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  • 羊飼い猫の日記 アイルランドの四季と暮らし
    4.3
    牧羊ネコ、ボデイシャスは空と羊の間をみる。 何をみているのだろうと不思議に思う。 ご主人のスザンナさんがささやく。「妖精がいるのよ」 僕も空と羊の間をみる。 ――岩合光昭(動物写真家) 野良猫だったぼくはある日拾われ、牧羊猫になった―― テレビやSNSでも話題、アイルランドでもっとも有名な猫の365日 「ぼくは牧羊猫のボデイシャス、これはぼくの物語だ」 ある日、羊飼いに拾われてブラックシープ農場で暮らすことになった野良猫のボデイシャス。 やがて立派な“羊飼い猫”になったボデイシャスが、 ご主人の羊飼い、そして動物の仲間たちとの四季折々の日々を綴った猫自伝。 ――小高い丘のてっぺんの牧草地は、心地のいい静寂に包まれている。 トラクターや車の音も、人の声も聞こえない。 毛のふわふわしたぼくの耳を震わせる音は何もない。 もちろん、梢がこすれる音、鳥の歌声、ハイイロリスのやかましいおしゃべり、 カラスの呼び声、彼方で啼くタカ、ノスリのさえずり、牛の呻き声は聞こえる。 そして、ぼくの足下の大地が、氷を解かすあたたかな南風を大きく呼吸する。(本文より)

ユーザーレビュー

  • 羊飼い猫の日記 アイルランドの四季と暮らし

    Posted by ブクログ

    アイルランドの羊農家の四季と暮らし。著者はアメリカ人女性で、農業大学を卒業後、農業と農業以外の多様な職業を経験した後、アイルランド系の母方の祖父の親族所有の農場で羊農家となる。
    四季の移り変わりや気候に影響される日常の仕事、羊の繁殖や出産手助けなどの仕事の他に、農家らしい食生活、近辺の様子、近所の人や身内のこと、最初は農場だけではやっていけず仕事を掛け持ちしていたこと、農場で働く女性の地位が低いことなども織り込まれて書かれている。羊と猫以外に犬もいるし、鶏や馬、のちには羊のガードのためにアルパカも飼い始める。何かあった時には近隣の農家同士助け合いもする。自然と動物と共に働くことは大変だが、最も

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    2022年06月03日
  • 羊飼い猫の日記 アイルランドの四季と暮らし

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    アイルランドの農場で暮らす、羊飼い猫の春夏秋冬の物語。
    ・はじめに
    第1部 春  第2部 夏  第3部 秋  第4部 冬
    ・そのあと  ・謝辞  ・羊飼い、語る
    冒頭口絵はボディシャス中心の写真8ページ
    アイルランドの農場での生活と、羊飼いさん、仲間たち、そして
    春夏秋冬の情景を表紙の凛々しい猫、ボディシャスが語る物語です。
    ブラックシープ農場の自然の移ろいの中、ボディシャスは
    生き生きと動き、働いています。そう“大胆不敵”な名前の通り。
    日々の仕事は朝のパトロール、卵係の卵を確認し、羊たちを監視、
    ネズミ狩りし、羊飼いさんの手助けをします。
    花咲き乱れる春は、子羊の世話、イラクサ探しにウサギ

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    2020年09月02日
  • 羊飼い猫の日記 アイルランドの四季と暮らし

    Posted by ブクログ

    ぼくは牧羊猫のボデイシャス。これはぼくの物語だ。

    で始まる、アイルランドの羊牧場の女主人に飼われている猫目線での1年。
    季節の移り変わり
    その時季その時季での牧場での仕事
    「女主人に聞いた」という体で語られる、アイルランドで牧場を引き継ぐまでの経緯
    動物たちとのコミュニケーション

    我が家にも猫がいる。
    彼女も気位が高いけれど、このボデイシャスはもっと気位が高い。
    女主人の仕事を監視、手伝い、観察し、周りの羊や猫や犬たちのボスとして君臨している。

    牧場での生活は大変だろうけれど、気持ち良さそう。

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    2022年02月23日
  • 羊飼い猫の日記 アイルランドの四季と暮らし

    Posted by ブクログ

    アイルランドの小さな羊牧場を牛耳るボス猫が、手下の犬や猫の働きぶりを評し、「羊飼いさん」が四季を通して何をしているか書いた本。
    顔を見れば、そういうことを書いても許されるとわかる。

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    2021年11月26日

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