宮崎真紀のレビュー一覧

  • 終焉の日

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    ある誘拐事件に関して口を割らないケチな情報屋を執拗なまでに拷問し、命の危険にまで追い込んだ悪徳警官セサルは塀の中に収監されていた。セサルを刑務所送りにしたのは弁護士のマリアだ。フランコ軍事政権下にはびこっていた強欲な警官に違いないと、被害者の弁護を請け負ったマリアは、セサルの非人道的な行いを徹底的に裁判で攻撃し勝利した。その結果としてマリアは名声を得て、セサルは自由を奪われた。

     それっきりで二人の接点は途切れるはずだった。しかし、いまマリアは刑務所にいるセサルに会いに来ていた。私はとんでもない過ちを犯してしまったのかもしれない、という疑念が頭から離れなかった。果たしてセサルが執拗に聞き出

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    2020年10月10日
  • イレーナ、闇の先へ

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    とても考え込まれた上質なアドベンチャーファンタジー。
    強かった者が強さをなくして別の力を得ていく過程が、弱々しくもあり力強さも感じる。
    この次の巻が最終の物語になるんだと思うけど、まだ出てないみたい。
    気になる。。。

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    2019年05月19日
  • ブエノスアイレスに消えた

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    アルゼンチンに行く飛行機の中で読んだ。ブエノスアイレスの地名や電車の駅等は全く頭に入って来なかったが、アルゼンチンという地球の裏側にある国のイメージが全く湧かなかった中、人間はどこでも同じだなと読んで思った。物語は普通に面白く、あっという間に読めた。たまには小説もいいな

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    2019年03月27日
  • ブエノスアイレスに消えた

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    アルゼンチンの作家による、アルゼンチンを舞台にしたミステリ小説。
    というだけで新鮮味があるが、衰えたるかつての世界先進国の首都であるブエノスアイレスの空気感が、小説に重厚な味わいを加えている。
    そして、アルゼンチンって自然豊かな農業国でもあるんだよね。
    その側面も、終盤に小説に広がりをもたらしている。

    ミステリとしての出来も上々。
    何より、時間の経過の描き方が巧い。

    主人公の娘が失踪し、直後の混乱と喧騒が、まずひと塊りとして展開される。
    その後の10年近い時の流れがあり、事件を取り巻く人々は変わっていく。
    時間の経過に翻弄される、主人公自身の感情。
    そしてそこに、別の一家の暗黒の歴史が覆い

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    2019年01月06日
  • イレーナの帰還

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    イレーナシリーズ2作目。

    自分の魔力をコントロールできるよう、魔術を学ぶため故郷へ帰るイレーナ。
    家族との再会や新たな仲間との出会い、新たな脅威との戦いなど、目まぐるしく物語が進みます。

    相変わらず暴走ぎみのイレーナさん。
    周りに心配ばかりかけています。
    どうやらとてつもない力を持っているようで、
    なんとか切り抜けてはいくのだけど、
    それにしてもいつもピンチでひやひやします。

    今作ではキキというお馬さんと心でお話しをする場面がありますが、
    キキが可愛くて!
    キキとの会話が入ると、とってもほっこりします。

    今後のイレーナの成長が楽しみ。
    次作も読まなくては。

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    2018年10月19日
  • イレーナ、闇の先へ

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    名前がね、ごっちゃになって、味方が敵かわからなくなる。
    が、そんなことは些細なことで、物語は大いに進み、色々な変化が起きて、読み応えあり。
    無敵だったイレーナやヴァレクがどんどん弱体化しつつ、別の力を身につけていくのも1つ面白いところ。
    あっちもこっちも敵だらけだけど、どう突破していくのか、続きも楽しみです。

    2018.8.31

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    2018年08月31日
  • イレーナ、失われた力

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    第一シリーズ完結からずっと心待ちにしてた第四巻。
    ・・・だが少し拍子抜け。

    大きく変わったところとしては、主観がイレーナだけでなく他の人物も加わったところ。
    話がイクシアとシティアで同時進行するため、イレーナだけの物語にできないのも分かるが、作者/訳者の描き方に引き込まれている中、急に主観が変わって少し気持ちが冷めてしまう。

    この作品に関しては次巻への布石となっているのかと予想しているので、次巻を読んでからでないと評価が難しい。

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    2018年05月15日
  • 最果てのイレーナ

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    最初に比べ物語が複雑になったせいか洋書の翻訳感が強くなってる気がして読みづらさもあり、かつイレーナの自分勝手さにちょっとうんざりしたけど、後半は物語も勢いづいて一気読み。最後は丸く収まってよかったなぁ、と思う。

    ヴァレクがどこまでいっても素敵でした。

    2018.4.22

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    2018年04月23日
  • イレーナの帰還

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    一気読み。
    物語が少し複雑になったのとカタカナ沢山でややこしくかんじたけど、物語の楽しさは相変わらず。ただ、新しく出てきたキャラの魅力は1巻より落ちて、それだけに1巻から出てきたみんなが出てきたときは嬉しかったです!

    2018.4.14

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    2018年04月14日
  • イレーナ、失われた力

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    ネタバレ

    イレーナが刺客に襲われ、魔法が使えなくなる事態に。
    今回はヴァレクのやんちゃな過去が明らかになったり、ヴァレクがイレーナに傾いたせいで最高司令官が拗ねてたり。
    みんなそれぞれ忙しすぎて、二人の甘いシーンとか平和な一面はほとんどありません。終わりはないという言葉がもう、そしてイレーナのフラグが最後の一言で回収されました。早く幸せになってほしいです。二人も両国も。

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    2018年03月24日
  • イレーナの帰還

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    ‹内容紹介より›
    死刑宣告を受けながらも生き延びたイレーナは、故郷シティあに14年ぶりに戻ってきた。両親は涙ながらに娘を迎えるも、兄を始めとする他の者たちは、敵対国で育ったイレーナをあからさまに嫌悪し、密偵に違いないと疑う。またも四面楚歌となったイレーナに、さらなる機器と試練がー明らかになる14年前の真実と、2つの国に蠢く陰謀、そしてイレーナが生まれ持つ宿命とは?見逃せない、第2章。

    ーーー
    一作目と比べると、少しストーリーに難しいところが出てきた印象もあります。
    「霊魂の探し人」とはなんなのか、魔力とはどういうものなのか、など物語の根っこになりそうなところで、スルスル読めない所もありました

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    2017年07月20日
  • 最果てのイレーナ

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    イレーナ3部作の完結編。って事でいいんだよね?
    「毒味師イレーナ」の頃とは、ずいぶん変わってたくましくなった。
    ちゃんとしたファンタジー小説、久しぶりに読んだ気がします。

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    2017年05月24日
  • ネルーダ事件

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    ハヤカワミステリって初めて読んだけど、パッと取った割にはアタリで良かったです。というのも作者はチリでは絶大な人気のある人だそうで。恋愛のシーンで、この縦長のデザインだと、ええ歳してハーレクイン読んでるとと思われたらどうしましょ症候群でビビりつつ装丁に助けられつつ。南米への憧れ、さらに東ドイツやら、そして革命のくだり・・・少し隔たりありながらも楽しく読みました。ッス。

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    2017年02月15日
  • 最果てのイレーナ

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    三部作、楽しく読ませていただきました。

    今回はうまくいかないことばかりで展開にイライラさせられ、最後あと数十ページなのに全然解決していないじゃん!と焦りましたが、終わってみれば大団円。相変わらず等身大のイレーナ(最後は無敵)に、人間臭い周りの人たち… 面白かった!

    キキは安定の可愛さ&賢さ。

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    2017年01月05日
  • イレーナの帰還

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    ネタバレ

    面白いのは面白いのだけど、1冊目よりは若干魅力が低いような…1冊目がよすぎたのか。

    イレーナ、一人で何でもやっちゃう性格はしょうがないにしてもさすがに無鉄砲すぎて。アイリス心労すごいんだろうな。でもこーゆーほっとけない子って周りが助けちゃうのよね。

    アーリとジェンコのお兄ちゃん感相変わらず素敵~
    それに引き換えリーフのがっかり感… 足引っ張りすぎてて。ほんとめんどくさい。でも実際の兄妹ってこんな感なのかもっていうリアルさはあった。

    今回ヴァレクはイチャイチャ要員か。すっとあらわれてイチャイチャしてすっとさってく。隠密技術が役にたったね!ピンチにもすっとあらわれて力を貸してすっと消える。タ

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    2016年12月27日
  • 最果てのイレーナ

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    三部作の完結編。イレーナがさらに成長して、ソウルファインダーの力も会得し、もう敵なしなのでは。原作では続きがあるようですが、この後も是非翻訳してほしいです。

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    2016年12月23日
  • 最果てのイレーナ

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    「毒味師イレーナ(POISON STUDY)」、
    「イレーナの帰還(MAGIC STUDY)」に続く第三弾
    「最果てのイレーナ(FIRE STUDY)」。
    訳者あとがきにあるように、今回のイレーナにはダヴィーアンのダニや≪編み機≫など新たな敵が現れるが、さらに己の『力への欲望』も一つの敵のように感じる。

    原題の「FIRE STUDY」は腑に落ちるのだが、邦題の「最果てのイレーナ」はどうもいただけない。「炎のイレーナ」だと直接すぎるか?

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    2016年12月21日
  • イレーナの帰還

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    イクシアからシティアに帰ってきたイレーナによる、またまた波乱万丈な日々のお話。
    指輪物語+アバターといった世界観は変わらず、イレーナの家族や、《物語の紡ぎ手》などの新キャラも登場。

    ヴァレク(男)のツンデレぶりには「はいはい。」と食傷気味なところがあるが、作者が女性ということで納得。女性読者は目をきらきらさせているのかも。

    続きもますます楽しみだ。

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    2016年12月07日
  • 最果てのイレーナ

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     イレーナはどこに行くのだろうか。
     どこまででも行くのだろうな。

     伏線の張り方と回収が見事。
     しかしこの続編ってまさかラブ路線に行かないよね……?

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    2016年10月30日
  • イレーナの帰還

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    ネタバレ

    前作から一変、今回は暑い国を舞台に、しかも魔術が中心となってイレーナの冒険が繰り広げられる。
    イレーナの成長物語でもあるが、前作に続いてイレーナのキャラがしっかりぶれずに描かれているので読んでて違和感なく楽しめる。
    ひどい目にあいながらもどこかユーモラスなキャラ、今回はそれに”馬”も加わってより明るくなり、その一方で実は意外と陰惨な話もさほどそれを感じさせない。

    世界観がしっかりしているうえに、多彩なキャラ、様々な思惑が錯綜して読み応えがあって、これが3作で終わるのは残念。これだけの世界観を構築しているのだから、ハリポタなみにシリーズ化すればいいのに。
    とりあえず次回作でどのように終わるのか

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    2016年10月20日