福島香織のレビュー一覧

  • ウイグル人に何が起きているのか 民族迫害の起源と現在

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    ジョージオーウェルの小説「1984」の実写版のような話でした。
    監視国家による民族、宗教弾圧!が実際にあるとすれば、とても恐ろしいと思いました。
    これは単に他国内の問題ではなく、民族、宗教、外交、テロ対策などなど、複雑に絡んだ問題なので、とても奥が深いです。
    ぜひぜひ読んでみて下さい。

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    2021年12月29日
  • 武漢病毒襲来

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    小説としては正直読みづらいと感じる。今のある程度コロナウイルスが制御されてきたような時期から見るとここで書かれる武漢の状況そのものがデマのように感じてしまいそうになるけど、ここに書かれていることはそれなりの真実を写しているのだろう。そしてコロナウイルスの有無に関わらず中国共産党の抑圧的な社会で生きるということのむずかしさ、そしてそのような世界は現実に今も数多くの人が生きているという現実に目が眩む。それを難しいと感じないように見猿聞か猿言わ猿的に生きていく人はおそらく多し、それはそれほど難しくなくできてしまうのだろうけど、そんな社会を垣間見ることができる。

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    2021年10月24日
  • ウイグル人という罪─中国による民族浄化の真実─

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    ウイグル人を苦しめている問題が漫画と文章によりわかりやすく書かれた作品。

    まず、その現実を知ること。知ったなら、それを広めていくこと。そして、共に声を上げること。
    他にも出来ることはある。賢い消費者になることもその一つ。ウイグルに限らず、労働搾取の結果、安価で手に入れられる商品を買わないこと。なぜそんなに安いのか。どんな労働環境で作られているのか。それを知っていくことの重要性。

    清水ともみさんの手によるあとがきの文に心を動かされる。

    「真の豊かさとは、誰かの人生を踏みつけにした上で享受するものではないはずだ」

    そして、ウイグルの人たちへの思いは、自分たちが当たり前のように享受している自

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    2021年10月05日
  • ウイグル人という罪─中国による民族浄化の真実─

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    歴史好きの私にはウイグルというと突厥、カラハンやカラキタイがすぐに思い浮かぶが、現在のウイグルの悲惨な状況をわかりやすく教えてくれる本。
    中国関連の多くの著作を出している福島香織と漫画家清水ともみの共作。
    かって欧米諸国がやってきたことを現代の中国が進めている。ターニングポイントは胡耀邦の時代で、あの時に流れた多くの血が報われていたなら……
    今、世界のあちこちで悲しみが溢れている。
    みんなが笑顔で暮らせる道は無いのか…

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    2021年09月24日
  • ウイグル人に何が起きているのか 民族迫害の起源と現在

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    恥ずかしながら、ウイグル問題については新疆ウイグル自治区という区域がある、ということしか知らなかった。
    現地で今起きてること、今まで起きてきたこと、中国の思惑などなど非常に勉強になった。
    自分がアンテナを張ってなかったのも問題だが、日本での報道における重要度の低さも問題かと思った。

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    2021年08月14日
  • ウイグル人に何が起きているのか 民族迫害の起源と現在

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    ウイグル自治区、そして中国の近代史を何もしらない状態で読み始めたので結構キツかった。歴史が入り組んでるのと、実際起こっていると信じたくないような内容で。転生先の異世界ですか?と言いたくなるような描写に、目を背けたくなるけど、まずはきちんと知ることが大事だと思うので、読めてよかった。

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    2021年05月03日
  • 本当は日本が大好きな中国人

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    文字通り、日本のことが好きな中国の話。

    政治的な話はあまりなく、主に日本の文化史の話で読みやすかった。

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    2020年11月22日
  • 米中ソに翻弄されたアジア史

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    共著者3名が、カンボジア訪問を機にアジア史、特にカンボジアを中心としたインドシナの歴史について書いた本。宮脇氏が、古代から英仏の植民地になるまでの歴史を概説し、江崎氏が、残留日本兵の助けを借りながらカンボジアが独立を果たす経緯を記し、福島氏が、カンボジアにおける中国の影響力について書いている。3者とも内容は深く、かつ3者がうまくマッチしていて読みやすい。とても勉強になった。最後の対談でも繰り返し述べられているが、中国が今まで国際政治や覇権争いの中で繰り広げてきた残虐な行為とそれをリードする中国人リーダーたちの人間性を、日本人はよく理解する必要があると強く感じた。

    「インドシナは、インドとシ

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    2020年11月10日
  • 新型コロナ、香港、台湾、世界は習近平を許さない

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    ネタバレ

     なるほど、今年2020年1月の台湾総統選の民進党蔡英文の勝利は、香港のデモ学生などの民主主義への思いや何よりも2019年早々に発表された周5条に対する中国共産党の圧力からの忌避感によるものだという。なるほど。
     新型コロナウイルス禍に乗じ、アジアをはじめ、オセアニア、ヨーロッパ、アフリカへ、一帯一路のスローガンのもとに世界にその触手を伸ばし、世界のルールメーカーたらんとする習近平の実像が浮き彫りにされている。
     中国の躍進の裏で、民への言論統制、行動制限、さらにはチベットやウイグルの弾圧が行われている、そんな国家であることを忘れてはならない。著者は必死に警鐘を鳴らしている。

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    2020年08月10日
  • ウイグル人に何が起きているのか 民族迫害の起源と現在

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    中国では読めない本、福島香織の本という事で購入。ウイグルの歴史や判りづらい中央アジアよ西域の諸民族の歴史はこの本を読んでも判りづらいので別途勉強しないといかん。第一章、二章はまとまっていて入門書としてわかりやすい内容だった。もう少し地図や写真や年表で説明して欲しかった。

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    2020年01月04日
  • ウイグル人に何が起きているのか 民族迫害の起源と現在

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    82ページまで読み、残りは流し読み。序章と第一章では新疆ウィグルの「再教育施設」による迫害を記載。日々のすべてを監視され、人権を収奪された監獄社会であることがよくわかる。しかし残念ながら、再教育施設の実態は間接的な情報に終わっている。▼最後のあとがきで、われわれ日本人がどうすべきか、悩まされる問題を書いており、考えさせられる。▼(以下はメモ)中国にとって新疆ウィグルは「一袋一路」の要の土地となる。米国における中東と同じように国際社会のパワーバランスを査収する要衝の地だ。米中新冷戦構造の中で両国とも譲れないテーマである。周りのイスラム国家は一帯一路の果実を得るために、中国のイスラム弾圧に目をつぶ

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    2019年12月28日
  • 習近平の敗北 - 紅い帝国・中国の危機 -

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    足で稼いだ情報が多い。
    取材源を秘匿する必要上、確定的な情報を得ていたとしても、伝聞調だったりぼかして書いたりせざるを得ないのは仕方ないのかな、と。

    読者の関心のありそうなテーマごとに一応区切って書いてはいるが、それぞれ断定的な口調ではないので散漫な印象は残ってしまう。
    ただ、これは著者の責任というよりは、Chinaの現状そのものの反映なのだろう。

    Chinaの明日を一本筋で書けるほど習近平の思い通りには動いていない、と。

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    2019年10月25日
  • 「中国の悪夢」を習近平が準備する

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    独裁を強め長期政権に布石を打つ習近平と世界覇権の道を驀進する中国の現状と今後についての洞察。
    共産党内の権力闘争、共産党の中国での支持確立のための手頃な戦争、米国の後退の力の空白、インドやロシアとの関係、EU(ドイツ)に対する連携強化、孤立する台湾、2022までに台湾または尖閣への侵攻。
    2017年11/30出版だが古さを感じさせない読み物であった。

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    2018年08月25日
  • 中国絶望工場の若者たち 「ポスト女工哀史」世代の夢と現実

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    ネタバレ

    農民工の第二世代に肉薄しつつも、ときおり俯瞰もする。どちらかというと、もっとスラム的な生活をしている人たちのことを知りたかったが、求めていた内容と違った。しかし、これはこれで勉強になった。

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    2018年08月22日
  • 権力闘争がわかれば中国がわかる

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    隣の大国が西洋の価値観とは全く別のルールで動いていることがよく分かる。アンチ・ヘイトに繋がりかねない書き方ではあるので、冷静に読む必要がある。

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    2018年06月03日
  • 習近平王朝の危険な野望

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    敢えて政治ではなく経済でカテゴライズ。中国経済の分析は、習近平の思想を分析しないと難しい。作者の福島さんの中国ウォッチのスタンスはブレが少ない。

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    2018年06月03日
  • 赤い帝国・中国が滅びる日

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    中国の指導者による権力をめぐる内部抗争を詳細な解説する取材力は見事。冷徹で客観的な目で習近平政権の現実や、中国で台頭しているリスクを解説している。習近平政権の危うさは、対外的な強硬姿勢、固定化された貧富の差、軍制改革(軍区制から戦区制への変更)による特に陸軍の反発。

    農民工と呼ばれる農村から都市部に出稼ぎに来た労働者の中で、特に1980年代生まれの若い世代は、SNSやネットを使った情報収集能力が高く、新しい形の知識層。既得権益を持つ都市部、共産党幹部との格差が、どこかタイの社会を分断する格差に似ている。

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    2018年02月10日
  • 米中の危険なゲームが始まった

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    当代有数のチャイナウォッチャーであり、市井の暮らしから政権中枢に繋がる人物まで、伝聞ではない直接取得した幅広い情報に基づく状況判断や予測は、傾聴に値する。

    本書も習近平や中共指導部の置かれた状況について著者ならではの見方を示し、本邦のあり方についても含蓄深い示唆を与える。

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    2017年09月25日
  • 赤い帝国・中国が滅びる日

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    題名は不必要にセンセーショナルだが、中身は冷静かつ客観的に現在の中国政府の内情を記した良書。

    著者が示した今後の5つのシナリオの内、平和的なベストシナリオの実現を期待するが、現状はワーストに向かっている気がする。

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    2016年12月22日
  • 権力闘争がわかれば中国がわかる

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    鄧小平以降の江沢民の上海閥、胡錦濤の共青団、それらの力を排除しようとして腐敗撲滅運動をする習近平という流れをゴシップなどを含めて記載している。
    CCTVは後宮という位置づけもすごいと思った。

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    2016年03月12日