トマス・ハリスのレビュー一覧

  • ハンニバル(上)(新潮文庫)
    テレビドラマでハンニバルを見て、気になったので久しぶりに読み返してみる。
    以前にも増して楽しめました^ ^
  • ハンニバル(下)(新潮文庫)
    クラリスが地道な捜査でレクター博士を追うが、メイスンが横槍を入れて、レクター博士を拉致する。クラリスの突入により、レクター博士は難を逃れ、麻痺したクラリスを催眠療法でいじりつつ、人肉ディナーを行う。ラストは、オペラ観劇をする、レクター博士とクラリスで締め。
    メイスンがレクター博士を豚に食べさせようと...続きを読む
  • ハンニバル(上)(新潮文庫)
    前作の7年後。クラリスが犯人の逮捕に失敗し射殺するところから始まり、過去にレクター博士に顔を削がれた狂人の金持ちの登場、イタリアで潜伏するレクター博士の追跡まで。
    前作に比べ、周辺キャラクターが良い。
  • 羊たちの沈黙(上)(新潮文庫)
    本当にろくでもないことしかしないなチルトン。何故こんな無能をレクターを収監してる病院の院長にさせておくんだ
  • ハンニバル(上)(新潮文庫)
    今回の訳者さんは読みやすかったです!
    作品の大部分を忘れていたにも関わらず、情景を思い描くことができました。

    レクター博士が逃げてから10年?後くらいの話。
    彼の被害者であるメイスンという富豪が、彼を残虐に殺すために懸賞金をかけており、その懸賞金を巡って密告者との話が進んでいく、というストーリー。...続きを読む
  • ハンニバル・ライジング(上)(新潮文庫)
    ミーシャが死ぬまでは気が重くて重くて中々読み進められなかったけど、紫夫人と出会ってからはハンニバルの成長に惹きつけられるようにページを捲る手が軽くなった
  • ハンニバル(下)(新潮文庫)
    映画「羊たちの沈黙」からの小説「ハンニバル」。ハンニバルの映画はジョディ・フォスターではない結末が違うらしいけれど、ぜひ見ねばと思わせられた。羊の方の原作も読みたいが、如何せん翻訳が厄介だからな…。
    フィレンツェにいた時と違いレクター博士の底深い恐ろしさというものが若干薄れたような気がしないでもない...続きを読む
  • ハンニバル(上)(新潮文庫)
    和訳が読みづらいと言って触れなかった時間がもったいない。映画よりほっそりした印象のレクター博士、かっこよくて食べられたくなります。
  • 羊たちの沈黙(下)(新潮文庫)
    有名な映画の原作。映画版は未見で、前作は既読だが内容をあまり憶えていない。そもそも、海外ミステリイにふだんあまり馴染がない。そんなわたしでも、本書がもつ魅力にはすぐに圧倒されてしまった。なにより、ハンニバル・レクター博士が凄い。犯罪者としても博士としても究極的な存在で、クラリス・スターリングとの会話...続きを読む
  • 羊たちの沈黙(上)(新潮文庫)
    有名な映画の原作。映画版は未見で、前作は既読だが内容をあまり憶えていない。そもそも、海外ミステリイにふだんあまり馴染がない。そんなわたしでも、本書がもつ魅力にはすぐに圧倒されてしまった。なにより、ハンニバル・レクター博士が凄い。犯罪者としても博士としても究極的な存在で、クラリス・スターリングとの会話...続きを読む
  • ハンニバル(上)(新潮文庫)
    「いいえ。レクター博士は仮説には関心を持っとらんのです。“三段論法”も哲学的な“総合”もいかなる意味での”絶対”も信じとらんのです博士は」
  • ハンニバル(下)(新潮文庫)
    映画のハンニバルも大好きです。原作を読んで映画の脚本家さんはすごいなあと感嘆した思い出。
    原作のラストが悪い訳ではないのですが、そのままの内容で映画化したらあそこまでの人気は出なかっただろうと思います。映画はとにかく綺麗に上手く作ってる。
    どちらのラストも大好きです。
    原作はレクター博士&クラリス好...続きを読む
  • 羊たちの沈黙(上)(新潮文庫)
    絶対悪とはなぜこんなにも魅力的なのか?僕は一般的に悪事とされるようなこともさも当然のように、平然とやってのける圧倒的自由な様に憧れました。

    本書の魅力はなんといってもハンニバル・レクター。彼が登場すると思わずこちらも姿勢を律しなければならない程の緊張感が漂います。脱出劇に関しては天晴れの一言。まる...続きを読む
  • 羊たちの沈黙(下)(新潮文庫)
    映画も超有名ですが、今更原作を読んでいないことに気づいて挑戦。
    (『ハンニバル』と『レッドドラゴン』は昔読んだ記憶が…)

    原作を読むと、改めてレクター博士が“悪”という存在でありながら、同時に魅力的な“師”であることを再確認できます。
    クラリスついても、寮生活や友人との会話、子供の頃の思い出など描...続きを読む
  • ハンニバル(上)(新潮文庫)
    「羊たちの沈黙」の続編。そして下巻への壮大な序章。上巻は登場人物の説明にほとんどのページが割かれている。ただ、レクター博士が潜伏するフィレンツェ編は面白かった。どうしても映画のイメージがあるので、レクター博士の顔があの俳優と重なってしまう。
  • ハンニバル・ライジング(下)(新潮文庫)
    紫夫人が日本人っていう設定がいまいちよくわからない。
    ハンニバル自信には日本的な話がでてこないし。。。外人特有の「ワビサビ」好きってやつ?

    話的にはダレもなく面白いです。
  • ハンニバル(下)(新潮文庫)
    話は概ね予想通りに進行していくので、せっかちな自分としてはもう少しテンポよく展開して欲しかったかな。この小説の評価はレクター博士の(知性と残虐性を秘めた)キャラに共感できるかにかかっている感じがするのだけど、個人的にはそこまで入れ込めなかった。クラリスと博士の関係性についても少々腑に落ちないもやもや...続きを読む
  • ハンニバル(上)(新潮文庫)
    最初のアクションシーンの後はやや登場人物紹介的な話が続く。丁寧な描写に自然な翻訳で読みやすくはあるけど、もう少し展開にスピード感とミステリー的意外性が欲しかったかも。後半、フィレンツェ編でのレクター博士の逃亡劇から再び話は動き出す。
  • 羊たちの沈黙(上)(新潮文庫)
    レクター博士とクラリス、運命の邂逅。
    “悪の金字塔”がいま、鮮烈によみがえる 新訳

    獲物の皮を剥ぐことから“バッファロウ・ビル“と呼ばれる連続女性誘拐殺人犯が跳梁する。要員不足に悩まされるFBIが白羽の矢を立てたのは訓練生クラリス・スターリング。
    彼女は捜査に助言を得るべく、患者を次々に殺害して精...続きを読む
  • ハンニバル・ライジング(下)(新潮文庫)
    もう、ハンニバル博士になりたい。
    これを読むと、自分の奥底にある感情の蓋を外される様な気がして、ならない。今も思い出すたびに、人に噛み付きたい衝動に駆られる。
    素晴らしくも、恐ろしい作品です。