トマス・ハリスのレビュー一覧

  • ハンニバル(上)(新潮文庫)
    ゾッとするような描写があり得るはずのない光景を見せてくれるサイコホラー(?)
    シリーズが進むごとになぜかレクター博士を段々助かって欲しいと望む気持ちが強くなる自分の変化が一番怖かったりして。
  • ハンニバル・ライジング(下)(新潮文庫)
    なぜか彼の心情が理解できるかもと思う瞬間があったり。。道徳的に間違ってると思いつつ、100%じゃないでしょ?とレクターから問いかけられるとそうだという気がする。
    変な達成感。
    すごい小説だった。
  • 羊たちの沈黙(下)(新潮文庫)
    映画よりもずっと物語が理解しやすく、面白かった。
    人間のドロドロとした欲望がむき出しになっていて、
    その衝突を高みの見物と洒落込んだレクター博士が
    最も利を得ていたのはさすが。
  • 羊たちの沈黙(下)(新潮文庫)
    洋書のミステリー小説で非常に評価が高く、映画があまりにも有名な本書ですが、実はまったく予備知識がまったくない状態から読み始めました。

    被害者の皮を剥ぐことから名付けられた連続女性殺人犯、「バッファロウ・ビル」の捜査に参加することになった、FBI訓練生クラリス・スターリング。
    彼女は上司に命じられ、...続きを読む
  • 羊たちの沈黙(下)(新潮文庫)
    有名なだけある。
    展開も読みやすさも、後味も。
    すっごく引き込まれるというよりは、
    気付いたら読み終わっちゃった!といった感じ。

    映画を見たことなかったので、良い小説読めたな〜感が味わえた。
  • ハンニバル(下)(新潮文庫)
     発売日を待っていました。   レクター博士大好きです。

     映画は ジョディ・フォスターでないのが がっかりです。(映画自体にも)
  • ハンニバル(下)(新潮文庫)
    ハンニバル・レクターシリーズ最終楽章。
    レクター博士の隠された過去が明るみになる。
    過去の暴露により、レクター博士が人間味を帯びたのが、個人的にがっかりしたのですが、その考えだと単なる怪物という定義になってしまうので、描き方が難しいかと読んでいて思いました。
  • ハンニバル(下)(新潮文庫)
    終盤が最高に面白い。これぞ小説、という感動すらあった。
    期待を上回ることができる続編、という点からも価値のある一冊。
  • ハンニバル(下)(新潮文庫)
    映画を先に見ているため、ドレスに身を包んだクラリスの艶姿とレクター博士の息を呑む様シーンが脳裏にフラッシュバック。
    想像の幅を狭めるという意味では、小説のメディア化は善し悪しあると言える。

    それにしても、音楽に耳を傾け、絵画に目を潤し、人の心に憐れを想い…なんともゆったりとした気分になれる。
  • ハンニバル(上)(新潮文庫)
    デカダンです。音楽と美と歴史と教養を読んでる人間に求めてくる本です。その意味では哲学書のよう。聖書必読とかいうアレね。三大経典くらいは一般教養の範囲だろうなー…。
    と、読んでいるうちに自分の教養の範囲の狭さに気がつける。世界は広い。
  • ハンニバル(上)(新潮文庫)
    『レッド・ドラゴン』『羊たちの沈黙』に続く第三作目。カニバル・ハンニバルこと、レクター博士のフィレンツェでの華麗なる生活から、クラリスとの再会まで。

    この作品を読んで、すっかりレクター博士の虜になってしまった。
    左手小指くらいなら、食べられてもいいかな。
  • ハンニバル・ライジング(上)(新潮文庫)
    怪物の作り方。

    自分の家族を葬った輩を次々と復讐していく少年ハンニバル。
    復讐の方法にまだ雑さが拭えませんが、カニバリズムの趣向はすでに出てきてます。
    そしてハンニバルの成長に多大な影響を与えるのが、日本人の叔母「紫婦人」。彼女によりハンニバルは日本の文化を吸収していく。
    ハンニバルの世間...続きを読む
  • ハンニバル・ライジング(下)(新潮文庫)
    愛がほしかったはずなんだけど…そこが”怪物”としてのライジングなのかしら?年をとると愛が無くても一人で生きて行ける気もしてくるけど、やっぱどこか淋しさが残るものです。ハンニバルは本当に一人で生きて行っちゃうのね。紫婦人との関係が美しくて素敵。
  • ハンニバル・ライジング(下)(新潮文庫)
    読み終わってしまった。もういちど、羊達の沈黙、レッドドラゴンが読みたくなった。レクター博士が出来上がる過程、悲しかったです。
  • ハンニバル・ライジング(下)(新潮文庫)
    もう、私が評価とかできるものではないので…。そんな恐れ多い。
    レクター博士の物語が読めただけで満足です。
  • ハンニバル(下)(新潮文庫)
    独特の緊張感が漂う。サイコスリラーというのかな? レクターという魅力的ではあるもののやはりただの人殺しであるという不思議な気分で読む事に。
    そこに見透かされるのか、興味が持続するかどうかという緊張感があり作品独自の面白さがそこにはあったと思う。
  • 羊たちの沈黙(下)(新潮文庫)
    映画(ハンニバルやレッドドラゴンは何回か観たけど、羊たち〜はいまだに観れていない……)もあってか、「ハンニバル・レクターの物語」という印象が強かったけど、あくまでほんの一部、「クラリス・スターリングの物語」なんだと実感した。

    上巻を読み、そして下巻を読んで、クラリスがさらに好きになった。

    読みな...続きを読む
  • 羊たちの沈黙(下)(新潮文庫)
    さすが有名小説。
    行方不明の連続殺人犯を天才連続殺人犯からヒントをもらうという設定がもう面白い。

    翻訳されたものだからか内容がわからないところがあった。

    わからない部分を知りたいので映画も観たい。
















    以下ネタバレ!!!





















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  • 羊たちの沈黙(下)(新潮文庫)
    ハンニバル•レクターがやはり大変魅力的な作品(魅力的と言ってしまうと俗っぽいが)。
    緊張感、レクター博士に出し抜かれる感覚、そして頭の中に映像が流れ込んでくるような緻密な情景描写。映像化に成功した作品としても頷ける。イイね!
  • 羊たちの沈黙(上)(新潮文庫)
    有名な小説なので読んでみた。
    踊る大捜査線のキョンキョンはこれがモデルだったのかと思った。

    訳したものは読みづらくて頭に入ってきにくいけど、ストーリーが面白いから読めた。

    感想の下書きを誤って削除してしまいやる気が出ないのでここまで。