あらすじ
『拝啓、子爵さま』■子爵の称号を持つイヴリンは、6年前に過ちを犯した。親友の妹であるラヴデイと、情熱に任せて関係を持ってしまったのだ。身分差のある二人が結ばれるはずもなく、以来、ラヴデイたち兄妹とは絶縁状態にある。そんなある日、親友から手紙が送られてきた。
『すれ違いの求婚劇』■シャーロットはパーティ会場でキスをしている男女に遭遇するが、その男性が亡き婚約者に瓜二つで息をのむ。彼こそ長らくイングランドを離れていた、亡き婚約者の双子の弟ジェームズだった。なぜか敵意をむきだしにしてくるジェームズに、彼女は困惑するが……。
『仮面舞踏会の魔法』■シルヴィーとウェストは昔なじみで、双方の親から結婚を期待されている。ウェストは魅力的だし大切な存在だが、シルヴィーは周囲に決められた縁談ではなく、本物の愛にめぐりあいたいと思っていた。そのため、長年向けられてきた彼の熱い視線には気づかず……。
『君にすべてを捧ぐ』■中尉ブライアンは幼なじみの戦死を知らされた。その妻オードラも幼なじみで、ブライアンはひそかに彼女を10代の頃から愛していた。駆けつけた葬儀の席で、夫の遺した借金のせいで途方に暮れるオードラを見て、ブライアンは彼女を守るためにある決意をする。
*本書に収録されている『拝啓、子爵さま』、『君にすべてを捧ぐ』は、既に配信されている作品と同作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
4編の短編集。
とにかく人死率が高い…。しかも自死まで。
『拝啓、子爵様』
身分差はそのまま、ヒーローの気持ちだけ変わって復縁。モヤる。
『すれ違いの求婚劇』
急転直下、27p。短っ! 真相が分かった途端、
…いや、そこは苦悩するとこでしょ!
『仮面舞踏会の魔法』
漫画版のほうが好み。原作は一晩過ごす。そりゃ相手が分からないはずない(笑)
『君にすべてを捧ぐ』
誠実で高潔なヒーロー。でも亡き夫がクズすぎる…。
短編らしくサクサク読めるが、読後に残ったのは、「人、死ぬなぁ…」でした。