夏海公司のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
TwitterのTLで何度も話題になっていたので気になって読みました。で、すごくいい。
思わず、2巻から9巻ポチッっとしてしましました。
むかし(1992年位)、職場でインターネットに繋ぎたくて、まぁ、メール接続するにはsendmail.cfの設定が必要ということは知っていたので、隣のつなげてあげるよという部門のsendmail.cfをコピってきたのですよ。
それで、そいつを、ちょこちょこって変えればつながるって思ったんだよね。でも、今と違ってDNSを利用するタイプじゃなかったので、適当に変えるだけでは上手く行かなくって、結局一行一行意味を確認していったことを思い出しました。
★
後半 -
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夏海公司のなれる!SE8を読みました。
案件防衛?ハンドブックという副題のついた、なれる!SEシリーズの8冊目です。
ブラック企業スルガシステムに入社した桜坂工兵に強力なライバルが登場します。
アルマダ・イニシアティブと言う会社は商談荒らしの悪名を持つ、強引な営業方法の外資系会社です。
アルマダ・イニシアティブはスルガシステムの顧客会社を次々とリプレースしていきます。
そこの新入社員の次郎丸(じろうまる)縁(ゆかり)は新人ながら技術的にも営業スキル的にも工兵とは段違いの実力を持っているのでした。
この小説は萌え系の技術系SEの日常を描いていく物語だと思っていたのですが、前巻くらいからSEの -
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夏海公司のなれる!SE7を読みました。
目からウロコの?客先常駐術という副題のついた、なれる!SEシリーズの7冊目です。
ブラック企業スルガシステムに入社した桜坂工兵も室見のOJT指導の下、やっと仕事が出来るようになってきました。
そんな室見と桜坂に、大赤字システム、デスマーチ進行中のプロジェクトへの派遣の仕事が回ってきます。
セキュリティで縛られ、十分なツールも与えられない、資料の持ち込みも許可されない、狭いオフィスで室見と桜坂の苦闘が始まります。
何となく、どこかで見たような状況、こんなプロジェクトにはかかわりたくないなあ、と物語を読んでいきました。
しかも、管理者はSEの人間性など認 -
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ネタバレ僕が最初業界に入った時に、ドナドナ案件で人身売買された当時を思い出して吐き気がこみ上げてきたほど、リアルすぎるw
常駐先でのセキュリティ高すぎて仕事にもならずに、更にトイレに行くのにも客先プロパ同伴。とかの経験もあるので、当時の鬱思い出がフラッシュバックしてきました(汗)
NEC・・・じゃなくてNBLの超ブラックっぷりがドス黒く描かれています。6巻までよりこの7巻は更なるダークな展開で、業界の人は読むと胃が痛くなる可能性あるので注意!
そして、完全につくり話として脚色されたものじゃなく、実際にあるような展開です。
本編終了後のクロージングで明らかになる、話が凄いっ!
そして次巻への繋がる感 -
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今更ながら感想。
スルガシステムも属しているSI業界というのは、
大部分の人達が客先常駐という形で「別の会社(客先)に常駐して」働いている。
派遣社員というわけではない。
見た目は正社員、実態は派遣、その名はITドカタだ。
今回は桜坂と室見さんが客先常駐するお話。
このラノベに書かれていることはフィクションであるが
現実にどこかで起きていることだ。
本当に恐ろしい。
SI業界のピラミッドの上層に位置する会社、特に管理職クラスは、
他社から来る協力会社のことなんて使い捨ての奴隷としか見てないと思う。下手したら自社の社員でさえもね。
体壊す人、精神病む人、失踪する人、自ら命を絶つ人、、、
本 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ3弾目は
早くも、『提案活動』が題材になっていて、
おー着実にステップアップしてるー。とタイトルだけ見ても解る。
前回と同じく気になった印象的なセリフについて
抜粋していきます。
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『D興業もそうだな。目先の金をケチって運用を買わんくせに、いざトラブルが起こると平気で問い合わせしてきおる。それも初期構築の瑕疵だとか営業対応の範囲内だとかへりくつをこねおってからに。どんな内容であろうとエンジニアを動かす以上金がいる。その事実が連中さっぱり分かっておらん。』
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主人公、工兵の勤務するスルガシステムの社長のお言葉。
SIerの社長ならではの悩みなんだろうけど、よくある話ですよね。
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ネタバレジャケットは女性がなにやら
オライリーの本を持っていますね。
1巻目は主人公の桜坂工兵が入社してから、OJTが終わるまでの物語になっているんだけど、
この2巻目から実際に工兵が活躍する内容。
いや、今回も
前巻以上に、『わかるー!あるある!』的な、サブストーリーが満載。
主に
前半は主人公の歓迎会に、自ら幹事をして・・・・って話で
後半は、OS部 VS SE部 の部署間でのぶつかり合いの2本立て。
ちょくちょく出てくる、
心にしみた箇所をピックアップしてみます。
『そうです。大変なんですよ。24時間365日、いつ電話がかかってくるかも分からない。寝てる時も旅行に出ている時も、い