おばあちゃん、青い自転車で世界に出逢う

おばあちゃん、青い自転車で世界に出逢う

1,584円 (税込)

7pt

3.7

あなたの宝物にそっと気づかせてくれる物語。

《今の世界に、この物語が現れたことには間違いなく大きな意味がある。悲しみ、辛さ、不条理を潜り抜けた人間はやがて太陽のように光り輝き、優しさの化身となる。そんなマルおばあちゃんに出会えた喜びに、涙が何度も溢れ落ちた。》――漫画家・随筆家 ヤマザキマリさん
メキシコのオアハカで手作り菓子「アルファホール」を売りながら、つましく暮らしている天涯孤独のマルおばあちゃん、90歳。ある日、遙か昔に家を出てしまった息子がすでにこの世にいないこと、そして彼には一人息子がいたことを知る。マルおばあちゃんは、自分の「人生の環」を閉じるべく、おんぼろの青い自転車でまだ見ぬ孫に会うために、450キロの旅に出る……。
マルおばあちゃんの叡智に溢れる言葉と無欲で自由な生き方が、「知らないうちにあなたの手のなかにあった宝物」にそっと気づかせてくれる。人生に迷える人に贈る、スペインから来た哲学小説。

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 海外文学
  • 出版社
    小学館
  • ページ数
    208ページ
  • 電子版発売日
    2021年02月22日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
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おばあちゃん、青い自転車で世界に出逢う のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    私が面白いと思う人が面白いと言った本は私にも面白い、という法則の通り、面白かった。離れ離れになった息子の死と孫の存在を知り、名前も居場所もわからない孫に会いにいくため、愛用の青い自転車に乗って見知らぬ土地へ出かけるマルおばあちゃん。旅の途中で出会った人との会話やおばあちゃんの独り言などが、ジーンと沁

    0
    2021年10月03日

    Posted by ブクログ

    哲学や自己啓発要素が強く「またか」と思う部分もあるがそれでも、とても素晴らしい本だった。
    少なくとも私にはとても深く心地よく沁みた。
    ヤマザキマリさんが帯に書いている通りだと思った。

    おそらくこの物語で書かれている内容は 山のようにある他の哲学書や自己啓発本と同じこと。
    でも本書は過去や人を赦し

    0
    2022年02月22日

    Posted by ブクログ

    おばあちゃん、青い自転車で世界に出逢うを読みました。
    90歳のおばあちゃんが孫を探して450キロの旅に出る話ですが、旅の途中で色々な人にであいます。
    自己啓発のような内容です。
    人生を一度振り返り先に進むにも一度読んでみても良い本ですね

    0
    2021年12月21日

    Posted by ブクログ

    最初は意味がわかんなくてつまらなかったけど、アニメシャツの少年の話から一気に引き込まれた。
    スペイン人の本は初めて読んだ気がする。

    結構今の自分にグッとくる話が多くて、個人的には背中を押された感じがする。

    メキシコが舞台だから読もうと思ったけど、オアハカからベラクルスに自転車で行こうと思えるまる

    0
    2023年02月15日

    Posted by ブクログ

    哲学的
    文字を知らないはずのおばあちゃんの知識が識字文化上のもの。他にもあまりにも偶然が重なり過ぎるなど共感できなかった。あくまで空想的な物語という感じ。ファンタジーなら良いけど、もう少し現実感のあった方がすんなり心に落ちるのではと思ったのです。

    0
    2021年06月02日

    Posted by ブクログ

    お仕着せでない教訓。心地よい意識の拡大。

    タイトルの通り、おばあちゃんが自転車で旅をする話。訳者のスキルは高く、旅情や世界観を決して壊さないよう丁寧にローカライズが施されている。作者ガブリ・ローデナスを女性だと思い込んでいたが、さにあらず。
    今(2021年5月中旬)だいぶ疲弊している人、何かを抱え

    0
    2021年05月20日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ


    かつては孤児だったおばあちゃんが15年前に死んでいた息子の子供、自身の孫を探す旅に出る話
    ご都合主義な偶然が起きすぎることが気にならなければ楽しめる。

    おばあちゃんの人生相談本だと思うと、各章で様々な立場の人に対する学びが得られた。

    読み終わって考えると
    これはもしやおばあちゃんの皮を被った凄

    0
    2021年07月23日

おばあちゃん、青い自転車で世界に出逢う の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 海外文学
  • 出版社
    小学館
  • ページ数
    208ページ
  • 電子版発売日
    2021年02月22日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

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