破果

破果

2,970円 (税込)

14pt

稼業ひとすじ45年.かつて名を馳せた腕利きの女殺し屋・爪角(チョガク)も老いからは逃れられず,ある日致命的なミスを犯してしまう.守るべきものはつくらない,を信条にハードな現場を生き抜いてきた彼女が心身の揺らぎを受け入れるとき,人生最後の死闘がはじまる.韓国文学史上最高の「キラー小説」,待望の日本上陸!

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

注意事項あり
  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア
  • 【閲覧できない環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

破果 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    先日読んだピエール・ルメートル『邪悪なる大蛇』と同じく、殺し屋の老婆が主人公。『邪悪なる大蛇』の方は前頭側頭型認知症かと思われる症状の出現により、反社会的行動が加速度的に増していっていたが、こちら『破果』の主人公爪角は歳を重ねたことによって、殺し屋として持つべきでない「情」の溢出を、どうしてもおさえ

    0
    2025年10月27日

    Posted by ブクログ

    諦めた人間がもう一度希望を持って前に進んでゆく話。
    あとは失うだけの人生と悲観していた主人公が「守りたいもの」との出会いでどんどん前向きになっていく様子が素敵だった。

    0
    2025年03月03日

    Posted by ブクログ

     この作品を読んで、真っ先に思ったのが、イギリス映画みたいだ。イギリスの映画では、年配女性を主人公にした作品をよく目にする。はじめは、疑問を感じていたが熟練こその深みを感じる。
     表紙に惹かれてこの本を手にし、爪角の静なる強さに魅力を感じたし、かっこいいと惚れ惚れした。何と言っても、ノアールおばあち

    0
    2024年11月22日

    Posted by ブクログ

    傷み、枯れ、何かを喪い、失い、それでも壊れないで生きていく
    ノワール小説で、しかもなかなかあり得ない話だけど、根底にあるのは人間の話なんだと思わされた。
    生身の匂いがする(良い匂いも嫌な匂いも)物語だった。

    0
    2024年09月14日

    Posted by ブクログ

    私生活を含めてプロに徹してきたベテラン殺し屋爪角。
    老いを意識すると同時に彼女の信条が揺らぐ。人間らしい感情が溢れでてしまうことが己の弱みになるのに。

    それでも彼女の技は年老いたとはいえまだ現役。
    若くてやり手の殺し屋トゥとの死闘は圧巻。(トゥは結局何を求めていたのか。爪角に己の存在を認識させて力

    0
    2024年08月17日

    Posted by ブクログ

    久しぶりの外国小説。韓国の新進気鋭の別れによるノワールもの。組織ナンバーワンの「防除(=殺人)」人だが、すでに60歳を超え、体力の衰えだけでなく物忘れも気になり出した。引退がチラつくときに、なぜか若手の防除者が主人公に牙をむく。理由がわからない主人公は混乱するが、否応なく対決を迫られる。生きることの

    0
    2024年07月03日

    Posted by ブクログ

    韓国の女性の小説家ってすごいなと思うことが続いている。
    出生率が日本より低いことから、家父長制とそれによる分断が、日本よりキツいのだろうなと、推測されるのですが、「自由を奪われている人は、自由を謳歌している人より余程、世の仕組みについて明確に知ることができる」と丸山眞男先生もおしゃっる通り、抑圧され

    0
    2024年05月13日

    Posted by ブクログ

    おどろおどろしい装画に手に取るのを一瞬ためらうほどです。ちょっと元気がない時は読むのを遠慮しちゃうかも。
    ですが、カバーを外した本体をぜひ見ていただきたいのです…!
    カバーの怖さとは一転、何やら真っ黒ではない優しい雰囲気。

    おそらく、桃色の紙にこげ茶色を印刷していると思うのですが、それが良い味を出

    0
    2024年03月01日

    Posted by ブクログ

    岩波から出ている韓国文学なので何かあるかなと思い読んだが、普通のアクション系エンタメ小説だった。もちろんストーリー展開や情景描写は韓国映画を見ているようなシャープさでクオリティーは高いが、自分が求めているようなものではなかった。

    0
    2025年12月07日

    Posted by ブクログ

    読み終わってみるとストーリーはシンプル
    オチが気持ちいい
    ちょっと読みづらさを感じたけど、訳者あとがきを読んで納得

    0
    2025年06月14日

破果 の詳細情報

閲覧環境

注意事項あり
  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア
  • 【閲覧できない環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 小説

小説 ランキング

作者のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す