【感想・ネタバレ】葉桜が来た夏5 オラトリオのレビュー

あらすじ

水無瀬率いる<水車小屋>の暗躍により、一触即発の事態を迎えた日本とアポストリ。学は前評議長の娘である星祭を呼び寄せて<十字架>の評議会へ送り込み、アポストリ側からの開戦の引き延ばしを図る。そして自らは<水車小屋>を止めるべく東京へ向かう。一方、葉桜は学との関係について思い詰めた様子を見せるが──。 人とアポストリ、学と葉桜、それぞれの関係の緊張が高まっていき、本格的な開戦まで猶予のない中、学はぎりぎりの決断と行動を求められる。はたしてその決着は!? 堂々の完結編!

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突然空から降ってきた十字架の形をした構造物。そこから現れたのは、女性の姿をした異星人だった──。
舞台は日本、滋賀県の彦根。女性しかいない異星人であるアポストリが日本に現れてから十九年がたった時代の物語。人間とアポストリが共存している居留区に住んでいる南方学が、ある理由でアポストリを憎んでいるにもかかわらず、相手の一員である葉桜と”共棲”するところからストーリーは展開していきます。
お互いの立場、お互いへの感情、それぞれが交差しながら絡み合い、意識する存在へと変化していく様子はボーイ・ミーツ・ガールが好きな人にとっては垂涎モノ。丁寧な描写も相まって、一気に読み進めてしまいます。
困難に立ち向かうことは大変でも、それを行わなければ紡ぐことができない未来。そんな玉虫色の未来を目指す彼らは果たしてどうなるのか。その結末をとくとご覧あれ!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ネタバレ

いよいよ"水車小屋"との最終決戦。
どうやって居留区から脱出するか、どうやって敵の本拠地を見つけるか、どうやって敵の本拠地に進入するかなどがテンポよく進んでいって、戦闘もあって葉桜との関係にも進展があって、いい最終巻だったと思う。面白かった。

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2014年06月15日

Posted by ブクログ

いい終わりでした。アポストリ嫌いだった学が葉桜とああいった結末を迎えられて本当によかったと思う。戦闘シーンとかも緊迫感があってサクサク読み進められた

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2012年11月23日

Posted by ブクログ

二人がどうなるの?の以前に、
日本がどうなっちゃうのか気になる作品になっちゃいました。
期待は裏切らないなぁーって感じがしました~。

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2010年09月21日

Posted by ブクログ

最終巻として悪くはないが、物語を膨らませる要素が多々残っているだけに残念。シリーズ通して安定感のある作品でしたので、次回作も期待。

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2009年10月19日

Posted by ブクログ

ちょっと急ぎ足な展開に感じました。多少不満なとこというかご都合主義的な気もするけどいい結末だったんじゃないかなーと思います。最終巻ですが個人的には外伝でも出して欲しいですねーw

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2009年10月14日

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