【感想・ネタバレ】なれる!SE11 絶対?管理職宣言のレビュー

あらすじ

スルガシステムが驚天動地の企業買収。子会社となるのは社員数8名のデジタル・ヴィレッジ。その部長に兼務で就任した藤崎はさらりと長期出張へ、そこで白羽の矢が立ったのは例によって工兵だった。 任務は簡単な事務処理だけ……という話だったが、そう簡単にいくはずもなく、工兵は現場と会社の板挟みに。さらに優良システム開発会社という触れ込みだったDV社が実は大赤字ということが明らかになり!? 技術アドバイザの役割を振られた立華とともに、工兵は事態の打開を図るが!?

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Posted by ブクログ

計画的に転売され、窮地に陥ったDV社。なかなか工兵くん、立華ちゃんの気持ちが伝わらないのにはハラハラさせられたけれど、持ち前の運の良さと、前向きな姿勢が、かたくなだったDV社の社員たちの心を掴んでいく。その後は、DV社を採算とれる部門にしていく傍ら、気持ちよく、反撃。以前の話に登場する仲間?宿敵?たちも巻き込んで、打開していく様子にわくわく。SEでなくても、面白いと思います。

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2018年10月12日

Posted by ブクログ

夏海公司のなれる!SE 11を読みました。
絶対?管理職宣言という副題のついた、なれる!SEシリーズの11冊目です。

スルガシステムの新入社員、桜坂工兵は毎回の無茶振りも何のその、仕事をこなしているのですが、今回はスルガシステムが買収した会社の管理作業を振られてしまいます。
六本松社長が利益が上がるはずと言って買収した会社は、コスト割れの保守契約案件に苦しんでいたのでした。

部長代理という肩書きをもらってしまった工兵は収支を改善しようと奮闘するのですが、当の会社の社員からの協力も得られず、このまま行くと会社を精算するしかない、という絶体絶命の状況になってしまいます。

物語はもちろん工兵の活躍により、打開策が見つかってめでたしめでたしとなるのですが、コスト割れの保守案件などということは他人事じゃないよなあ、と思ったのでした。

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2013年12月28日

Posted by ブクログ

順番間違えて12巻を先に読んでしまったが、この11巻のラストで12巻への布石となる終わり方だったのだね。

11巻もラノベの領域をはるかに超えているビジネス小説のできばえ。
学生時代に習う社会人のあり方のところのダークな部分でもあり、あるあるなところが実にリアルに書き込まれている。

今回はシステムエンジニアというよりは管理職の話。

まさによくあることなのだが、大型アプライアンスを買っても、毎年ごとのソフトウェア・ライセンス料金や保守費が膨大でもあり、そこで稼ごうとする会社と、保守運用の現場で働く人たちとのギャップ。
仕事がかつかつでもあるのにも関わらず、残業を行うときに面倒な申請を都度行わないとならない。
残業をOKにすると、なぁなぁと時間伸ばしに残業して週に100万以上/8名 の残業代が加算され赤字になる。
申請が面倒なのでこっそりサピ残する。
会社に対して不信感。
負の連鎖。
とかとか、よくあることのオンパレード。

今や現場SEといえども、キャッシュフローはある程度頭の中に入れながら営業の目線でも働くことが必要でもあるのだなぁ。と再認識しました。

桜坂くんは少し前まで新米SEだったのに、買収した子会社の部長代理になりマネジメントする難役をつきつけられて、何度も苦難にぶち当たりながらもウルトラC的に解決していく。憧れるわーw

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2015年09月08日

Posted by ブクログ

新入社員のマネージャーはありえない(あったらブラック企業?)が、現実に起こりそうな問題だ。
ハッピーエンド(?)で良かったが、これも現実にはなかなかこの様には行かないかな。
こうあって欲しいけれど・・・・

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2014年11月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今回はデジタルヴィレッジという子会社ができる。
事務処理だけの部長代理のはずが、美人のリシーのため(?)、打ち解けない社員、構造的な赤字の問題に取り組む。
問題は、前の親会社の高価なパッケージとセットの格安サポート業務だけを押し付けられたこと。優良案件のみを引き抜いて親会社へ移動したリシーの兄。
ッケージの乗換案で脅して、優良案件を取り返してなんとか立て直す。

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2014年04月18日

Posted by ブクログ

なぜに違う分野をやらせるのでしょうか。ネタに困るのに。工兵の新人設定を忘れるのが、この作品を楽しむコツかと。

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2014年02月05日

Posted by ブクログ

新人1年目にして部長代理という、無茶ぶりにも程がある展開。
でも客先常駐や、案件防衛のときと違い、わかりやすい敵をわかりやすく打ちのめしてくれるので読んでいて気持ちいい。 (途中の展開は相変わらず胃が締め付けられるけれど)

今回一番堪えたのは、工兵が管理者側で発言をしようとした際、かつて自分が現場側だった(NBL常駐時)ときを思い出す描写・・・難しい。

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2013年12月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

工兵君、ついに管理職に!

スルガシステムがアルマダに持ってかれた案件による売上低下の補てんのために、
「優良SIer」を買収して売上げ水増ししようとしたら実は・・・という流れで、
子会社の「優良SIer」の技術部長代理として奮闘するお話。
注:工兵君は新卒1年目です

表紙キャラとして、立華、梢、縁に次ぐ4人目が登場。
オーストリア人?のリシ―たんだそうです。
もうこれ以上ヒロインを増やしたら収拾つかなくなるのでは・・・
今まで個人的にヤンデレ梢さん一押しだったけど、カモメさんが急上昇してきた。

以下、感想ですが、、、

自分のしている仕事がきちんとと利益あげられているのか、
知っておくことはとても重要なんだと思った。
最新技術!生産性向上!安定運用!などといくら声高く叫んでも、
自分たちの食いぶちを稼げていなければ存在価値ないんですよねー。

今の仕事、「コスト」の事を考える機会がほとんどないから、
本当に技術のみを追いたい人にはすごいイイ環境なんだろうけど、
個人的には結構危機感を感じてる。

あとはマネージャって大変だなと思った(小並感

最後の終わり方が非常に気になった。
立華たんにJK疑惑浮上(w

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2013年12月14日

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体験管理職編。 
管理職だって大変なんだぞSP。
やっぱ上の者も現場を知っていないとね。
下の者もほんのちょっとだけでも上のことを理解すればめでたしめでたし。

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2016年08月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今回は技術的な話はあまりなかったかです。
スーパーハイスペック新人の活躍がホントに凄いですね。追い詰められる→逆転!がベタだけど面白いシリーズで続きが楽しみです。

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2015年03月15日

Posted by ブクログ

面白いは面白いんだけど、シリーズの中ではやや低調だったか。
マネージャーとして子会社を見捨てず彼らのために奮闘する工兵の姿には清々しさを覚えたけど、工兵にとっての絶望感とそこからの切り返しという醍醐味がやや薄かったかな。
そもそもSE1年目の工兵を主人公にした物語としてはさすがにそろそろネタ切れか
ここまでよくクオリティを保ちながら引っ張ってきたなとは思うけど、そろそろ畳んでもいいんじゃないかな。

…そんなことを考えてたら、ラストは気になる終わり方。
あの謎が解かれる時が、この物語が終わるときか。

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2013年12月23日

Posted by ブクログ

とうとう管理職ですかー。ものすごいな。
でもそんなピンチの状態なのに、混乱するだろうからって状況を説明しないのはやっぱ無理があったと思うなあ。どういう状況かもわからないで仕事増やされても不満しか出ないのは予想できるだろう…。
まっ、しかし(子)会社の存続をかけた燃える展開だったので良し。
そしてドイツ語かっけー。
入社一年目を控え、次はいよいよ室見さんの正体に迫るのか…!?

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2013年12月20日

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