宮崎真紀のレビュー一覧
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南米チリについて、正直な話、ぼくは何一つ知らない。
ぼくの勤めていた医療機器メーカーが、チリで大地震が起こるたびに医療物資の援助を行う日本赤十字社から特別オーダーを受けた特需景
気にボーナスが加算された。太平洋の向う岸で惨事が起こると喜ぶこの会社なんてまるで死の商人だね、と同僚と皮肉を交わし...続きを読むPosted by ブクログ -
バズビー、シャンクリー、ステイン、ファギーの4巨頭に始まり、過去の名将、オールドファームの名将からモイーズまで。
スコットランドが名将を生みだす背景を考察する。
テーマに惹かれる、面白い一冊。Posted by ブクログ -
いやあ、楽しませていただきました!
これはしかし時の地図とせっとで4巻として
読んだ方がいいかもしれません、
というわけで 4巻の累積で5つ星
連作短編というわけでもなく、非常に巧妙にいくつかの
エピソードが連携していて、語り口なども
工夫がこらしてあって、、、
まあ、ここまで楽しませて頂ければ...続きを読むPosted by ブクログ -
「時の地図」の続編。前作と同じくH・G・ウェルズが狂言回しを演じ、上巻は殆ど「遊星からの物体X」の19世紀版。それはそれで面白いけど、同時進行する時間の帝王ギリアム・マリーとアメリカのお嬢様エマ・ハーロウの恋愛ヨタ話は何処でどう物体Xと絡んでSFになるの?と心配しながら読み進んでいると、下巻でチャー...続きを読むPosted by ブクログ
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存分に楽しませて頂きました。
感の良い人は冒頭で仕掛けに気が付くかも知れないけど、僕はまったく。どこに行くか判らないまま僕は上手いこと著者の手のひらの上で転がされました。Posted by ブクログ -
「え、これで終わり?!続編はないの?!」
そんな終わり方だった。決して悪い終わり方ではなかったが、あと100ページ程ほしい。
ミーガンのその後が気になるし、パックがどうなってしまったのかも気になる。3人の三角関係はどう展開していくのだろう。
私は妖精を信じる。ピクシーやトロル、グレムリンも全て信じる...続きを読むPosted by ブクログ -
なんて楽しい世界なのだろう。恐ろしいことばかりだが、この本の世界に吸い込まれてしまう。
ここで感想を詳しく述べると現実に引き戻されてしまいそうなので、急いで下巻を読むことにする。Posted by ブクログ -
この本は原書でもやはりティーン向け。
これはすごく受けのいい本であることが分かるはずです。
なんてことのない女子高生が
運命を受け入れ、果てしない戦いへと
身を投げ出さねばならないこと。
そしてイケメンちゃん(笑)とのちょっぴり甘いロマンス。
甘々じゃないのがいい感じです。
これは現代に対する風刺...続きを読むPosted by ブクログ -
ハーレクインと聞いて超甘ったるいのかと思って
ちょっと眉をひそめそうになりましたが
そんなことはなく、サクッと読めてしまいました。
ちなみにファンタジーとは言えども
やけに魔法が出てくるわけではないのです。
まあ、猫はしゃべりますが(笑)
しかも毒舌で某オネエ系みたいな感じの。
しかしミーガンは...続きを読むPosted by ブクログ -
毒見師イレーナの六作目。
とうとう最終章。
後半三冊はまとめて読めて良かった。
それぐらい混沌として、問題山積、危険がいっぱいだった。
どうもお話の中では、三か月ぐらいしかたっていないようだったが。
「結社」がシティアを牛耳り、イクシアの最高司令官をも操っていた。
少しづつ「結社」から味方をはぎ...続きを読むPosted by ブクログ -
毒見師イレーナの五作目。
前作のラストで妊娠を疑っていたイレーナだが、
現実のものとなった。
しかも、それはオノーラが妊娠を狙って避妊薬を打ち消す薬を
打込んだ結果だった。
最高司令官が、ヴァレクと同じようにオノーラの胸に、
自分の頭文字を刻み忠誠を誓わせていたことや、
ヴァレクの忠誠を疑っている...続きを読むPosted by ブクログ -
毒見師イレーナの三作目。
とにかく次から次へと問題が起こりすぎ。
逃げた囚人が見つかり追っていたはずが、
洞窟をさまよい、戻ったと思ったら父親が行方不明、
炎をあやつる《炎の編み機》に狙われ、
リーフと共に議会から逮捕状をだされ、
さらわれた議員の子供たちを助けに行く。
しかもコウモリを使うとか...続きを読むPosted by ブクログ -
毒見師イレーナの二作目。
最高司令官の毒見役としての任は解かれたものの、
魔力を持つ者として死刑宣告を受けイクシアを離れたイレーナ。
故郷のシティアに戻り両親と再会し暖かく迎え入れられる。
だが兄リーフはイレーナを受け入れず、憎悪をあらわにする。
魔術師養成所へ向かい、自分の魔力をコントロールする...続きを読むPosted by ブクログ -
「毒味師イレーナ」シリーズの第2作。 故国シティア領に帰ったイレーナだが、再会の喜びに包まれる両親と対照的に、兄のリーフが取る刺々しい態度に戸惑う。 師範級魔術師アイリスの下で魔術の修行を始めたイレーナだったが、イクシアとシティアを揺るがす陰謀に巻き込まれてゆく。自らの信念を貫きながら居場所を探すイ...続きを読むPosted by ブクログ
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ぼくは牧羊猫のボデイシャス。これはぼくの物語だ。
で始まる、アイルランドの羊牧場の女主人に飼われている猫目線での1年。
季節の移り変わり
その時季その時季での牧場での仕事
「女主人に聞いた」という体で語られる、アイルランドで牧場を引き継ぐまでの経緯
動物たちとのコミュニケーション
我が家にも猫が...続きを読むPosted by ブクログ -
哲学や自己啓発要素が強く「またか」と思う部分もあるがそれでも、とても素晴らしい本だった。
少なくとも私にはとても深く心地よく沁みた。
ヤマザキマリさんが帯に書いている通りだと思った。
おそらくこの物語で書かれている内容は 山のようにある他の哲学書や自己啓発本と同じこと。
でも本書は過去や人を赦し...続きを読むPosted by ブクログ -
おばあちゃん、青い自転車で世界に出逢うを読みました。
90歳のおばあちゃんが孫を探して450キロの旅に出る話ですが、旅の途中で色々な人にであいます。
自己啓発のような内容です。
人生を一度振り返り先に進むにも一度読んでみても良い本ですねPosted by ブクログ -
かつては孤児だったおばあちゃんが15年前に死んでいた息子の子供、自身の孫を探す旅に出る話
ご都合主義な偶然が起きすぎることが気にならなければ楽しめる。
おばあちゃんの人生相談本だと思うと、各章で様々な立場の人に対する学びが得られた。
読み終わって考えると
これはもしやおばあちゃんの皮を被った凄...続きを読むPosted by ブクログ -
ある誘拐事件に関して口を割らないケチな情報屋を執拗なまでに拷問し、命の危険にまで追い込んだ悪徳警官セサルは塀の中に収監されていた。セサルを刑務所送りにしたのは弁護士のマリアだ。フランコ軍事政権下にはびこっていた強欲な警官に違いないと、被害者の弁護を請け負ったマリアは、セサルの非人道的な行いを徹底的に...続きを読むPosted by ブクログ