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Posted by ブクログ
割合本格的な正統派ファンタジー。
人の夢や信仰から成り立っている存在は、人から忘れられる事で消滅していくという縛りは、神話・ファンタジーで定番の設定だが、この作品ではそれだけではなく…。似たような状況はミヒャエル・エンデの『はてしない物語』でも見られたが、それとはまたちょっと違う驚きの展開である。(しばらくファンタジーから遠ざかっていたので、もしかしたら既出な設定かもしれない。不勉強ですみません)
語りも巧く、読者をどんどん物語の中へ引き込んでいく。冒険から帰って、一回り成長したミーガンが頼もしい。あらゆる面で猫らしいケットシーのグリマルキンが、なんだかんだ言いつつも結局、保護者的振る舞いをしてしまっているのも猫好きには楽しい。
Posted by ブクログ
上下巻合わせての感想。とにかく展開ががんがん進みます。なにしろファンタジー世界の住人達が基本的に理不尽で、理由とか葛藤とかそういうのは別にないのです。めまぐるしい展開、めまぐるしい感情の変化。派手で楽しくはあるのですが、何故?とか、この人は?など、いちいち疑問を差し挟んでいると読んでいて置き去りにされます。ひっかかることはいくらでもありますが、分かってしまえば単純に娯楽として楽しいです。そして女子的にはやっぱり恋愛要素…大味だけど、王道で、悔しいけれど気になる!この恋愛要素のおかげで、続編もきっと読んでしまうでしょう…。私は断然パック派です!
Posted by ブクログ
とても深い内容だった。
話を読む中でわかってくる、人々の神話や非科学的なモノを信じる力が失われた結果による妖精界の変化、ミーガンが狙われる理由、ミーガン・妖精猫・パック・アッシュの冒険には、驚かされるものばかりだった。
アメコメっぽい言い回しは否めないけど、それを差し引いても、すごく面白かった思う。
最後、母親に会えるも、作中でイーサンをさらった犯人の情報を得る対価として支払ったものの重さがミーガンにわかっていないというのはすごく悲しかった。そしてアッシュと交わした契約を果たすべく、それを受け入れるところはカッコいいと思った。
パックがダウンしてからまた出るかなと思っていたけど、ずっと出なかったのはちょっと残念だった。
ミーガンとパックの恋模様かと思いきや、アッシュにどんどん惹かれあっていくところはとても面白いと思った。
ファンタジー類はずっと抵抗があったけど、これを読んで、とてもその魅力に引き込まれた。
Posted by ブクログ
≪内容覚書≫
弟を探して、≪夏の王国≫から≪冬の王国≫を目指すミーガン。
お供は、妖精パックに冬の王国王子アッシュ、そして妖精猫。
しかし、そこに、新たな妖精が現れて…。
妖精界の大ピンチに、ミーガンはどう立ち向かうのか。
そして、弟を取り戻し、無事に家族の元に帰れるのか。
≪感想≫
ミーガンが冬の国の王子様の「セクシーさ」にときめくのは、
さすが海外文化だと思った。
日本の小説だと、「セクシー」は、男子にあまり使わないので、
なんだかこの表現に出会うたびに、モゾモゾする。
古い妖精が、新たな機械妖精たちに負けてしまう設定は
面白いと思った。
説得力と夢のある設定で素敵。
妖精を信じてあげよう、という気持ちになった。
また、妖精たちの感情表現が薄いので、
アッシュとパックの気持ちがわかりにくく、
ミーガンと同じようにもどかしい思いをさせられた。
ミーガンの恋に、ハッピーエンドはやってくるのか?
そして、まさかの以下続刊?
ひとまず、ミーガンの弟を取り戻す旅は終わったけれど、
冬の王国への訪問、機械妖精との戦い、と、
まだまだミーガンの試練は続いて行くはず。
ハーレクインのプレゼント企画に、
うまくはめられてしまったようだが、
続刊が出るようなら、
この先は、自分で購入して楽しんでいきたいと思う。
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