トマス・ハリスのレビュー一覧

  • ハンニバル(下)(新潮文庫)

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    映画「羊たちの沈黙」からの小説「ハンニバル」。ハンニバルの映画はジョディ・フォスターではない結末が違うらしいけれど、ぜひ見ねばと思わせられた。羊の方の原作も読みたいが、如何せん翻訳が厄介だからな…。
    フィレンツェにいた時と違いレクター博士の底深い恐ろしさというものが若干薄れたような気がしないでもない。

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    2014年11月02日
  • ハンニバル(上)(新潮文庫)

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    和訳が読みづらいと言って触れなかった時間がもったいない。映画よりほっそりした印象のレクター博士、かっこよくて食べられたくなります。

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    2014年10月19日
  • 羊たちの沈黙(上)(新潮文庫)

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    有名な映画の原作。映画版は未見で、前作は既読だが内容をあまり憶えていない。そもそも、海外ミステリイにふだんあまり馴染がない。そんなわたしでも、本書がもつ魅力にはすぐに圧倒されてしまった。なにより、ハンニバル・レクター博士が凄い。犯罪者としても博士としても究極的な存在で、クラリス・スターリングとの会話にはとにかく唸らされてしまう。クラリスをじっさいに動かしているのはレクター博士といえるわけだし、その博士の作中での最後といい、どうもわれわれ読者も博士の手の上で踊らされているに過ぎないのではないだろうか。こういう人物像ひとつとっても、並大抵の小説ではないと思う。また、一般的にレクター博士はサイコ的な側面が強調されがちであるが、本作はミステリイとしてもなかなかよくできていると思う。ただ、もうちょっと事件を直接的な契機とした解決法であればなおよかったのだが。とはいえ、本作の完成度が高いことは間違いないし、そもそも猟奇的な殺人犯を、魅力たっぷりに描き出すことは相当難しいはず。それを簡単にやってのけるところが著者の真骨頂である。寡作は惜しいが、だからこそ全作品を制覇してみたいとも思った。

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    2014年06月15日
  • ハンニバル(上)(新潮文庫)

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    「いいえ。レクター博士は仮説には関心を持っとらんのです。“三段論法”も哲学的な“総合”もいかなる意味での”絶対”も信じとらんのです博士は」

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    2014年06月12日
  • ハンニバル(下)(新潮文庫)

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    映画のハンニバルも大好きです。原作を読んで映画の脚本家さんはすごいなあと感嘆した思い出。
    原作のラストが悪い訳ではないのですが、そのままの内容で映画化したらあそこまでの人気は出なかっただろうと思います。映画はとにかく綺麗に上手く作ってる。
    どちらのラストも大好きです。
    原作はレクター博士&クラリス好きには嬉しいエンディングでした。

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    2014年01月26日
  • 羊たちの沈黙(上)(新潮文庫)

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    絶対悪とはなぜこんなにも魅力的なのか?僕は一般的に悪事とされるようなこともさも当然のように、平然とやってのける圧倒的自由な様に憧れました。

    本書の魅力はなんといってもハンニバル・レクター。彼が登場すると思わずこちらも姿勢を律しなければならない程の緊張感が漂います。脱出劇に関しては天晴れの一言。まるで音楽を奏でるように華麗に滑らかに行う残虐非道な行動には爽快感さえ覚えました。

    絶対的な悪でありながら、知的で紳士的な彼の魅力を知るたことができるだけで読む価値は十分にあると思います。

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    2014年01月09日
  • ハンニバル(上)(新潮文庫)

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    「羊たちの沈黙」の続編。そして下巻への壮大な序章。上巻は登場人物の説明にほとんどのページが割かれている。ただ、レクター博士が潜伏するフィレンツェ編は面白かった。どうしても映画のイメージがあるので、レクター博士の顔があの俳優と重なってしまう。

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    2013年03月18日
  • ハンニバル・ライジング(下)(新潮文庫)

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    紫夫人が日本人っていう設定がいまいちよくわからない。
    ハンニバル自信には日本的な話がでてこないし。。。外人特有の「ワビサビ」好きってやつ?

    話的にはダレもなく面白いです。

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    2012年10月10日
  • ハンニバル(上)(新潮文庫)

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    最初のアクションシーンの後はやや登場人物紹介的な話が続く。丁寧な描写に自然な翻訳で読みやすくはあるけど、もう少し展開にスピード感とミステリー的意外性が欲しかったかも。後半、フィレンツェ編でのレクター博士の逃亡劇から再び話は動き出す。

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    2012年05月10日
  • 羊たちの沈黙(上)(新潮文庫)

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    ネタバレ

    レクター博士とクラリス、運命の邂逅。
    “悪の金字塔”がいま、鮮烈によみがえる 新訳

    獲物の皮を剥ぐことから“バッファロウ・ビル“と呼ばれる連続女性誘拐殺人犯が跳梁する。要員不足に悩まされるFBIが白羽の矢を立てたのは訓練生クラリス・スターリング。
    彼女は捜査に助言を得るべく、患者を次々に殺害して精神異常犯罪者用病院に拘禁されている医学博士ハンニバル・レクターと対面するが――。

    作品名は映画などで知っていましたが、初めて読んでみて、
    「主人公が犯罪者に助言を求める」といった形をはじめ、
    現在までのサイコスリラーあるいはシリアルキラーの先駆となった作品だとのことを、なるほどと考えさせられました。
    (ジャック・カーリイもその影響を受けていたりするのだろうか…)

    上巻では主となる事件の概要と結末へのカウント・ダウンが始まるところまでが描かれているようで、
    下巻でどのような展開を見せるのか気になるところです。

    ハンニバル・レクター博士、つかみどころがない…。

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    2012年03月19日
  • ハンニバル・ライジング(下)(新潮文庫)

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    もう、ハンニバル博士になりたい。
    これを読むと、自分の奥底にある感情の蓋を外される様な気がして、ならない。今も思い出すたびに、人に噛み付きたい衝動に駆られる。
    素晴らしくも、恐ろしい作品です。

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    2012年01月29日
  • ハンニバル・ライジング(上)(新潮文庫)

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    ハンニバル・レクターシリーズ第四作。
    ハンニバルが、怪物に生まれ変わるまでを描いた本作。
    上巻は、これから始まる壮絶な復讐劇を匂わせて終了。
    下巻が楽しみ。

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    2012年01月29日
  • ハンニバル・ライジング(上)(新潮文庫)

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    人食いハンニバルの誕生秘話。並はずれて聡明で、家族の愛に育まれて育った彼が出会ったもの。そしてその変貌。いじめっこや愛する叔母を侮辱した男への冷ややかな鉄槌には背筋が寒くなると同時に爽快感が(笑)。そしてドイツ協力者たちへの復讐も始まるのか。楽しみになってきました。ハンニバルという存在は理解はできないですが畏敬を感じてしまいます。ほんと魅力的です。

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    2012年01月20日
  • ハンニバル(上)(新潮文庫)

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    レッド・ドラゴン、羊たちの沈黙よりも内容が、濃密になり、膨大な情報によるダレもなく、大変興味深い内容。下巻への長大な前振りです。

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    2011年12月31日
  • ハンニバル・ライジング(上)(新潮文庫)

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    「お互いに、掛け値のない本音で話し合ってもいいですか?」「もちろん」「ポール・モマンが死んだこと、あなたは本当に残念に思っていますか?」 (P186)
    ココ、心の内にゾワっとくる。

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    2011年06月24日
  • ハンニバル・ライジング(下)(新潮文庫)

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    このシリーズは好きで全部読んでいます.
    ハンニバルの生い立ちがわかり面白いのですが,紫夫人が日本人がみるとちょっとアレですよね...
    その部分がとても惜しいです.

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    2011年04月02日
  • ハンニバル・ライジング(上)(新潮文庫)

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    このシリーズは好きで全部読んでいます.
    ハンニバルの生い立ちがわかり面白いのですが,紫夫人が日本人がみるとちょっとアレですよね...
    その部分がとても惜しいです.

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    2011年04月02日
  • ハンニバル・ライジング(上)(新潮文庫)

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    2010/4/17再読
    上巻は昔読んだ1回目の印象が強くて、さらさら読んでしまった。
    好きなことには変わりは無い。
    この作品で描かれるハンニバルの内面(の成長?)は映画では表現しようが無い。映画もかっこよかったけど。

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    2010年04月19日
  • ハンニバル・ライジング(下)(新潮文庫)

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    当時この本を深夜に読んでたのだが ハンニバル・レクター博士の子供時代のあまりに残酷な場面では思わずベッドで寝て読んでられなくてリビングに移動してしまった。カニバリズムはなにかの儀式で生まれてきたのだろうか。それとも飢餓の苦しみで人が狂気に陥ったために?この本の中では飢餓だけどレクターが狂気に堕ちてしまった瞬間が苦しかった。復讐劇の被害者にたいして心が全然痛まなかった。
    日本をそこまで重要視しなくってもと思うほど異国の変な日本が 時に情緒的に描かれている。映画の紫夫人は日本人に演じてほしかったなぁ。
    ひじょうに痛い1冊だがレクター・ファンは読まねばいけない。

    映画はいまだに観れない。
    主演のギャスパーが美しくて彼の頬の傷も魅力的なんだが・・・。

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    2010年03月21日
  • ハンニバル・ライジング(上)(新潮文庫)

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    前3作と比べると、ちょ〜っと規模が小さいかな〜って感じもしますが。
    『レッド・ドラゴン』『羊たちの沈黙』『ハンニバル』に比べると、犯行も華麗さを欠くところも見受けられますが、その分若いのでアクションもあったりします。

    子供の頃から並外れた知的成長をみせるハンニバル。
    何不自由なく幸せな生活を送っていたのに、戦争によって全てを失ってしまう。戦争さえなければ、必ず大物になっただろうと思わずにはいられません。まあ、“人喰いレクター”も大物ですけど。
    戦争によって、彼の中で何かが変わってしまったのは事実。叔母である紫夫人を侮辱した相手を、まだ13歳だというのに、淡々と殺してしまう。しかも罪悪感無し。そのお手並みは「さすが!」の一言でした。
    ただ、これで“怪物”の全てが明らかにされたのかというと、そうではなく、レクター博士の幼少期から青年期の話って感じですかね。
    なぜ、人喰いになってしまったのか?とか、なぜ人殺しを楽しむようになってしまったのか?が微妙に不明なままです。
    妹のミーシャを殺した(食べた)一味への復讐がきっかけではあるんだろうけど…

    叔母である紫夫人。日本人なんですけど、知識の浅い、いわゆる「ゲイシャ」「ハラキリ」とかそんなんじゃなくて、ホントに日本のために書いたの?ってくらい、ちゃんとしてます。
    彼女によって、ハンニバルは生け花や書道、水墨画、俳句とかを学んでいったりしてますし。
    いきなり上巻の最初のページに、宮本武蔵の水墨画があったのも納得。

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    2009年10月07日