夏海公司のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
次郎丸 縁と姪乃浜 梢がキャラ被って見えてしまうのだけど、短篇集もSEあるあるとして面白かった。立華いなくてもまだまだ面白い話できそうな予感を感じた。
ただ、業務改善のミーティングを他社に依頼するものなのだろうか??
大手とベンチャークラスの小さな会社と両方経験している身としては、最初に小規模な会社で身を粉にして働いて、大手に移った方がいろいろ理解できて仕事もやり甲斐があると思うし、大手なりの良さが実感できると思う。
ちなみにどちらも利点・欠点があります。
福岡の駅名が苗字になっている人が多いが、今にして思えば、次郎丸というネーミングはちょっと流行に乗っている感じで良いかもね。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ挿絵がモロに某戦闘妖精の構図のパロディな点に惹かれて購入。内容としては広義の擬人化作品であり、シミュレーションであり、SFであり、ラブコメでもある。
主人公の駆る機体≒ヒロインがグリペンっていうのが渋いというかなんというか。(某関東万歳な大人向けゲームの影響か?)まーグリペンちゃんはかわいいです。
全体的にとてもよくまとまっていて、切れ味の良い王道ラブコメSFという印象。
ハードな空戦あり、組織内のパワーゲームあり、国家間のグレートゲームまでもが織り交ぜられるスペクタクル要素もあり、そっちの趣味を持っているヒトならニヤリとさせられる場面もあって、そういう意味でも非常に面白い。
惜しむらく -
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Posted by ブクログ
藤崎さんの古巣の大手企業で客先常駐することになった工兵と立華だったけど・・・・・・。
毎度ながら社長の無茶振りでスタートするわけだけど、今回も色々理不尽過ぎて本気で社長を○したくなる。
過去最高クラスの修羅場で、あの立華が倒れるほどと言われればその酷さもよく分かるというもの。
そりゃ発狂して逃げ出す人も出ますよ。
こういうのが日常的に起きてると思うともう、ね。
中盤のイライラのお陰で解決時はスッキリすること請け合い。
いつも以上に薄氷の勝利(と言っていいのか微妙なライン)だし、色々と尾を引きそうだし、ちょっと不穏な空気。
珍しく次巻に続く引きで、それがまた不安を助長させる。 -
Posted by ブクログ
初の短編集。
一話一話がちょうどよいボリュームで(一部かなり長い話もあったが)サクサク読み進められるのも吉。
副業に限った話ではないけれど、色々良く考えて行動しないとなと思わされた。
人間真っ当に生きるのが一番ですよ。
最初の話は、工兵があんまり活躍せず、今まで培ってきた関係者に助けられたってのが印象的。
人脈は宝っすな。
こういう時の立華は本当に頼りになる。
橋本課長のエピソードもぶっ飛んでて面白かったし、面接の話も面白かった。
あの新人をゲットできなかったのはかなりの痛手ですよ。
まぁあんな戦力が加入しちゃったら、工兵の出番も減るし、仕事が楽になってあんまり盛り上がりもなくなっちゃいそ -
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Posted by ブクログ
順番間違えて12巻を先に読んでしまったが、この11巻のラストで12巻への布石となる終わり方だったのだね。
11巻もラノベの領域をはるかに超えているビジネス小説のできばえ。
学生時代に習う社会人のあり方のところのダークな部分でもあり、あるあるなところが実にリアルに書き込まれている。
今回はシステムエンジニアというよりは管理職の話。
まさによくあることなのだが、大型アプライアンスを買っても、毎年ごとのソフトウェア・ライセンス料金や保守費が膨大でもあり、そこで稼ごうとする会社と、保守運用の現場で働く人たちとのギャップ。
仕事がかつかつでもあるのにも関わらず、残業を行うときに面倒な申請を都度行わ -
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