あらすじ
工兵の社会人二年目がスタート! そしてまさかの大盤振る舞い、大量十人の新卒社員を迎えたスルガシステム。例によって新人の教育担当となったのは……工兵でした! 「学生ベンチャーやインカレサークルで部長を務めてたんで~」と意識高い系新人に、「ホットヨガの予約があるので帰ります~」と仕事も途中で定時退社など、ゆとり爆発の新人たちに社内は大混乱! はたして工兵は無事に新人たちを戦力化できるのか!?
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Posted by ブクログ
いまどきの新人達の様子はまさに現実とかぶる。若手を育てる立場に何度も立たされた経験を思い起こしながら、工兵くんの大奮闘を興味深く読んだ。橋本課長の的を得た指摘や室見さんのサポート。梢さんもほかこれまでに登場してきた女性達も味のある登場は何とも楽しかった。
Posted by ブクログ
社畜システムエンジニアを漢字二文字で表せば「工兵」。そんな名前を持つ主人公も13巻にして新入社員を迎える立場になりました。
この巻もそうなのですが、工兵クンは自分に与えられた役割を十二分にこなします。きっと超優秀なのでしょう。
スルガシステム(本物語の会社名)も、そんな工兵クンを炎上する現場へ投入し消火を繰り返します。
でも、本当の問題は解決していませんから、もしも工兵クンがいなくなったらきっと大きなしっぺ返しがくることでしょう。
さて、本巻で新人教育、次巻は総務っぽい引きがあったので、ラノベ版の島耕作になっていくのでしょうか。コーヘイ、コウサク、、、似てますし、、、とコーイチが言ってみる。
でも、この巻とっても面白かったです。イチオシの姪乃浜梢さんと橋本課長が活躍していたので大満足です。
223ページの「愛想が尽きましたか」に対する姪乃浜梢さんの返しもよかったし、ゾクゾクする盛り上がりも1巻に匹敵するものでした。
Posted by ブクログ
うん、面白かった。
個人のバックグラウンドとか、性格の特性を見極めて配置するのってほんと大切。
その辺、リアルでした。
エンジニアとセールスの必要スキルがわかりやすく描けてましたと思います(๑・̑◡・̑๑)
Posted by ブクログ
来年就職活動が始まる自分としては、とても為になる話だった。
このシリーズを読んでると、SEになってみたいと思いながらなりたくないとも思うので、SEのいい部分と悪い部分のさじ加減がちょうどいい感じになってるのが上手いと改めて思う。
Posted by ブクログ
一見生意気で使えなさそうな新人も、ちゃんと適正見極めて戦力化しましょう。というわりと当たり前だけど出来ない話だった。
まあ、新人に限った話じゃないのかもね。使えないというのは簡単。どうすれば出来るようになるのかが難しい。
Posted by ブクログ
新人教育、難しいんすよね。
仕事を選ぶなとか、将来役に立つとか、みたいな昭和メンタリティーって、新人をド頭で躓かせる原因でしかないと個人的な経験から思う。適正にあった仕事をさせることで、仕事をしていけるきっかけを掴ませるのが何より大事。
Posted by ブクログ
これは観点が面白いなと思いました。他の有名な作品と異なり、きちんと時が過ぎてるのが新しく面白いです(クレヨンしんちゃんはいつまで5歳児なんだ)。
あと、わたしが日々感じている重要なコトも書かれていると感じました。"BtoBを主とするIT企業は、チームとして仲間と協力して仕事をし、物を作るよりも人との関係性、その人の特徴を捉えることが重要"
日本も、ITリテラシーを上げる教育を多く導入して、適材適所の仕事の評価になれば変わっていくのに。と思う。