宮崎真紀のレビュー一覧

  • 最果てのイレーナ
    あー終わってしまった…
    イレーナの成長と冒険と恋愛と絆。
    ハラハラしたりそわそわしたり驚かされたり。満足感で満たされました。

    キキかわいい……。
  • イレーナの帰還
     毒見師イレーナに続く2巻。
     1巻に比べるとべらぼうに面白いと思うのは、ごく単純に恋愛要素が薄いからのような気がする……。

     過酷な運命の中、ヒロインのイレーナが見る世界というのは、なんというか、すごいなぁと。
     そして無事に3巻も翻訳されるそうで嬉しい。
     3巻を読み終わったら再読するんだ。
  • イレーナの帰還
    今回は、シティアが舞台。故郷に帰り、家族と再会し、自分の魔術を制御するために養成所へと行く道でまた一波乱。主人公は前回ほどひどい目には合ってない、はず、痛そうだけど。成長が著しく、危機的状況に陥るたびに新しい力が手に入るのでイレーナ最強ですね。出会いも沢山あり、ムーンマンがなかなかヴァレク並にいいキ...続きを読む
  • ブエノスアイレスに消えた
    どこぞの出版社のキャッチコピーで、面白い作品は国境を越える。みたいなんがあったけど、まさしくそれかも。
    シリーズなるなら退場してほしくないキャラもいたけど。
  • ブエノスアイレスに消えた
    犯人が自らの痕跡を巧妙に隠すやり方は、『死のドレスを花婿に』を思い起こさせる。アルゼンチンはアメリカに比べて異常者や変質者は統計的に少ないという刑事の主張にはちょっと笑い。さりげない伏線が後からよく効いた。。
  • ブエノスアイレスに消えた
    アルゼンチンミステリ?おやまあ珍しい、明るいラテンものかしら?という予想は見事にはずれ、ちょっとダークな、そして繊細な物語だった。この分厚さをものともしないリーダビリティで、中盤以降はまさに一気読み。おもしろいじゃないか!

    四歳の娘がシッターと共に失踪するという出だしだが、誘拐もののパターン通りに...続きを読む
  • 宙の地図 (下)
    殺戮と逃亡、その中で芽生えはぐくまれた愛、
    征服の末の隷従、蹂躙と絶望
    ・・・からの伏線回収で大団円(?)
    それまでの長さからすると、タネ明かしになるパートは
    あっさりしているように見えるが
    カバーの絵を見直せば、この物語が誰のためのものだったか
    何に向けたメッセージか分かる。
    何が起ころうとも、ど...続きを読む
  • 凍てついたハート テキサスの恋
    友人に偽の恋人役を頼まれるけど実はヒロインが恋してるのはその友達の兄。ヒーローはダイアナのヒーローらしく鬼畜だけど本当は過去に心にも体にも傷を持った人。ヒロインの環境はもうかわいそうの一言・・・。母親が酔って言った言葉なんてひどずぎて思わずホロリ。傷を抱えた二人が幸せになるのはほんとによかった~と思...続きを読む
  • 宙の地図 (下)
    「時の地図」の続編。今回もH.G.ウェルズが活躍する。その他にもいろいろなSF映画や小説の小ネタがこっそりばらまかれていて楽しい。ただし「時の地図」を読んでない人は絶対に読んじゃダメ。
    読後の爽快感は前作より落ちるかな?でも関係なさそうな伏線がしっかり最後は解決されていて上巻を読み返したりしてしまっ...続きを読む
  • 宙の地図 (下)
    飛行物体から現れた三本足の戦闘マシンによりロンドンは壊滅状態に。下水道に逃げ込んだH・G・ウエルズらはそこで意外な事実を知ることに。
    相変わらずの絶妙な語り口と超展開の連続にページを繰る手が止まらない。やりつくされた感もあるラストだが、序盤からの違和感が解消されていく怒涛の展開は見事。
  • 宙の地図 (上)
    1898年、小説『宇宙戦争』を発表して大好評を得たH.G.ウエルズは自然史博物館の奥深くに眠る”火星人”の遺体に遭遇する。一方その70年前、南氷洋で船は氷に閉ざされた南極探検船では奇妙な飛行物体に乗って現われた怪物との死闘が繰り広げられていた……。
    前作『時の地図』同様に実在の人物、事件と虚構が入り...続きを読む
  • フェアリー・プリンセス 夢迷宮への片道切符 下
    話題なので乗っかって読んでみた。
    女の子が好きな要素がこれでもかと詰まってますね。続刊でどんな展開になるのか楽しみ。
  • 凍てついたハート テキサスの恋
    「テキサスの恋」シリーズ。ブーンとキーリー。
    獣医助手ヒロイン(19歳)はずっとシンクレア家長男ヒーロー(牧場主)に恋してきたが相手にされず、互いの誤解と秘密のせいで惹かれ合っているのに…。
    他にもヒロインは母親に苛められる日々。父親とその悪仲間に脅かされたり、大変な目に合う。本当に可哀相。ヒロイン...続きを読む
  • フェアリー・プリンセス 夢迷宮への片道切符 下
    セクシーな敵国の王子様アッシュとやんちゃなボディーガードの妖精パックの2人の美少年に取り合いされながら、しっかり守ってもらうミーガンの冒険物語。

    "本当の名前"やら"雪の国"やら、どこかで聞いた言葉が多いの作品だけあって、それなりに読んでいて面白かったです。

    パックは助かったのか、ミーガンとアッ...続きを読む
  • フェアリー・プリンセス 夢迷宮への片道切符 上
    人気の海外産児童小説はかなり拒否反応が出ていたけどこれはそんなことなくサクサク読み勧められた。
    内容は家庭的にちょっとアレで学校で馬鹿にされる冴えない女の子は実は異世界で重要人物でしたー。という在り来りなもの。
    紹介に「現代版不思議の国のアリス」とあったけどあまりそういうイメージは受けなかったなぁ・...続きを読む
  • フェアリー・プリンセス 夢迷宮への片道切符 下
    テンポよくさくさく話は進んで気持ち良いくらいですが、終盤はあっけないというか、物足らないというか、あれここで終わるの、こんな終わり方なんだ。と拍子抜け。
    ですが訳者のあとがきには「今後の展開が……」とあるので、続編が出るらしい。
    下巻に収まりきらなかった部分は、次作で明らかになっていくのでしょう。
    ...続きを読む
  • フェアリー・プリンセス 夢迷宮への片道切符 上
    妖精の国が舞台のファンタジー。
    ハーレクインということで、甘い恋愛がからんでくるのかと思いきや、普通のファンタジーでサクサク読めました。
    まだ上巻しか読んでいないので、下巻でどう展開していくのか楽しみ。
  • フェアリー・プリンセス 夢迷宮への片道切符 上
    プレゼント当たった~!わーい嬉しい♪
    23日までにレビューせよ、ということなのでとりあえず上巻。

    なんか面白そうと思って応募したんだが、来たのがハーレクイン社の
    文庫だったのでちょっとびっくり。
    ハーレクインは恋愛ものばっかと思ってたんだが、こーゆーファンタジー系もあったのだなあ。
    まあ、最初から...続きを読む
  • フェアリー・プリンセス 夢迷宮への片道切符 下
    上下巻合わせての感想。とにかく展開ががんがん進みます。なにしろファンタジー世界の住人達が基本的に理不尽で、理由とか葛藤とかそういうのは別にないのです。めまぐるしい展開、めまぐるしい感情の変化。派手で楽しくはあるのですが、何故?とか、この人は?など、いちいち疑問を差し挟んでいると読んでいて置き去りにさ...続きを読む
  • フェアリー・プリンセス 夢迷宮への片道切符 上
    上下巻ということで合わせて感想失礼します。
    ハーレクイン文庫は初めて読みましたが、ティーンズ向けの翻訳本はいくつか読んだことがありました。
    その全てに共通することですが、取りあえず「理由」や「根拠」といったものが邦本よりもずっと少なく、「事実」と「キャラクター」が先行します。
    その点を横に置いて読む...続きを読む