【感想・ネタバレ】なれる!SE4 誰でもできる?プロジェクト管理のレビュー

あらすじ

とある出版社の本社移転プロジェクトに参画することになった立華と工兵。とはいえ請け負ったのは一部ルーターの移設作業だけ……だったはずが、あまりの惨憺たる状況にプロジェクトマネージャーが逃亡。その代打を工兵が無茶振りされることに。新人にはハードルの高すぎる未経験の業務を前に途方に暮れる工兵。期限は容赦なく迫り、ベンダー各社はごねまくる。はたして工兵はPM業務を完遂できるのか!? そして立華のプライベートの一端も明かされるシリーズ第4弾!

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Posted by ブクログ

プロジェクトメンバーにも3タイプあるというのは、目から鱗だった
PMはしんどいけど、やりがいありそう

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2025年09月13日

Posted by ブクログ

自分の仕事直結で、興味深く読んだ。プロジェクトメンバとして、3種類のタイプに分けて整理されていたけど、なるほど。工兵くんはもちろん、橋本課長さんのファンになりそうです。(今回はカモメさんがちょっぴり影薄かったかもしれませんね。)

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2018年10月12日

Posted by ブクログ

今度はプロジェクトマネージャに挑戦!!複数社をまとめあげ顧客へ納品するという新入社員がやるべき仕事なのか?っていうお話.これも自分の分野とかなり似ており,非常に参考になることが多いです.

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2014年01月21日

Posted by ブクログ

第4巻のテーマはプロジェクト管理です。プロジェクト管理で何を管理するのが難しいかと言えば、やはり、人でしょう。

人以外の管理対象(資源)となる、物・金・商流・スケジュール・情報・リスク・品質……等々は、制約条件であったり、結果系の監視なので、まぁ、自分の能力の範囲でできることしかできないわけで、難しいと言うよりも頑張るか怠けるかで決まるように思います。

でも、「人」は、難しいですよね。

(以下、ネタバレあり)



そこで、この本では、人を3つのタイプに分けて考えるという方法が示されます。
すなわち<サーバ(奉仕者)>、<ツール(道具)>、<クライアント(顧客)>です。

サーバタイプ:
 PMを顧客として扱う。PMの指示には従順で管理の手間を減らすよう協力的に動く。このタイプはある程度まとまった仕事を渡しても構わない。

ツールタイプ:
 完全に作業員として振る舞う。PMの指示には従順だがプロジェクトの成功には一切責任を持たない。言われたことを愚直に実施し、結果問題が起きてもそれはPMの指示が悪かったためと考える。このタイプには、細かく指示を与え状況をトラックすべきである。

顧客タイプ:
 高いモチベーションと責任感を持っている。業務遂行能力も高く自身の研鑽を欠かさない。PMと対立しがちだが、それは能力の不足・無気力を意味しない。彼らは単純にPMを<奉仕者>とみなしているのだ。彼らにとって、PMは全体進捗や案件状況等々を収集・提供し問題発生時のサポートをしてくれる人物とみなしている。 このタイプには、彼らの要求をよく聞きできるだけ調整してあげること。



神尾龍と中原裕による『ラストイニング』という野球漫画では、主人公である鳩ヶ谷監督が選手をD・C・M(イヌ・ネコ・サル)の3タイプに分類するシーンがあります。

Dは「ドッグ」:
 従順で良く云う事を聴くが集団性を重んじる。

Cは「キャット」:
 気紛れで個人主義だが能力は高い。

Mは「モンキー」
 思慮深く表も裏も思考が回る、といった具合である。

本書の分類に対応させると、
 サーバタイプ = モンキータイプ
 ツールタイプ = ドッグタイプ
 顧客タイプ  = キャットタイプ

ということになりそうです。
野球監督も野球という舞台で、プロセス管理をしているようなものなので当然かもしれませんね。

そういえば、スーパーSEの板倉稔さんも、その著書『スーパーSEがすすめる知のモデリング』で、血液型によって上司と部下の関係を解説していました。



ただ、同じ人の中にも、犬・猫・猿の要素が隠れているので実際は単純ではありません。
ある場面では猫(または、犬・猿)の顔が現れると考える方が安全でしょう。


なーんて、勉強にもなるけど、全体的にはラノベ特有のスピード感と面白さがあります。

前巻の恐怖の橋本課長が、かわいいメールを出しているところとかいい感じでした。

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2013年08月17日

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読んでてこれだけ勉強になる(と思う)ラノベは珍しい。キャラクターへの興味をそそられる書き方も良いです。自分がもう少しで仕事に就くということもあり、仕事を体験しているかのように読んでいけました。

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2012年08月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今回で4巻目の「なれる!SE」。

ついこの前まで(今も?)新人の工兵だが、
早くも4巻目にして、ひょんなことからプロジェクトマネージャに任命。

工兵の仕事のこなし方は異常な程
巻を追うごとに凄まじく成長しています。
(実際そんな甘いものではないけど、ちょっと尊敬w)

PMの基本的工程も自然に知ることができるし、
現場でよくありがちな、ベンダー調整の苦労。や客からのアラート報告等、生々しく書かれており感情移入しすぎると胃が痛くなる^^;

ネットワーク寄りのIT業界の人じゃなければ解らない用語も出てくるけど、新人さんは入門書としてでもこのシリーズは全部読むべき!
面白くこの業界の事がわかるし勉強にもなる。

次、5巻読むぞぉー。

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2012年02月16日

Posted by ブクログ

なれるSEシリーズ第四巻は、プロジェクト管理。相変わらず、いきなり千尋の谷に突き落とされる新人SEくんには気の毒だが、今回はシリーズを通じて最も、エンジニアの教科書としておもしろい。プロジェクト管理の方法論、用語の解説もうまいし、なによりプロジェクト参加メンバーを類型してそれぞれへの対策を紹介するところが秀逸。ラノベで学べるSE学としてタイトルの「なれるSE」に恥じない内容となったように思う。

ところで5巻は「要求仕様の探検」にしてほしいなぁ、とワインバーグフリークとしては思うのだがw

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2011年08月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

やっぱりこのシリーズは巻が進むごとに面白くなってくるなぁ。
主人公がドンドン仕事できてリア充化してるのが腹立つけどw

ひどい上司や顧客に凹まされるのが結構読んでるこっちにもクるものがあるね。今回は特に。
また、今回は室見さんの過去を少しずつ匂わせてるのも、今後が気になる感じです。

次回も期待。

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2011年07月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

これもラノベだけど主人公はまっとう(?)な社会人。ブラックIT系企業に入社してしまった主人公のデスマーチぶりをコメディタッチに書いた今回のテーマはプロジェクト管理。割とタイムリーに関わってくるようなテーマでもありかなり楽しめた。最近は会社の理不尽さより、入社3ヶ月目にして大型案件のプロジェクトマネージャーを何とかこなしてしまう主人公の有能さの方が目立ってきたかも。

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2011年10月30日

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なんか、あまりに生々しすぎて、読むのがつらくなってきた…。これまでの巻と比べて、自分の仕事にまともにかぶってるからかな…。
次巻からは、もうちょっと「引いて」お話として楽しめる距離感のあるテーマでありますように…。

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2015年05月11日

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もうシリーズものになることを意識してきた感じ
プロマネは一筋縄ではいかないので、かなりフィクションっぽいが、エッセンスとして現実で忘れがちな重要ポイントも埋め込まれている気がする。
それにしても、主人公の前向きさは見習わないといけない、まあこれもフィクションで現実にはこんな新卒は居ないのだろうけれど

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2016年09月03日

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なれるかぁ!

でもPMに関しては色々参考になったかも。
新たなヒロイン?候補も増えたし、他の女の子たちとも進展中(梢さんの出番ないけどw)。
立華の秘密も垣間見えたりしました。

キャラも魅力的なんだよね。
藤崎さんも工兵も凄くカッコイイ。でも憧れない不思議w
工兵も順調に成長中で、いずれは六本松を超える存在になりそうな予感がひしひし。

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2014年06月01日

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ちょっとした仕事のキックオフで打合せに行くと
グダグダの極みで,更にプロジェクトマネージャー(PM)が逃げた.
で,新PMになってしまった桜坂工兵.
また新たなる女性キャラに粉をかける工兵君.
あの飲み友達になったカノジョが可愛いわー.
メールとリアルのギャップがすごくて.
ギャップ萌えですね☆

・・・社長の無茶ぶりマジ怖い.

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2014年01月27日

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プロジェクト管理とは、みんなが気持ちよく働けるようにすること。
自分の仕事と重ね合わせて、もう少しがんばろうと思った。

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2013年07月30日

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マネージメントという仕事について勉強できた。今回は仕事を通して信頼し合い、ふたりの関係が深まってきて、ますます今後の展開が気になる。

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2013年04月22日

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SIerに転職して各協力会社さんと一緒にプロジェクトに取り組んで行く為に、プロジェクト管理に関する本を探していた時に紹介されました。面白かったです

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2012年10月15日

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プロジェクト・マネージャ(PM)のストーリーが展開されてる。

なんとなく読んでていいなぁーと思ったところ
75ページ1行目
「とにかく何かの仕組みを知るのが好きなのだ。」
この言葉自分でも使いたい✌('ω')

218ページまんなかあたり
プロジェクトメンバーを三つのタイプに分類した。すなわち〈サーバ(奉仕者)〉、〈ツール(道具)〉、〈クライアント(顧客)〉である。

227ページ最後
〈サーバ〉タイプのメンバーには細々注意せずに仕事を任せる。
〈ツール〉タイプのメンバーにはレポーティング形式やtodoを明示する。
〈クライアント〉タイプのメンバーには彼らのやりやすい管理方法を伝えてもらう。

252ページまんなかへん
桜坂工兵(主人公)「藤崎さんにとって…プロジェクト管理ってなんですか?」
藤崎さん(仕事の先輩)「みんなが気持ちよく仕事できるようにすること」
決まってるでしょ?
即答された。

学生で全く知らない分野のことがわかってきて嬉しい。ラノベという形ではあるけど。

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2012年08月26日

Posted by ブクログ

副題の通り、PMの話。
<サーバ> <ツール> <クライアント> とはよく言ったもので、人間関係で悩んだことがある人には「あるある」感が伝わったのでは?

はっしー再登場で嬉しいけど、やっぱり今回も立華たんペロペロ(^ω^)

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2013年08月21日

Posted by ブクログ

今回はPMのお話でした。
ストーリーは至極まっとうで、現実的なシーン設定です。
相変わらず、登場するのは個性的な女性キャラクター達。
ストーリーとキャラクター設定のギャップが読みたくなる要素となっているように思います。
あと、最初は挿絵はどうかと思っていましたが、巻を進めていくとキャラクターに関しては、ビジュアルは固定されてしまうものの、人物像は文章でぶれることなく細かく描写されており、読みやすさを後押しする要素として+に働いていると感じました。

面白い。

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2012年06月24日

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ネタバレ

なぜか新人なのにプロジェクト管理、それも炎上確実なPJを任されてしまってどうしようという話。
プロジェクト管理には、PJ管理ノウハウと技術面での幅広い知識が必要なんだなあと思った。つまりある程度の業務経験が必要。
それなのに、しっかり任務を遂行するわ、他社の分まで仕事を巻き取って受注拡大を図るわ、主人公はSEの鑑だわ。チートすぎる。
サーバータイプ・ツールタイプ・クライアントタイプだったら、自分はクライアントタイプよりのツールタイプか。ある程度指示がないと動けないものなあ。
3タイプのメンバへの接し方というのは勉強になった。

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2012年05月20日

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桜坂工兵、入社1年目の新人にしてPM(プロジェクトマネージャー)に就任?!
社長マジ鬼畜wwwwうぇwwww

工兵がだんだん高スペック化してる気がする。てかそれ以前に会社に洗脳されてないか?w
実は工兵にとっては天職だったのだろうか・・・

相変わらずリアルな描写の現場と現実離れした工兵や立華といった登場人物がうまくマッチした面白いシリーズ。
精神をガリガリ削られながら泣き笑い状態なんだけど。

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2012年05月10日

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今回はPMの話
主人公がハイスペックすぎる。就活で失敗したとは思えないハイスペックさ。
プロジェクトメンバーは大きく3つのタイプに別れていてそれぞれどのように仕事をしてもらえばいいかなど話に出てきて実世界でも役に立ちそうだなと思ったり。
ツールや技法などの用語も出ていてなかなかリアル

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2012年03月04日

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ネタバレ

仕事には技術や知識は必要だけど、結局相手にするのは人間なのでコミュニケーションが大事よね、という話。ラノベ的な部分と話の根幹の部分のバランスが取れていて、ティーンズ以上でも楽しめる内容と感じた。
主人公は1作目で就活に失敗した(=大手へ就職できなかった)ともらしていたが、シリーズでの活躍を見る限り、スルガシステムが合っていたのではと思うな。

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2012年03月03日

Posted by ブクログ

いつもどおりの社長の無茶ぶりで、今度はプロジェクトマネージャに任命された工兵。
ある会社の引越しだが、遅延すれば数百万の賃料がかかるため責任重大。顧客は個々の作業を最安値の会社に依頼し、とりまとめはプロジェクトマネージャに丸投げ。会社間の作業の切り分けもあいまいで、作業が始められない状態。とくにLAN担当のエンジニア薬院加奈子は、PMへビシビシと注文をつけてくる。
時間に追われあせる工兵、転機は立華が見せた、触れられたくない過去(?)の一部と思われるファイル。最後は体当たりでの交渉と逆転の発想で...

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2012年01月28日

Posted by ブクログ

もしドラで有名な著者の作品です。
小説仕立てなので、サクサク読めました。
チームとして活動する仲間にタイプが3つあるという話はなるほど、というところですかね。

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2011年09月07日

Posted by ブクログ

夏海公司のなれる!SE 4を読みました。誰でもできる?プロジェクト管理という副題のついた、なれる!SEシリーズの4冊目です。期限もリソースも考えずにダボハゼのように仕事を取ってきて、担当者に無茶振りする社長のいる最悪なIT会社に就職した桜坂工兵のSE残酷物語の4冊目でした。まだ入社して4ヶ月の工兵はあるプロジェクトのメンバとしてキックオフミーティングに参加するのですが、そのプロジェクトは管理がめちゃくちゃで期間内に完了する見込みもなく、雇われPMは逃亡してしまいます。工兵の会社の社長は、うちには優秀なPMがいますから、と仕事を請け負ってしまい、工兵に無茶振りしてくるのでした。プロジェクト管理とは何か、ということも知らない工兵はプロジェクト管理の参考書を読み始めるのでした。まあ、ラノベなので、工兵の努力は報われ、いろいろな偶然も重なってめでたしめでたしとなるのでした。この作者は、桜坂工兵をSEというよりは、理想的な管理者の卵として描いているような気がします。いままでにやったことのない仕事が振られてもどん欲に仕事の仕方を学んでいく、仕事の達成のシステムに興味があって学ぶことが楽しい、同僚やお客様と人間関係を良好に築くことができる、ステークフォルダーに理を説いて説得することができる、いざとなったら目的を達成するために自分や同僚に負荷をかけることができる。私の周りにもこういう人はいて順調に出世していますね。konnok自身はそうじゃないのが困りものですが。

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2011年09月07日

Posted by ブクログ

少々出木杉君になりすぎてるところは否めないが、楽しくよめた。

3タイプのうちのクライアントタイプというのは、なるほどなと思った。確かにそういうのいる。

橋本さん萌え

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2011年09月03日

Posted by ブクログ

今度はプロジェクトマネージャー!所帯が小さい分、いろんなことが経験できています(させられていると。というか、無茶ぶり。)というか、社長も無茶苦茶肝が座っているというか。。メンバーはサーバー、ツール、クライアントに分けられるという話がとてもためになりました。

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2022年01月30日

Posted by ブクログ

起承転結の転のところが、営業的になっちゃうのは仕方ないのかなあ。
もっとエンジニアリング的な解決を期待してるんだけど。

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2012年11月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ヒロイン増えすぎですね笑
IT業界に努めるからと軽い気持ちで読み始めたシリーズでしたが、毎度のパターンながらどうしょうもなさそうなところまで追いつめられてからの復活劇が面白くなってきました。
前作登場キャラのメール口調が必見かと。

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2012年09月11日

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