッとした。
    上流の暮らしを描くシーンにはうっとりさせられた。
    しかし結末がふに落ちない。薬の影響なのか?あと、クラリスの「ヘルメットのような髪型」はどんなものなのだろうか…笑

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    2020年08月17日
  • ハンニバル・ライジング(上)(新潮文庫)

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    ネタバレ

    博士の過去

    悲しすぎる…が、今のところ、殺してはいるものの、誰も食べていないので、どこでそういう影響を受けるのかが気になる。

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    2020年08月08日
  • カリ・モーラ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    トマス・ハリスの新作。
    レクター博士シリーズを読んだ身としては少し刺激が足りなかった。
    もう少し、サイコパスな登場人物が居たりとハラハラするような展開にして欲しかった。

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    2020年07月08日
  • カリ・モーラ(新潮文庫)

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    なんとトマス・ハリスの新作。しかもレクター以外の新作はデビュー作以来なので期待が大きかったが…。

    麻薬王エスコバルがマイアミの別荘に隠したとされる金を巡る悪党たちの争奪戦。

    さすがにハリスが作ったキャラだけにブラック・ユーモアと言えるほどアニメっぽい異常振りは半端ではないし、随所に描かれるガジェット(人体溶解機!)は面白いが、無駄な描写も多いわりには話は小粒で中編程度のボリューム。

    一気に読めるエッジの効いた作品ではあるけど、レクターシリーズのような読みごたえを期待すると外す。

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    2020年07月04日
  • カリ・モーラ(新潮文庫)

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    内容にしたら少し短すぎる印象。
    おかげでテンポはいいものの、登場人物に対するイメージが出来上がる前に物語が進んでしまう。そこが残念。
    映画にして映像があればテンポはいいのかもしれませんが。
    映画化するのかな?

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    2020年06月23日
  • カリ・モーラ(新潮文庫)

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    トマス・ハリスのレクター無しの新作。過去の大作に比べてちょっとページ少な目ですぐに読み終わってしまうのが残念。
    しかし、テンポよくマイアミの美しい自然を舞台に犯罪組織の抗争と美女の活躍が微妙なバランスで展開され読みやすい。
    続編があっても驚かない。

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    2020年05月31日
  • カリ・モーラ(新潮文庫)

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    トマス・ハリス!と飛びついて買ってしまったけど。
    期待しすぎたかもしれない。
    メインである部分はそこまで盛り上がらず最後だけやっと面白かったかなあ・・最後は特に映像にしたらドキドキ怖そう。

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    2020年05月13日
  • カリ・モーラ(新潮文庫)

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    あんまりサイコ・スリラーって感じではなかった。
    レクター博士みたいなのを想像してたから全く違ってて。

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    2019年11月13日
  • カリ・モーラ(新潮文庫)

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    やはり、トマス・ハリス!と思って期待しすぎた。
    映像化したら、おもしろそう!
    カリの強さが、もう少し前面に出てたらもっと良かったのかな。
    一気読みはできなかったので、のんびり読んでしまったけど、一気のほうが楽しめるかもしれない。

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    2019年10月06日
  • カリ・モーラ(新潮文庫)

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    『羊たちの沈黙』などハンニバル・レクター博士シリーズでお馴染みのトマス・ハリス氏の新作『カリ・モーラ』が出版されたので読んでみました。

    う~ん。まあまあ面白いんだけど、なにか満足感がないんだよね。
    例えるなら、凄く面白い超大作の小説をむりやり2時間枠の映画に撮って、それを見せられた時に感じる心境って感じかな~。出来事がそれぞれ単発的に発生して、すぐに終わって、また次の出来事が起こって、そして終わるみたいな・・・。

    ヒロインも登場する多数の悪役キャラクターもそれぞれ良いし、個々のエピソードも面白いんだけど、なんか全部さらっと駆け足でいってしまって心に残らないんですよね。

    おしいな~、せめて

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    2019年09月24日
  • カリ・モーラ(新潮文庫)

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    舞台はマイアミ、船や海辺のシーンが多く、明るい情景の中に、陰惨な場面が対比され、強調される。
    犯人はレクター博士にくらべて小物感が。
    しかし、主人公のカリ・モーラは魅力的。
    この主人公でシリーズ化して、強力な敵と戦ってもらいたい。

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    2019年09月23日
  • カリ・モーラ(新潮文庫)

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    トマス・ハリスの映画は見たけど読むのは初めて。トラウマの過去を持つ主人公が、犯罪者の隠し金を狙う悪党たちの抗争に巻き込まれ、偏執狂の対象にされてしまう。そして…。出だしは淡々と読ませる感じでいたが、後半から映画にある臨場感と緊迫感を感じた。
    映画化の可能性あるかも。

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    2019年08月28日
  • カリ・モーラ(新潮文庫)

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    骨太コロンビア系サスペンスと言うべきか、コロンビアから移民してきた悲しい過去を持つカリモーラを主人公にしたサスペンス。周りを囲むドンや、異常殺人者のキャラクターがよい。ただ主役級がボンボン死んでしまうのは、びっくり。コロンビアの内戦の話や、移民の話なんてのは、あまり知らなかったので興味は持てたし、アメリカの小説といいながらも、コロンビアについてとても勉強になった。サスペンスとしては、一様な感じで取り立てて楽しめなかったのが、残念。また、よくわからないところで主体が入れ替わったり、太字になったりと、少し意味不明な翻訳もあった。

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    2019年08月26日
  • カリ・モーラ(新潮文庫)

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    うーん、ワニやエスカルゴの描写はなんで必要?
    カリのその後どうなる?中途半端な気が。
    TH作品としては緻密性な荒書きな感。

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    2019年08月18日
  • カリ・モーラ(新潮文庫)

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    マイアミに暮らす美貌のカリ・モーラは25歳。
    故国のコロンビアでの凄惨な過去を背負い、移民として働きながら、獣医になることを夢見ている。彼女は麻薬王の邸宅管理のバイトがきっかけで、屋敷に隠された金塊を狙う犯罪集団の作戦に巻き込まれ、彼らと対立する臓器密売商の猟奇殺人者シュナイダーの妄執の的になってしまう。
    極色彩の恐怖と波乱の展開に震える傑作サイコ・スリラー。
    (あらすじより)

    羊たちの沈黙で有名なトマス・ハリスの13年ぶりの新作サイコ・スリラー。

    女版ランボーの爆誕といった感じ。
    故国コロンビアの内戦中に反政府ゲリラに拉致され、ゲリラ兵として過ごした暗い過去を持つ主人公兼ヒロイン。
    ゆえ

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    2019年08月15日
  • カリ・モーラ(新潮文庫)

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    ふらふらっと立ち寄った大型書店で見かけた。えっ!トマス・ハリスの新刊?これは当然買いでしょう。

    「羊たちの沈黙」や「ハンニバル」は学生時代に貪るように読んだ。ホントに懐かしくて嬉しくなる。
    トマス・ハリス御大はもう80近い。なのに、こんなテンポのよいポップなスリラー小説を書いたことに感動を覚える。

    主人公カリがとても魅力的。
    カミラ・カベロのイメージでずっと読んでました。

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    2019年08月04日
  • ハンニバル・ライジング(下)(新潮文庫)

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    「ハンニバル」で終わったと思ったが、続編が出ていたとは。続編というか、少年時代というパターン。
    あのレクター博士がどのように出来上がったのかと興味津々で読み終えた。
    もっとページ数があってもいいのに。

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    2019年02月09日
  • ハンニバル・ライジング(上)(新潮文庫)

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    このシリーズにまさかの日本文化が描かれていて驚き。最初は親近感がわいて読み進めるが、これはレクター博士の独特な性質を印象付けるためかなと思われる。

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    2019年02月09日
  • 羊たちの沈黙(下)(新潮文庫)

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    The Silence of The Lambs

    有名はハンニバル・レクター博士が登場する。彼とクラリスの会話シーンは面白い。

    文章が読みやすく、スラスラと読めるが推理小説ではないので注意が必要。

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    2018年10月20日