トマス・ハリスのレビュー一覧

  • 羊たちの沈黙(上)(新潮文庫)

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    映画は原作に忠実に作られているのだな。という印象。

    原作のレクター博士もアンソニー・ホプキンスのレクター博士の印象とピッタリ合う。

    もっと読みにくいかと思っていた。

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    2013年08月20日
  • ハンニバル(下)(新潮文庫)

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    ネタバレ

    「天才」の描写って映像化するとどうしても伝わりにくいし、凡才に幾ら言葉を尽くして天才の頭の中を解説されても、中途半端な理解に留まるんだろうな、って思うのです(長)。
    どうも、凡人代表です( ^ω^ )←

    何だかもやもや感の拭えない上巻を何とか読み切った皆さん、ご安心下さい←←
    下巻ではレクター博士の天才っぷりが炸裂ですよ〜*\(^o^)/*きゃほー!

    「記憶の宮殿」〜?シャーロック(BBC)と同じようなこと(「マインドパレス」)言ってるじゃないの中2か!←←
    とニヤニヤしたのは一瞬でした。博士の宮殿内部の描写がもう異次元過ぎて怖い。天才怖いよー!と思いながらも強烈に惹かれるこの感覚。何これ

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    2013年11月13日
  • ハンニバル(上)(新潮文庫)

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    「羊達の沈黙」で華々しくFBIデビューしたクラリスを知ってる読者には、中々に辛い展開のシリーズ第二弾。主人公がひたすら国家権力やマスコミにいじめ抜かれる話は…読んでて辛いんだぜ…。

    初っ端から鼻持ちならない官僚や胸糞悪い聴聞会のクラリスバッシングが続いた後に、それ以上に不快感を喚起する大悪党(博士じゃありません、念の為)のおぞましい復讐プランの内容が描かれて、「早くクラリスと博士の会談くれよー(泣)」となった方も多いんじゃないでしょうか( ^ω^ )私はなりました

    そして、第二章の舞台はそんな可哀想なクラリスがいるアメリカから一転、海を越えて遠くイタリアへと移ります。博士ーーっ(TωT)よ

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    2013年04月01日
  • ハンニバル(下)(新潮文庫)

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    下巻は怒濤の展開。ドラマチックな話ではないがレクター博士とクラリスの内面を丁寧に描いている。それにしても映画と違ってラストは後味悪い。ああいう結末とは…。個人的には映画のほうがいいかな。

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    2013年03月31日
  • ハンニバル・ライジング(下)(新潮文庫)

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    上巻の中盤までは、ハンニバル・レクター博士の悲惨な少年時代。
    戦時中の記憶は失い発語できなくなっています。
    上巻の終盤から下巻にかけては復讐譚。

    最初のほうはケッコ優雅に(?)いたぶりながら殺害してるんですが、後半はもう銃なんで、フツーです。

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    2016年01月16日
  • ハンニバル・ライジング(上)(新潮文庫)

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    ハンニバル・レクターの過去のお話。
    リトアニアの裕福な家に生まれたが、戦争により運命は狂う。
    家は荒らされ、使用人は襲撃され、両親の上には爆弾。

    焼け焦げたドレス。 粉々のメガネ。 飛び散った脳漿。
    かろうじて生き残った幼い妹を連れて逃げるが、過酷な運命が待ち受ける。

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    2013年03月25日
  • 羊たちの沈黙(上)(新潮文庫)

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    前作レッドドラゴンよりもレクター博士に焦点が当たっている作品。


    クラリスが連続殺人鬼バッファロービルについて、レクターに助言を求めるが、レクターの解答は思わせ振りなもの。しかし、核心をついている。不気味だ

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    2012年12月16日
  • ハンニバル(上)(新潮文庫)

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    すでに映画化された「羊たちの沈黙」の続編。時間的には前作の7年後、一人前のFBI捜査官となったクラリスと、逃亡を続けるハンニバル・レクター博士が主人公である。
     初めに言っておくと、期待が大きかっただけに、??の部分はあったかな。たぶん賛否両論がでてきそう。まぁ、前作があまりに評価が高かったから、難しかったんだろうね。確かに「羊…」なら★5つつけちゃうもんね(^^)
     タイトルの通り、今回はハンニバルの内面を描こうとしていて、クラリスとハンニバルの関係にも重点が置かれている。で、最終的に結論を出そうとしたのかな、私には今一つピンと来なかったけど…
     というわけで、読後の評価はわかれるだろ

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    2012年02月12日
  • ハンニバル・ライジング(上)(新潮文庫)

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    レクター3部作
    私は映画からこのシリーズに入ったから
    レクター=アンソニー・ホプキンス(笑)
    アンソニー・ホプキンスが好きなんだな。きっと。
    レクターの記憶の宮殿。
    記憶力がよい事って幸せなのか不幸なのか...。

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    2011年08月13日
  • ハンニバル(上)(新潮文庫)

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    レクターが主人公化してしまったことで、レクターに対峙する恐怖感が薄れてしまったような気がする。
    少なくとも、羊たちの沈黙は事前に読んでおいたほうが良いです。

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    2010年07月25日
  • ハンニバル・ライジング(上)(新潮文庫)

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    レクター博士の若かりし頃のエピソード。
    なんで日本人出す?!

    ちょっとイメージが狂ってがっかり。
    自分には3作目のハンニバルが最高作。

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    2009年10月04日
  • ハンニバル(上)(新潮文庫)

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    映画よりもさらにエグいですが、好きです…笑
    下巻も同様にエグくてエログロですが、オススメします!!

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    2009年10月04日
  • ハンニバル・ライジング(下)(新潮文庫)

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    なるほどハンニバル青年は「復習」を遂げたが,あのハンニバルなだけあって,けっこうあっさりと相手を仕留めてしまうところが,ちょっと物足りないところか(なにしろハンニバルなのだから,仕方ないのだが)。また,妹ミーシャの命を奪われたことに対する「復讐」はわかるのだが,それだけで,その後の彼の怪物性を説明するのは不十分にも感じられた。あの一種の超人性はいかにして生まれたのか?その核心は結局、明かされない。結論として,ハンニバルファンにとっては興味深い内容かもしれないが、「羊達の沈黙」や「ハンニバル」を読んでない人にとっては,あるいはあまり面白くはないのかも。

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    2009年10月04日
  • ハンニバル・ライジング(上)(新潮文庫)

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    読み進んだものを
    何度か戻ったりしながらも
    なかなか進まない状況を抜け出すために
    目は先に先にと、
    次に起こることを
    捕らえるのを急いでしまう。
    そんな作品。

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    2009年10月04日
  • ハンニバル・ライジング(上)(新潮文庫)

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    レクター博士の単なる狂気だけではない、美意識の由来が幼少期を通してこの本に綴られている。このシリーズの以前の作品とは構成が違い、淡々と彼の生い立ちや行動を追うというストーリー展開。静かに彼の壮絶な過去が語られている。

    シリーズでは羊たちの沈黙>ハンニバル>レッドドラゴン>ハンニバルライジングという順番で好き。

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    2009年10月04日
  • ハンニバル・ライジング(上)(新潮文庫)

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    上巻は主にレクター博士の幼年期のお話。序盤は結構淡々と、お坊ちゃまなハンニバルの成長を追っていくような感じ。
    前3作と比べると話に引き込まれる度は低かった。

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    2009年10月04日
  • ハンニバル・ライジング(下)(新潮文庫)

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    上巻同様前3作と比べるとどうしても見劣りしてしまう。映画はどーなんでしょう?アンソニー・ホプキンス以外が演じるレクター博士は興味がある。と同時に彼が濃すぎて他の人がやってもイメージがずれそう。

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    2009年10月04日
  • ハンニバル・ライジング(下)(新潮文庫)

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    レッドドラゴン、羊たちの沈黙、ハンニバルと全部読んだけれど、今回は残虐さよりも悲しさが多く感じられた 映画も見てみよう

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    2009年10月04日
  • ハンニバル・ライジング(下)(新潮文庫)

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    ハンニバルという少年は、1945年、雪の中で妹を救おうとしたときに、死んだのだ。妹のミーシャと共に、彼の心も死んだ。じゃあ、いまの彼はいったい何者か?それを形容すべき言葉は、いまは何もない。便宜上、われわれは彼のことを「怪物」と呼ぶことにしよう。(p.194)

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    2020年07月15日
  • ハンニバル・ライジング(上)(新潮文庫)

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    日本の源氏物語が出てきたり、和歌や水墨画や宮本武蔵が出てきたり、かなり日本文化に深く関わる部分があって驚いた。キル・ビルっぽい感じだけど、キル・ビルよりもずっと日本に対する理解や描写は正確だ。
    ハンニバルレクターの、復讐劇が物語の中心になっているためもあるけれど、ハンニバルがどちらかというとちょっと変わった正義の味方ような感じで描かれているところが面白かった。そのために、その後に続く「羊たちの沈黙」のキャラクターとはあまりにかけ離れていて、続きものというよりは、アナザーストーリーぐらいに考えたほうがよいと思う。

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    2020年07月15日