広瀬弦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
社会的コミュニティでの役目を仰せつかり、ここしばらく忙しくしておりました。焦りも、不満もチラリ・・・そんな私を救ってくれた一冊です。
どのページを開いても、どの言葉も宝石のように、輝いています。88ページ(なんだか運命的な割り付け、と、私だけが思う)の『ありがとう』の抜粋です。
『空 ありがとう
今日も私の上にいてくれて
曇っていても分かるよ
宇宙へと青く広がっているのが』
私の、この心の状態とのタイミングですね、
泣けました。
生きていることの有り難さとか、
感謝の心とか、言葉の中にある『想い』や
『心』に気がつかなければ、見過ごしてしまうことなのだと思います。
いのちの愛おしさ、生きている -
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Posted by ブクログ
あらすじ不要の有名児童小説。
そういえばちゃんと文字で読んだことがなかったかもしれない。
初めて「幸福の王子」の物語を知った時、なんて美しい話なんだと思った記憶がある。数十年経って改めて読むと、ツバメが可哀想になってきた。ツバメはただ王子の我が侭を聞いてしまったが為にその命を犠牲にしたのだ。1晩だけでツバメをエジプトに行かせていれば、彼は死ななかったかもしれない。王子が分け与えた宝石や金だって、貧乏な人は1晩で豪遊して使い切ってしまうかもしれない。貧しい人の心が清いなんてもはやフィクションの中だけの話だ。そんなことを考えてしまった。結局、いくら悔い改めた王子であろうと人である以上自分勝手な部 -
Posted by ブクログ
工藤直子さんの絵本ですね。
絵は、広瀬弦さん。
年長さん、低学年向けのメルヘンです。
ちびぞうは、
とても げんきです。
なんでも みてみたいし、
なんでも してみたいのです。
あさごはんを たべた あと、
ちびぞうは、いいました。
「ごちそうさま。
えーと、きょうは なにを しようかな?」
「かあさん、ぼく さんぽして、
なにかしてくるね。」
ちびぞうは しっぽを ふりまわして、
げんきよく いいました。
「おや、そうかい。
〈なにか〉に よろしくね。」
ちびぞうの、ぼうけんの おはなしです。
愉快なちびぞうが、出逢った動物たちと、体の一部を取 -
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