小山内園子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
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現場があり、肉体という物理的制約があるエッセンシャル・ワーカーはそうはいかない。本当にくらしに必要な仕事ほど、一気に多くの人を相手にできない。
大事なことだが、「社会的価値の高さ」と「給料の高さ」はなんの関係もない。その仕事がどれだけ世の中を支えているかは、給料に反映されない。給料は粗利率の高さや稀少性など他の要素によって決まる。労働市場の大きな欠点の1つはここにある。
井上慎平(2025)、弱さ考、ダイヤモンド社
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自分が、「生産性を上げる」ことを考え実践することにやりがいを感じるのは、現場があり物理的制約がある業務の一人当たりの人件費を高めるこ -
Posted by ブクログ
キム・イルは、知能が少し下回るためクラスメイトや
両親からも「ばか」と言われている。
ただ、聴く力だけは誰にも負けなかった。
〈見ないでいることはできるし話さないでいることもできるが、
聞かないでいることはできない〉
P146
周りの大人たちがキム・イルを追い詰めていく。
「スリーカップゲーム」大会を開催し
・客足が途絶えがちな市場を盛り上げよう。
・スリーカップ大会を放送し視聴率を稼ぐ。
・聴力がずば抜けている息子を大会に出場させ
賞金を手にしようと目論む両親。
無言で孤独なキム・イル。
反対に、大いに盛り上がり、そして堕ちていく大人たち。
違う世界で生きられたら、救われていただろう -
Posted by ブクログ
『老害』というワードが世間で囁かれる様になって幾久しい。 ニュース等で盛んに取り上げられているのは高齢ドライバーによる事故、これは池袋の事故以降、緩やかに減少してはいるらしいが、それでも後を絶ちはしない(口を開いたまま虚な目で操作する姿を見てはゾッとする)。
必ずしも傲岸不遜と言う訳では無い、悪人ではない…が、押し並べて思うのは『お年寄りだから許されるだろう』といった意識に根差したルールやモラル、エチケットなどの軽視だ。
考えてみて欲しい。
今や私を含めた60歳前後の人間を含めると人口の大凡3人に1人が老人と言っていい国で、その圧倒的なボリュームを占めるその世代が社会性を顧みない稚戯と思 -