山本弘のレビュー一覧

  • MM9【文庫版】

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    最近wowowでウルトラQを放送していて、親が喜んで観ていたので、一緒に観ていたが、まさにそんな感じの小説である。世界中で怪獣が頻発に登場し、それを防ぐための機関が気象庁の中に存在するというなんとも子どもゴコロをくすぐられるストーリー。
    ドラマ版もたまに観ていたけど、あっちはほとんど怪獣が姿を表さなかったので、そういう話かと思っていたら原作はガンガン登場してきた。
    これ、続編でてるので、是非読みたい。むしろそれを読むために、一巻目を買ったにすぎなかったりする。

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    2011年09月11日
  • 闇が落ちる前に、もう一度

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     最近凝っている山本作品をまとめて借りた。短編集である。

     文庫版で「闇・・・」を、ハードカバー版で「審判・・・」を借りたのだが、中身は同じだった。タイトルを変えて発刊したんだなぁ。もう少し考えて借りればよかったかな。

     作品は、ラスト1行が素晴らしい冴えを魅せる「闇が落ちる前に、もう一度」、オカルト風でイマイチの「屋上にいるもの」、AI・仮想現実のひとつの解釈となる「時分割の地獄」、ディックあたりが書きそうな(というか実際に書いている)「夜の顔」、発想がユニークだが昇華しきれていないと思う「審判の日」。

    まぁまぁかな。

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    2011年09月03日
  • MM9【文庫版】

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     日常的に怪獣被害が多発する世界。このモンスター・マグニチュードってな概念で災害規模を表す世界でのSF。

     面白い。とにかく面白い。なぜなんだろう? 怪獣の存在をシュレディンガーの猫まで使って量子的に仮想存在させるあたりのこだわりが面白いのである。

     観察者である未来の人間が信じるからこそ、過去が存在するってセリフは、量子論の最もわかりやすい解説のように思える。 いやぁ、楽しいなぁ。続編に期待したいなぁ。

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    2011年09月01日
  • MM9【文庫版】

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    奇想天外な設定にどうやってリアリティを持たせるか。SFと言う分野ではその課題を全く放棄することが許される。もちろん作品のテイストにもよるが、この作品ではその部分を深く追求することによって魅力を引き出している。成功しているかどうかは別としてその丁寧さは読んでいて決して不快ではない。いままで読んだことのない魅力があったのは事実である。明らかに科特隊を意識したネーミングはお約束としてもそれ以外は新機軸の試みであり、最後の作品の怪獣が暴れる描写にはリアリティを超えた迫力があった。

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    2011年08月15日
  • 去年はいい年になるだろう

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    ネタバレ

    著者のアイの物語はだいぶ昔に読んだ。SNEあたりのことも、と学会あたりのことも、昨今の出版事情も、SFまわりのことも深くは知らないが、ぼんやりとは分かる。なので、今ある時間軸と、この物語の中で語られる時間軸の内容の差異やあるいは同じ部分とか、そういう叙述部分の仕掛けは楽しめた。詳しい方は、出てくる登場人物や作品名に「あー、あれ」のような、共感というか、共犯めいた感情を抱くことができると思う。

    読み始めた当初、幼年期の終わりみたいな設定だな、と思った。と同時に、いい終わり方はしないだろうな、とも。

    物語のすすみが、日記を小説に起こしている、という設定のためか、非常に淡々としたもので、起伏に乏

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    2011年08月10日
  • 去年はいい年になるだろう

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    ネタバレ

    未来からアンドロイドが人間を救うためにやってきて現在に介入する。
    というSF読みにはおなじみの設定だが、身内ネタ・事件ネタ・トンデモネタ・
    SFネタを薄くとりこみ、最後までは一応飽きずに読めた。

    *******以下本当にネタバレ***********************************

    タイムトラベル物だと、未来を知ってどのように行動するか。
    ということが主体に書かれることが多いが、本作品でも未来の自分に
    託された、既に書かれた本のデータをアンドロイドから渡されるが、今の
    自分が書いた作品ではないので、それをそのまま使うことに違和感・
    ためらい・後悔を覚えるシーンが何度も出てく

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    2015年05月21日
  • 地球移動作戦(下)

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    ネタバレ

     再接近時の地上でのカタストロフについては、文庫版の発売時期が時期だけに3月12日が色濃く思えますが、原書単行本は2009年刊なんですよね。ちなみに新規追加のあとがきの日付は2011年4月12日。

     主たるエネルギー機関にタキオン噛ませているので、情報の時間遡行ももちろん絡んでいます。それが本題じゃないのでかなり地味ですが(無ければ無いで問題ない構成ではある)。
     過去への警報で多元宇宙を分岐させている自覚は登場人物にもあるらしいので、当然作戦に失敗した時間軸もどこかに存在しているでしょうし、もっとうまい具合にTASって最良解を導き出した時間軸もあるのでしょう。

     本編以外で一つ気になった

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    2011年05月23日
  • 去年はいい年になるだろう

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    ネタバレ

    メタフィクション。ってこういうことでしたよね?

    小説家が本人で登場して
    ほぼ現実に沿った世界で暮らしている。

    そこへ途轍もなくSFな要素が到来する。
    SF的な要素が大盛なのだが、
    作者以外の人物も
    現実を律儀に踏まえて登場し物語を展開していく。

    入れ子細工のような、合わせ鏡のようなくらくらする感覚。
    苦く切ない読後感。

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    2011年04月25日
  • 神は沈黙せず(上)

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    ヤマケンはアレだけど、でもアッチの世界を垣間見る系の
    イってる文章を読みたいな、寝る前の布団の中用で‥
    的な方には、前にもいちどモルダー文庫でも紹介したこちらの小説はいかがでしょうか?

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    2010年10月17日
  • 闇が落ちる前に、もう一度

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    ホラーよりのSF短篇集。テーマ的には『神は沈黙せず』や『アイの物語』に繋がるものが多いのかな。「屋上にいるもの」の正体も山本弘らしかったね。お気に入りは表題作と「時分割の地獄」。

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    2010年09月12日
  • 去年はいい年になるだろう

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     京都在住の自分には関西弁で綴られる文体に親しみがあり、細かいニュアンスも理解できるが、SFを読んでいる時に感じる特有の「本」との距離というか間合いになれなかった。

     美少女ゲームにありがちな「美女アンドロイドが押し掛け女房状態」という設定から始まるが・・・。

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    2010年08月10日
  • 去年はいい年になるだろう

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    SFなんだろうと思うけど、頭が固いのか今ひとつ楽しく読み進められませんでした。
    おもしろくないわけではなく、難しい感じ。

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    2010年07月06日
  • 神は沈黙せず(上)

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    UFO、超能力、ファフロッキーズ現象ー…この世に起こる超常現象は、この物語に於いて神が如何なる存在なのかを理解するための重要な手掛かりであり、作中様々な超常現象の事例が記述されている。
    そのどれもが興味深いものであるが、若干くどい上に少々読みとばしてもあまり遜色がなく、ト学会の本が混ざり込んだ印象を受けた。
    でも、物語の本筋や思わぬ方向から神という不可視の存在に迫ってゆく過程は非常に面白く、下巻まで一気に読める。
    面白いが故に蘊蓄の多さが気になり、ちょっと評価低め。

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    2010年06月30日
  • 去年はいい年になるだろう

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    「神は沈黙せず」、「アイの物語」の山本弘氏の新作。主人公は作者自身がモデル(?)のため、作中上記代表作のネタバレが多発し、未読の方は注意が必要。
    作者が代表を務める「と学会」の話や主人公の家族の話等、どこまでがフィクションなのか興味深いが、純粋な小説としては及第点レベルといった印象であり、上記代表作には残念ながら遠く及ばない感じ。

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    2010年05月05日
  • 滅亡の星、来たる ダイノコンチネント

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    これ、続き物だったのか……!

    いつものことながら、本屋で適当に流し見をしながら直感で買ってくるので、いろいろ失敗する。続きものの二巻だったり。
    いや、これは一巻だけど。

    面白かったです。
    冒頭の展開から、その人たちがそこで紆余曲折して生きていく『LOST』のような展開なのかと思いきや、違った。更に500年後の子孫たちの話がメイン。
    かなり謎と伏線を散りばめて終わっているので、続きが楽しみです。

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    2010年03月24日
  • ソード・ワールドRPGリプレイ・アンソロジー2 賽子の国の魔法戦士

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    その後、他のRPGシリーズになったり、小説のネタになったりした(?)リプレイ3編。

    うーん、古い。

    面白いのは、山本 弘かな。
    水野 良は、作家性が強すぎて、昔からあんまりRPGのリプレイには向かないですよねぇ。これも、結局、1番盛り上がるところ……というか、解答編は、RPGではないし。

    ということで、期待したほどではなかったかも。

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    2010年03月06日
  • 闇が落ちる前に、もう一度

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    >>この宇宙はどうして生まれたのか?宇宙の果てはどうなっているのか?“宇宙の本当の姿”を追い求め、ある独創的な理論に到達した宇宙物理学者。しかしこの理論に従うと、宇宙の寿命はわずか17日間ほどでしかなくなる。バカバカしいまでの理論の誤りを証明するために、彼は大がかりな実験を始めたのだが…。表題作のほか4編を収録。

    単なるジャケ買い。
    だが、表題作にまず恍惚。

    ホラーもあるがSFの香り。どちらに転んでも微妙な按配だが、古き良きSFホラーを味わいたい方にはおすすめ。
    表紙とは違って、煌びやかさのないチープ・ノスタルジックな作品集。

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    2009年10月04日
  • ソード・ワールド・ノベル サーラの冒険5 幸せをつかみたい!

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    新たにパーティに加わったドワーフのメイガス、彼が持ち帰った地図はサーラの故郷の洞窟の宝の地図。相変わらず暗い雰囲気(--;)帰郷したサーラ、洞窟の冒険、裏切り、呪い、別れと(--;)サーラの冒険も佳境だね(笑)

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    2009年10月07日
  • ソード・ワールドRPGリプレイ集4 魔境の支配者

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    平和な公園に現れたモンスター軍団。狙われた少女シア。シアをおう仮面の魔術師。リプレイってことでゲートをめぐる戦いでプレイヤー死亡(笑)色んな展開が考えられて面白い(笑)


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    2009年10月07日
  • ソード・ワールド短編集 ナイトウィンドの影

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    『ナイトウィンドの影』『死せる神の島』に登場した怪盗ナイトウィンドの話。領主に加えられたしっぺ返しが(笑) 『鏡よ、鏡!』迷探偵デュダ・シリーズ。まだリュークは子供なんだね(笑)迷探偵ぶりはなかなか面白かった(笑) 『神官戦士が六人』「羽根頭冒険譚」シリーズ。やはり水野良が書いたものは、初期について言えば格の違いを感じるな。ラミアとの恋の話。

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    2009年10月07日