ハン・ガンのレビュー一覧

  • ギリシャ語の時間

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    突然言葉が出なくなる。
    私ならどうするだろう。こんなに静かに暮らせるだろうか。生活に困らないだろうか。

    読後小説に色々思いをはせていて気付いたこと。この本の中では主人公達は名前がない。彼女と彼のままだ。友人や哲学者には名前があるというのに。私には最後まで二人が淡い印象な理由のような気がする。

    前半は彼と彼女の幼少期から今までの話が章を分けて語られるんだけど、ギリシャ語の先生が彼とリンクするのに時間かかった(タイトルで気づくよ普通)。

    二人の半生が今の二人の土台になっているのは間違いなく。人は過去を引きずって生きていくものなのか。

    後半はあるアクシデントをきっかけに二人が急接近することに

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    2026年07月17日
  • すべての、白いものたちの

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    生と死にまつわる白く冷たい断片が、静かに配置されている。上手くは言えないが、美しく私的で内省的な一冊。audible。

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    2026年07月10日
  • すべての、白いものたちの

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    色々な白いものについて集めたエッセイというか、詩というか…。とても静かで、きれいで、厳かな言葉たち。生まれてすぐに死んでしまった姉のことがこの人の中ではとても大きな影響があったのだろうなと思う。

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    2026年07月08日
  • ギリシャ語の時間

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    誰の話?いつの話??
    理解して読み進めたい私には、難しかったです。
    話題作だったので読んでみましたが…。

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    2026年07月05日
  • 回復する人間

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    初 ハン・ガンさん
    とっても好き。
    読み始めてすぐに、他の作品も全部読みたいと思った。
    とくにエウロパが好きかな。

    訳者解説より
    痛みがあってこそ回復がある。これこそが、本書を貫く大きなテーマである。

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    2026年07月05日
  • すべての、白いものたちの

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    すべてを知らなくても、知ろうとしなくても、僕らは想像することができるから、見ただけではわからないことも、何かしらの手がかりをもとに、ほんのすこしでも想い描くことができたなら、他人行儀な目の前の光景だって、きっとこの手の中に包み込んでみたくなるような、主体性を持った“僕の世界”になるのだろう。

    手ごたえや確信がなくても、たとえば一日中、雨音が止まなくても、いずれ雨雲の端が現れて、何事もなかったかのような空が顔を出すだろう。憂鬱な雨降りの最中にも、空の色を想像してみたら、ほんのすこしでも軽い気持ちがしてきそうな、そんな気にもなるかもしれない。気持ちが変われば、何かがもっと、変わるかもしれない。

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    2026年06月21日
  • すべての、白いものたちの

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    感性が芸術すぎて言葉が頭に入ってこず、Audibleで読み聞かせしてもらいながらページを目で追った
    悲しかったかも
    結構悲しかったかも
    悲しい話が頭に入ってこないのかも、わたし、現実逃避民だから

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    2026年06月14日
  • すべての、白いものたちの

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    小説?詩?エッセイ?
    ジャンルがよくわからないけど、ストーリーよりも詩的な美しい言葉を噛み締めるような特別感があった。
    でも詩のようなわかりにくさがあるので、好みはわかれそう。
    私は内容的にはあまりピンと来なくて、audibleで2回聴き直したけど、やっぱり内容は響かなかった。
    だけど言葉の心地よさは感じられる不思議な本。

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    2026年06月14日
  • 光と糸

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    久しぶりに文学(の空間)にひたりました。

    自分、不器用なんで(笑)短く感想をかきます。

    少女ハンガンちゃんへ。
    「愛ってどこにあるのかな?
    とくとく鳴ってるわたしの胸の中だよね。
    愛って何なのかな?
    私たちの胸と胸をつないでくれる金の糸だよね」
    ってか。
    ハンガンちゃんは少し間違っているよ、胸の中を開いても愛は見当たらないんだよ、とくとく鳴っているのは、心臓という名の臓器です。
    そして、そんなことよりも、ハンガンちゃんはめちゃ正しいよ。愛ってひととひと、人と世界、人と他、人と環境、人と何か、をつなぐ細い糸。だと自分も信じます。

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    2026年06月06日
  • すべての、白いものたちの

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    「白」をテーマにさまざまなシーンを描いている、そう、絵を見てるよう。そこでは空気が凛として澄み切り少しだけ寒さも感じる。

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    2026年05月23日
  • 別れを告げない

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    やっぱり一番怖いのは人間。事実や歴史を隠蔽するのは、自分たちが良心に反することをしたという自覚があるからだ。自覚の無い人もいるが、自覚があっても、良心に反することをするしかなかったのか、それもまた人間の恐ろしさ。

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    2026年06月16日
  • ギリシャ語の時間

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    著者2冊目。
    前に読んだ「菜食主義者」」は女性特有の内面の不安定さみたいなものがテーマだったので同性として理解できながら読んだが、今回は、男性も女性もその人の特性や人生による悩みだったので、正直理解できず。文学みが強すぎて難しかった。
    訳はすばらしいのだろうなと思う。

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    2026年05月15日
  • すべての、白いものたちの

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    難解だった。興味が続かず、最後までもはや義務感で読み切った。多分原語でよめば感動や理解度が全く異なるかもしれない。

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    2026年05月07日
  • すべての、白いものたちの

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    まだ成熟しききっていない韓国文学で、「韓国人」アイデンティティを萌芽させた第一人者として著者がいるのかもしれない。だからノーベル賞を受賞したのかなと思ったり、、まだこの作品しか読んでないから分かんないけど^_^

    正直、他ノーベル受賞者の作品を読んだときのような世界観の壮大さや思想哲学に触れた感覚は受けない。けれど古代から中国という大国の影響を受け続け、日本に支配され、k-popで世界に繰り出す歴史を歩む、まさに「これから」を創り上げている国に生まれた作家なのだという印象。(ちなみに作品内容は全く関係ない)

    急遽いくことになった韓国旅行で、ずっと読みたかったハンガンデビューできて嬉しかったな

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    2026年05月05日
  • すべての、白いものたちの

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    ハン・ガンさんの本を初めて読んだ。
    解説を読んでもまだちょっとよくわからなかった。
    他の本も読んでから、また読んで理解したい。

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    2026年04月26日
  • 別れを告げない

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    ハンガン3冊目だが、やはり私には合わないかもしれない……
    事件の振り返りが始まる前の前半はだれてしまった。悪夢に囚われてここまでなるのか?あと家族はどうなったのか?読み逃してしまった。
    後半は壮絶な描写が当事者の目線で続いていくので圧巻だった。
    自分がこのチェジュ島での惨劇のことを、まずあったことすら全く知らなかったせいで、最初は混乱してしまった。解説を先に読んでも良かったかもしれない。
    うちなーぐちで語られるところはリアリティがあるのだが、逆によく分からなかった……

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    2026年04月19日
  • ギリシャ語の時間

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    垂れ下がった沢山の糸のなかを歩いているような気持ちがする。呼吸の音も感じないくらい静かな世界。
    詩的な彼女の言葉が好きだ。翻訳もうまいのだろう。ハン・ガンの作品には繰り返し読みたくなる言葉がいつも詰まっている。

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    2026年04月15日
  • ギリシャ語の時間

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    上白石萌音ちゃんがオススメしていて、美しい文章ということで読んでみた。
    確かに、描写や文章の間、章の長さも考えられていて、男性の視点と女性の視点が入れ替わりながら、静けさと心の機微を感じながら物語が淡々と進んでいく。
    誰が語っているのかはわかるけど、誰のことを語っているのかが時々わからなくなる。
    最後、2人が近づいていく様に、いつのまに、とそれほど感情移入できなかった

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    2026年03月22日
  • 回復する人間

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    ノーベル文学賞のハン・ガンによる7つの短編集。
    『左手』が印象深かった。左手が意思を持ってしまった男の二重属性化の話。『火とかげ』ではClapton のTears In Heaven がいい味を醸し出してた。

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    2026年03月21日
  • 光と糸

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    ネタバレ

    ハン・ガンの小説はいつも大きな問いで、その問いは誠実で真摯、そして切実。
    歴史の果てに生きるわたしたちの生きることと密接に関わった問いだ。

    本書で、小説が生まれたときの様子やその時々の心情が詩や散文を通して明かされるが、身を削るようにして書かれたそれは魂で書いているかのよう。

    “庭の日記”は、短い記録の中にも彼女ならではの視線と詩のスピリットが感じられる。

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    2026年03月16日