宮崎真紀のレビュー一覧
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とても考え込まれた上質なアドベンチャーファンタジー。
強かった者が強さをなくして別の力を得ていく過程が、弱々しくもあり力強さも感じる。
この次の巻が最終の物語になるんだと思うけど、まだ出てないみたい。
気になる。。。Posted by ブクログ -
アルゼンチンに行く飛行機の中で読んだ。ブエノスアイレスの地名や電車の駅等は全く頭に入って来なかったが、アルゼンチンという地球の裏側にある国のイメージが全く湧かなかった中、人間はどこでも同じだなと読んで思った。物語は普通に面白く、あっという間に読めた。たまには小説もいいなPosted by ブクログ
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アルゼンチンの作家による、アルゼンチンを舞台にしたミステリ小説。
というだけで新鮮味があるが、衰えたるかつての世界先進国の首都であるブエノスアイレスの空気感が、小説に重厚な味わいを加えている。
そして、アルゼンチンって自然豊かな農業国でもあるんだよね。
その側面も、終盤に小説に広がりをもたらしている...続きを読むPosted by ブクログ -
イレーナシリーズ2作目。
自分の魔力をコントロールできるよう、魔術を学ぶため故郷へ帰るイレーナ。
家族との再会や新たな仲間との出会い、新たな脅威との戦いなど、目まぐるしく物語が進みます。
相変わらず暴走ぎみのイレーナさん。
周りに心配ばかりかけています。
どうやらとてつもない力を持っているようで...続きを読むPosted by ブクログ -
名前がね、ごっちゃになって、味方が敵かわからなくなる。
が、そんなことは些細なことで、物語は大いに進み、色々な変化が起きて、読み応えあり。
無敵だったイレーナやヴァレクがどんどん弱体化しつつ、別の力を身につけていくのも1つ面白いところ。
あっちもこっちも敵だらけだけど、どう突破していくのか、続きも楽...続きを読むPosted by ブクログ -
第一シリーズ完結からずっと心待ちにしてた第四巻。
・・・だが少し拍子抜け。
大きく変わったところとしては、主観がイレーナだけでなく他の人物も加わったところ。
話がイクシアとシティアで同時進行するため、イレーナだけの物語にできないのも分かるが、作者/訳者の描き方に引き込まれている中、急に主観が変わっ...続きを読むPosted by ブクログ -
最初に比べ物語が複雑になったせいか洋書の翻訳感が強くなってる気がして読みづらさもあり、かつイレーナの自分勝手さにちょっとうんざりしたけど、後半は物語も勢いづいて一気読み。最後は丸く収まってよかったなぁ、と思う。
ヴァレクがどこまでいっても素敵でした。
2018.4.22Posted by ブクログ -
一気読み。
物語が少し複雑になったのとカタカナ沢山でややこしくかんじたけど、物語の楽しさは相変わらず。ただ、新しく出てきたキャラの魅力は1巻より落ちて、それだけに1巻から出てきたみんなが出てきたときは嬉しかったです!
2018.4.14Posted by ブクログ -
イレーナが刺客に襲われ、魔法が使えなくなる事態に。
今回はヴァレクのやんちゃな過去が明らかになったり、ヴァレクがイレーナに傾いたせいで最高司令官が拗ねてたり。
みんなそれぞれ忙しすぎて、二人の甘いシーンとか平和な一面はほとんどありません。終わりはないという言葉がもう、そしてイレーナのフラグが最後の一...続きを読むPosted by ブクログ -
‹内容紹介より›
死刑宣告を受けながらも生き延びたイレーナは、故郷シティあに14年ぶりに戻ってきた。両親は涙ながらに娘を迎えるも、兄を始めとする他の者たちは、敵対国で育ったイレーナをあからさまに嫌悪し、密偵に違いないと疑う。またも四面楚歌となったイレーナに、さらなる機器と試練がー明らかになる14年前...続きを読むPosted by ブクログ -
イレーナ3部作の完結編。って事でいいんだよね?
「毒味師イレーナ」の頃とは、ずいぶん変わってたくましくなった。
ちゃんとしたファンタジー小説、久しぶりに読んだ気がします。Posted by ブクログ -
ハヤカワミステリって初めて読んだけど、パッと取った割にはアタリで良かったです。というのも作者はチリでは絶大な人気のある人だそうで。恋愛のシーンで、この縦長のデザインだと、ええ歳してハーレクイン読んでるとと思われたらどうしましょ症候群でビビりつつ装丁に助けられつつ。南米への憧れ、さらに東ドイツやら、そ...続きを読むPosted by ブクログ
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三部作、楽しく読ませていただきました。
今回はうまくいかないことばかりで展開にイライラさせられ、最後あと数十ページなのに全然解決していないじゃん!と焦りましたが、終わってみれば大団円。相変わらず等身大のイレーナ(最後は無敵)に、人間臭い周りの人たち… 面白かった!
キキは安定の可愛さ&賢さ。Posted by ブクログ -
面白いのは面白いのだけど、1冊目よりは若干魅力が低いような…1冊目がよすぎたのか。
イレーナ、一人で何でもやっちゃう性格はしょうがないにしてもさすがに無鉄砲すぎて。アイリス心労すごいんだろうな。でもこーゆーほっとけない子って周りが助けちゃうのよね。
アーリとジェンコのお兄ちゃん感相変わらず素敵~...続きを読むPosted by ブクログ -
三部作の完結編。イレーナがさらに成長して、ソウルファインダーの力も会得し、もう敵なしなのでは。原作では続きがあるようですが、この後も是非翻訳してほしいです。Posted by ブクログ
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「毒味師イレーナ(POISON STUDY)」、
「イレーナの帰還(MAGIC STUDY)」に続く第三弾
「最果てのイレーナ(FIRE STUDY)」。
訳者あとがきにあるように、今回のイレーナにはダヴィーアンのダニや≪編み機≫など新たな敵が現れるが、さらに己の『力への欲望』も一つの敵のように感じ...続きを読むPosted by ブクログ -
イクシアからシティアに帰ってきたイレーナによる、またまた波乱万丈な日々のお話。
指輪物語+アバターといった世界観は変わらず、イレーナの家族や、《物語の紡ぎ手》などの新キャラも登場。
ヴァレク(男)のツンデレぶりには「はいはい。」と食傷気味なところがあるが、作者が女性ということで納得。女性読者は目を...続きを読むPosted by ブクログ -
イレーナはどこに行くのだろうか。
どこまででも行くのだろうな。
伏線の張り方と回収が見事。
しかしこの続編ってまさかラブ路線に行かないよね……?Posted by ブクログ -
前作から一変、今回は暑い国を舞台に、しかも魔術が中心となってイレーナの冒険が繰り広げられる。
イレーナの成長物語でもあるが、前作に続いてイレーナのキャラがしっかりぶれずに描かれているので読んでて違和感なく楽しめる。
ひどい目にあいながらもどこかユーモラスなキャラ、今回はそれに”馬”も加わってより明る...続きを読むPosted by ブクログ -
シリーズ三部作の最終話だから読み応えもあるし相変わらずヴァレクはかっこいいのに残念と思ったら、続編の三部作があるとのこと。
楽しみです。Posted by ブクログ