宮崎真紀のレビュー一覧
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上下巻合わせての感想。とにかく展開ががんがん進みます。なにしろファンタジー世界の住人達が基本的に理不尽で、理由とか葛藤とかそういうのは別にないのです。めまぐるしい展開、めまぐるしい感情の変化。派手で楽しくはあるのですが、何故?とか、この人は?など、いちいち疑問を差し挟んでいると読んでいて置き去りにされます。ひっかかることはいくらでもありますが、分かってしまえば単純に娯楽として楽しいです。そして女子的にはやっぱり恋愛要素…大味だけど、王道で、悔しいけれど気になる!この恋愛要素のおかげで、続編もきっと読んでしまうでしょう…。私は断然パック派です!
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Posted by ブクログ
ネタバレプレゼント当たった~!わーい嬉しい♪
23日までにレビューせよ、ということなのでとりあえず上巻。
なんか面白そうと思って応募したんだが、来たのがハーレクイン社の
文庫だったのでちょっとびっくり。
ハーレクインは恋愛ものばっかと思ってたんだが、こーゆーファンタジー系もあったのだなあ。
まあ、最初から主人公、姫、と呼ばれてたのでそのへんの要素はあるのか。
父行方不明、で、姫、とゆー時点で、こりゃあ、やんごとなき方の血が流れているのね、と思ってはいたんだが、まさか、その王様が行方不明になった父親ではないなんて~。
さらにさあ行こう妖精界で、妖精、でイメージする、キラキラしたファンタジーなイメージがごんごん覆るし。
喰われる~、殺される~!の危機連続。
ヒロインの扱いじゃないですよ~。ミーガン、大変すぎっ。
下手にありがとうも言えない妖精界、連れてきてくれたロビー、いや、パックともはぐれ、ホント、すごいよ、がんばったよ~。
生きて辿り着くとは思わなかったなんて王様に言われるし。
ホント、どんだけオソロシイ世界なんだ。ほっこりする所全くなしだぞ。
ああ、そういえばパックはずっとあのままなのだろうか?
猫を(これはやっぱアリスの猫、イメージだよなあ)案内役に、弟探しに
行くわけだが、先は厳しそう。
キマイラについてた変な虫とか、死の森とか、妖精界自体を蝕んでいるなにか、も気になるし。
毒にあたったのを助けてくれた一角獣のいったことも気になるし。
統治?これはあれですかね、ハーフじゃない、ダブルだっ!って感じで、
純粋妖精よりも強い、というパターンになるとか?
そしてアッシュとのラブはあるのか?うーん、とにかく、次巻に続く。 -
Posted by ブクログ
上下巻ということで合わせて感想失礼します。
ハーレクイン文庫は初めて読みましたが、ティーンズ向けの翻訳本はいくつか読んだことがありました。
その全てに共通することですが、取りあえず「理由」や「根拠」といったものが邦本よりもずっと少なく、「事実」と「キャラクター」が先行します。
その点を横に置いて読むと良いかと思われます。
この本は取り柄のない女の子が妖精の国に弟を取り戻しに行くお話です。
個性的なキャラクターで分かりやすく、背景や世界観の美しさと残酷さには舌を巻いてしまいました。綺麗な世界の妖精には、悪戯で人を騙し、頭から食べようとする悪魔のような恐ろしい魅力がありました。
物語の見所の一つは、主人公と「ずっと自分を見守ってきた道化師のパック」と、「クールで美しい敵国の王子であるアッシュ」との三角関係の点ですが、意外なほど楽しむことが出来ました。
とにかくキャラクターが面白いです。
ただ心情面でもっと各キャラの補完をして頂ければもっと面白かったと思います。
驚くべきことに続刊が出るようです。
確実に購入すると思います。
続きが気になる終わり方をするのかと思いきや、煮え切らない諦めに似た境地の主人公の心が妙にリアリティを持ち、「気になる!」よりも、「これは結末まで見届けなければ」という使命感を感じました。
短い話ですしさくさく進むので気軽に読むことが出来ます。
もちろん、パックとアッシュの魅力に落とされれば食事も忘れて貪ることになるでしょう。 -
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購入済み
内容(「BOOK」データベースより)
十九歳のキーリーは小さな町で獣医助手をしている。何年も前から牧場主のブーン・シンクレアに思いを寄せているが、子供扱いされ、はなから相手にしてもらえない。ある日、彼女はブーンの弟から恋人役を演じてほしいと頼まれる。最近親しくなった女性との交際を兄に反対されたので、キーリーを煙幕にして、ひそかに会いたいというのだ。親友のたっての頼みを断りきれず、彼女は偽の恋人になりすますはめになった。そのせいで、ひた隠しにしてきた秘密が暴きだされることになるとは思いもよらずに…。
お互い傷持ちか。
結局他人の思惑と自分の思惑が重なると暴走が止まらないのがパーマーの書く男性なんだもんね。
ちょっとイラつくがしょうがない。
キーリーはとってもとってもいい子。性格がいいのが裏に出るのがかわいそうだけどね。
偏屈獣医、親友の恋が気になります。
それにしてもベッドに4人で横になるって、ねぇ。
Heart of Stone by Diana Palmer -
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購入済み
内容(「BOOK」データベースより)
なんて礼儀知らずな人!でも、もう二度と会うことはないわ。オーランサ王国のアデル王女は、浴室の窓から抜けだしホテルの外壁を伝って下りながら心の中でつぶやいた。ひそかに王国乗っ取りを企むロズワルド公爵との政略結婚から逃れてようやく隣国までたどりついたのに、父王の雇ったアメリカ人ボディガードに見つかってしまうなんて。しかもその男、マット・オブライエンは無礼にもアデルを肩に担いで車に押しこみ、ホテルの一室に閉じこめたのだ。あと一歩で地面に足が届く。その瞬間、銃を持った男が二人現れた。もしかして公爵のまわし者かしら?「マット、助けて!」アデルは叫ぶほかなかった。
The Princess's Bodyguard by Beverly Barton -
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自らの祖国であるシティアと、望まぬ形ではあれどそこで育ったイクシアの2つの国の間をつなごうとするイレーナ。だが、裏でうごめく闇の組織に翻弄され、ついには誰をも信用できなくなってしまう。そして彼女の持つ“力”の実態が明らかになると共に、その“力”の正しい使い方も示される。
前2巻同様本巻でもイレーナは強気だが、様々な理由で空回りする。結果、これまでになく危機的な状況に追い込まれていく。ちとテンポが悪いこともあって、なかなかにイライラさせられた。
一応、本作で完結はしたが、物語はまだ始まったばかりだ。“Chronicles of Ixia & Sitia”を構成するシリーズなのだが、すべては翻訳されていないようだ。とりあえずイレーナのその後を追いかけよう。 -
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ネタバレ毒見師イレーナの四作目。
いきなり6年後になっていたのには驚いた。
勝手に少女の成長物語と思っていたらしい。
自分自身と重ねていただろう若い読者がついて行けたのだろうかと、
これまた勝手に心配になった。
なにせ、イレーナの兄は結婚していたし、
かつて物乞いをしていた少年フィスクが青年へと成長したし、
魔術師同士の高感度通信器や魔術探知機ができ、
魔力耐性のあるヴァレクを閉じ込めることのできる零の盾ができたくらいだから。
イクシアとシティアの連絡管をを務めているイレーナは命を狙われ、
その毒のせいか、魔力を失う。
暗殺者を雇ったのは誰なのか、魔力を失う毒とは。
そんな危機的状況の中、また危険な囚人が脱走し、
最高司令官のそばには若い女性の暗殺者オノーラが現れる。
ヴァレクの後任になりたいという彼女は味方なのか敵なのか。
ともに密輸団を探す任務につくが、
最終的にはオノーラが最高司令官の命令でイレーナを襲ったことをつきとめる。
死刑になったはずの魔術師があらわれ、
最高司令官がヴァルクに告げることなく人を操る薬を作らせていたことがわかる。
ヴァレクと最高司令官との信頼関係はどうなってしまうのか。
国王一家を暗殺したぐらいで革命が成功するとは、
現実要素が多いこの作品の中では都合がよすぎる気もするが、
ヴァレクの過去の物語が面白かった。
兄達を殺され、復讐のために師匠の下で暗殺を学び、
のちの最高司令官に出会い忠誠を誓い、望み通り国王一家を殺すのだが、
王妃に近づくため髪結いになるところが特に面白かった。 -
Posted by ブクログ
お仕着せでない教訓。心地よい意識の拡大。
タイトルの通り、おばあちゃんが自転車で旅をする話。訳者のスキルは高く、旅情や世界観を決して壊さないよう丁寧にローカライズが施されている。作者ガブリ・ローデナスを女性だと思い込んでいたが、さにあらず。
今(2021年5月中旬)だいぶ疲弊している人、何かを抱え続けている人、多くの人に刺さるのではないかと思う。大体の年代は20代後半から7,80代に合うと思う。
(疲れすぎたり忙し過ぎると文学や音楽が身体に入ってこない事があるが、本作品の許容範囲は広いと思われる)
文中に出てくる音楽のタイトルや文学は是非自分もさらってみたくなる。ひとまずは「ペドロ・パラモ」。
日常的に同時代のラテン文学に飢えているので手に取った。 -
Posted by ブクログ
スペインを舞台に、フランコの独裁政権下の1940年代に端を発した事件が、時代の流れを伴って民主化直後の1980年代のさらなる事件へとつながっていく。
スペインの陰鬱な時代背景が大きく作用するストーリー展開のおもしろさはあるものの、復讐をベースとした拷問、監禁、殺人など、全編をおおう残虐さには閉口する。ヨーロッパミステリ大賞受賞作ということだが、血生臭いものは年々苦手になってきているので、帯にある「人間ドラマ」を味わうゆとりはなかった。
コロナで閉塞的な日が続くなか、『極北』『幻夏』など重苦しい読書が続いたので、このあたりでほっとしたりスカッと気分転換のできたりする作品を読みたいな。