宮崎真紀のレビュー一覧

  • 最果てのイレーナ
    三部作の完結編。
    自由奔放なイレーナにイライラさせられましたが、
    面白かった!
    しかし、物語の主人公というものは、どうしてこうも困難に自ら向かっていってしまうのか。

    馬のキキが可愛すぎる!
    この本の中で一番好きだな。
  • イレーナの帰還
    シリーズ第二弾。
    今回は中弛みしてしまった箇所もあったけれど、面白さは変わらず。

    馬のキキと心が通じ合っているイレーナ。
    キキ可愛いなぁ。
    ヴァレクの出番が少なくちょっと残念だったけれど
    そこは次巻に期待!

    それにしても物語の主人公というものは、どうしてこうも次から次へと困難が降りかかってくるの...続きを読む
  • 最果てのイレーナ
    前作では新しい世界を知り、家族と出会い(再会?)しながら、メインプロットとしては殺人鬼を追う話だったが、今回は一気に話が大きくなり、国を乗っ取ろうとする陰謀にイレーナ一派が立ち向かう話。
    自分の能力に戸惑いながらも困難に立ち向かう姿は従来通りながら、今やすっかりリーダーに成長していく姿が描かれていて...続きを読む
  • イレーナの帰還
    三部作の第二部。
    第一部は面白かったからなー
    …うーん。なんかイマイチのような…
    展開も似てるし、主人公の勝手ばかりが目立つ。
    前回のように、じょじょに信頼を得ることがないのがそう感じさせる。
    でも読めなくない。前作が良すぎた?
    まぁ、三作目もたぶん買うんですけどね。
  • ネルーダ事件
    南米チリで探偵をしているカジェタノが、稼業を始めるきっかけになったネルーダ事件について語る。

    うーん。ミステリ…。
    ミステリなのかなぁ?
    確かに人探しではあるんだけど、どちらかと言うと文芸要素の方が強いんじゃないかと思う。
    それでもカジェタノが探偵を始めるに当たってシムノンを当面の手引書にしたり、...続きを読む
  • 宙の地図 (上)
    『時の地図』の続編ということで手を出す。
    南極激闘編、長い!これを少し膨らませれば
    冒険、パニック、スプラッタで1作品分になる。
    しかし、前作同様、歴史上の実在の人物とフィクションを
    織り交ぜながら進む物語に下巻が楽しみ。
    たぶんあれだけ長い第一部も、
    どんでん返しや伏線として
    なんらかウェルズの方...続きを読む
  • 伯爵が遺した奇跡
    ドラマティックな設定はいつものレベッカ・ウインターズ
    結構おもしろかったんだけど、
    婚約者がいるという設定がちょっともやもや…
    というわけで☆4は付けられないかな
  • キスは隠れて グレンモアに吹く風
    アラサーヒロインだけどアラフォーみたいな思考回路で
    途中まではちょっとうんざりだったけど
    ラストはイマージュらしい気持ちのよい終わり方
  • 華麗なる英国レディの恋
    長年想っていたヒーローを集めたもの

    拝啓、子爵さま ☆3.5
    結構切ないけど、二人の今後を思うとすっきりしない

    すれ違いの求婚劇 ☆2
    お兄さんが無くなったきっかけを考えるとあっさり結ばれてしまう二人に疑問…超短編だから仕方ないかもしれないけどそれにしても葛藤の無さが薄情すぎる。思いつめてるヒー...続きを読む
  • 宙の地図 (下)
    前作同様どんでん返しの末に落ち着いてくれるかと思って頑張って読んだけど落ち着かなかったー!SFのまま終わったわ。それはそれで好きなジャンルなのでいいけども、ね。
  • 宙の地図 (上)
    結局前作に続き読み始めてしまった。案の定長い。長ったらしい。一ペジ丸々飛ばせるぞ。おい。でも、前作同様下巻でどう引っ掻き回してくれるか、期待してしまっている。がんばれー俺。
  • 宙の地図 (下)
    前作「時の地図」がとっても面白かったので、何とあの続編が!と期待に満ち満ちて読み出したのだが…。うーん、どうだろう。

    「時の地図」は名作SFを換骨奪胎したおふざけが本当に楽しく、最後には正当派SFらしい大きなまなざしが感じられて、いたく感心した。本作でも「宇宙戦争」をはじめとするよく知られたSFが...続きを読む
  • フェアリー・プリンセス 夢迷宮への片道切符 下
    とても深い内容だった。
    話を読む中でわかってくる、人々の神話や非科学的なモノを信じる力が失われた結果による妖精界の変化、ミーガンが狙われる理由、ミーガン・妖精猫・パック・アッシュの冒険には、驚かされるものばかりだった。

    アメコメっぽい言い回しは否めないけど、それを差し引いても、すごく面白かった思う...続きを読む
  • フェアリー・プリンセス 夢迷宮への片道切符 上
    シャイクスピア『夏の夜の夢』をベースに、不思議の国のアリス・ピーターパンなどの古典ファンタジーの要素やフェアリーテールを織り交ぜて、ラブロマンスを盛り込んだ「いいところ取り」の作品。
    それなりに面白いファンタジーですが、上巻の展開はイマイチ。
    主人公の本格的な冒険、成長がはじまることを願って、下巻に...続きを読む
  • フェアリー・プリンセス 夢迷宮への片道切符 下
    映画や漫画のように、映像が浮かびやすい小説です。
    シェイクスピアがモチーフなので、読んだことない人はこれをきっかけに、古典を読むのもいいかもしれませんね。
    決闘するパックというのは、ちょっとドキドキしちゃいましたが、アッシュ王子優勢か・・・
    戦いの場面が多いのですが、若い人にはこれぐらいのアクション...続きを読む
  • フェアリー・プリンセス 夢迷宮への片道切符 上
    ≪内容覚書≫
    地味で目立たない女子高生のミーガンが迎えた16歳の誕生日。
    それは、不思議な物語の始まりだった。

    妖精に連れ去られた弟を取り戻すため、
    幼馴染だったロビンとともに、
    ミーガンは妖精の世界≪エバーエバー≫へと旅立つ。


    ≪感想≫
    ハーレクイン、というより、
    児童文学とラノベの間のイメ...続きを読む
  • フェアリー・プリンセス 夢迷宮への片道切符 下
    ≪内容覚書≫
    弟を探して、≪夏の王国≫から≪冬の王国≫を目指すミーガン。
    お供は、妖精パックに冬の王国王子アッシュ、そして妖精猫。
    しかし、そこに、新たな妖精が現れて…。

    妖精界の大ピンチに、ミーガンはどう立ち向かうのか。
    そして、弟を取り戻し、無事に家族の元に帰れるのか。


    ≪感想≫
    ミーガン...続きを読む
  • フェアリー・プリンセス 夢迷宮への片道切符 下
    上巻に引き続き、どんどんのめり込んでいく感じ。
    物語のテンポは非常によくて、ただ最後の段階は少し物足りないかな?
    メインストーリーはきっちり完結したのだけど、え?これで小説終わり・・・?と、もっとその後というか、アッシュとどうなったのか?とか
    グリマルキンとの契約は伏線じゃなかったの??とか、疑問が...続きを読む
  • フェアリー・プリンセス 夢迷宮への片道切符 上
    妖精が登場するファンタジー小説。
    シェイクスピアを織り交ぜた物語で、知っている人はより楽しめるかも。
    出てくる妖精の王族たちがみな非現実的な美しさで、それに対する表現が多少大げさすぎるかな・・・というのが気になったけれど、
    読み進めていくうちに、敵対する国の王子との心のふれあいにとても興味が湧きたつ...続きを読む
  • フェアリー・プリンセス 夢迷宮への片道切符 下
    おもしろかった。
    が、これってシリーズものだったのねっ!
    一応ひと段落はついたけど全然終わらんかった~!
    がーん。
    下巻で妖精界をめぐる問題も、パックとアッシュの問題も
    ミーガンの力のことももろもろ全部まとめて解決~っと期待して
    読んでいたので、ちょっと肩すかし。
    いろいろ問題山積なままじゃ~。
    ...続きを読む